大地の恵み|おいしいタマネギが届きました

たのしい教育研究所を家族全員で応援してくれているHさんファミリーから
「きゆな先生、今年もおいしいのが収穫できたよ」
と、ダンボールいっぱいに入ったタマネギが届きました。

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この方たちのつくる作物はネギも人参もタマネギも、甘味があって美味しいのです。

スタッフみんなで分けたら、あっという間になくなって、残ったのはこれくらいです。

研究所に来ていただけた方にはお分けします。

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いろいろな方たちのその支えを、
子ども達や先生達、いろいろな方たちへの
たのかし活動にかえて、学力問題にも全力投球
たのしい教育研究所です

たのしい運動会|ロボットの格好で走るとどうなるかという実験!

「たのしく賢く」をテーマに小学校で授業を依頼されているので、下見と打ち合わせを兼ねて、研究所のメンバーとでかけていきました。

たのかし小

研究所とやりとりをしてくれている教頭先生は、古くから知っていて、たのしい教育を自らも実践している方です。今朝も一時間目に、わたしがつくった「たのしい国語プラン〈国語辞典をたのしもう〉」の授業を3年生でしてきたよ、という話をしてくれました。

くゆとりと実力とを備えた教頭先生です。

校長室から出迎えてくれた方を見てびっくり、以前同じ学校でお世話になった方でした。
女性の管理職としてかなりお世話になった方です。
10年前とまったく変わらない姿に、しばらく時が止まった感じでした。

管理職お二人が知り合いというのもめずらしいことで、下見、打ち合わせをおいて、話に花がさきました。校長先生(その頃は教頭先生)が、その頃のエピソードをいろいろ話してくれて、

「きゆな先生が、運動会の時に、ロボットの様な服を着て走って、みんなをびっくりさせてたのよ」
と笑いながら語り、同席していた方たちがみんな驚いていました。

速いチームが勝つというのがリレー競走で、その頃の小学校の保護者の方たちは、すごくグレードの高いメンバーが揃っていました。お母さんたちも鍛えている方が多いのです。

私が職員に提案して、その年から職員メンバーは仮装でも良い、ということになりました。

その時以来、いろいろなバリエーションが出てきたのですけど、最初のその年、わたしがロボット状態で走ったのです。

色とか顔の部分は違いますけど、全体としてはこんなイメージです。

E-AL-bouka
どの地区、どのチームがもっとも速いのかを期待してみている観客は、こういう人が立っていても、まさか走るとは思っていないようでした。

さて、いよいよリレーが始まりました。

バトンを受け取るのも一苦労でしたけど、走るのも一苦労。
ヘルメットと顔面を覆う硬質プラスチックがカクカクいってたいへん。

ところが、観客が大いに盛り上がりました。
先生達も一位をとるのは諦めていて、もりあがっていました。

もっとも喜んでくれたのが、おじいちゃん、おばあちゃんたちです。

終わったら体をぽんぽん叩きながら
「にーさん、どこの人ねぇ〜(お兄さん、どこの誰?)」
とたくさんの人に問いかけられました。

運動会でPTAのリレーがある皆さん。
提案して、いろいろなコスチュームで走ってみてはいかがでしょう?

 

たのしさはテクニックではなく生き方です
「たのしく賢く」=たのかしプロジェクト展開中の
「たのしい教育研究所」です

 

 

(連絡)1月のたのしい教育Cafeは13日(水)ではなく 31日の「さくらの季節の講座」となります!

たのしい教育Cafeをたのしみにしている皆さん
1月は定例の第二水曜日ではなく、1月31日(日)の「桜の季節のたのしい教育体験講座」とセットになります。
13日(水)だと思っての申し込みが幾つか届いています。
これから申し込みをする方は、お手数かけますが、31日のスケジュール調整をお願いします。

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一緒にたのしく賢く学力をたかめる方法を実践的に学びましょう!

自分の子の学力を高める方法はあるのか? あります。

たのしい教育研究所には、自分の子どもの学力を高めたい、という相談がけっこう届いています。

これまで、学力を高めることについて、このサイトにいくつも書いてきましたが、今回は「親の立場としてできること」
について書かせていただきたいと思います。

学力向上
親が子どもにできることはいくつもあります。
その幾つかを書いてみます。

 ・短期で達成できる目標を設定する
 ・自分の達成度を自分で測定できる様にする
 ・問題を解くスピードの目安を設定して、その時間で解く
 ・解けない問題をいつまでも考えない
…4分と決めて、それで解けないなら解答を見て解けるようにする
などなど

研究所に相談に来ていただければ90分程度で実践トレーニングを受けていただけます。

ところで、そういうテクニックをいくつも伝えても、失敗してしまうことがあります。
そういうテクニックの上位に位置する大切なことがあるからです。

 それは何だと思いますか?
考えてみてください。

 

「静かな環境を準備してあげること」でしょうか。
「おかねをたくさんかけてあげること」でしょうか。

いいえ、そういうことではありません。

 

「子どもの味方でいる」
ということです。

 「わたしは子どものためにやっているのだから子どもの味方です」と簡単に考えている保護者の方たちがたくさんいます。
こんなにたくさんお金を使っているのだし、こんなにたくさん時間を使っているのだし、当然子どもの味方です、という様に。

学力向上2

しかし、どれだけお金をかけても、どれだけ時間をかけても、子どもの敵に回ってしまう人たちはたくさんいます。

敵から差し出されたものは、どんなに素晴らしいものでも、プラスのものとして受け取る人はいません。

子どもが課題から逃げている時、子どもが家庭での学習の時間を過ぎても帰宅しない時、子どもの成績が落ちてきた時、そんな時でも味方でいることができますか?

怒るくらい普通でしょう、という考え方もあります。

味方でいれば、怒っていても大丈夫です。
しかし自分の感情をぶつけて子どもの敵に回ってしまうことがたくさんあるのです。

ただし、自分が「子どもの味方だ」と思っているかどうかで判断してはいけませんよ。
子どもがあなたを「自分の味方だ」と思ってくれているかどうかです。

子どもの味方という気持ちでいても、結果として自分の子どもをコントロールしようという動きをしてしまうことも多いのです。

子どもはそういうことにとても敏感です。

「子どもの味方でいる勇気」は、いろいろなテクニックのベースになくてはならないとても大切なものです。

「子どもの学力を高める」という場合でも、なくてはならないものなのです。

教育のプロである教師にも、クラスの子ども達の敵に回って、動きがとれなくなってしまう人が多く居ます。
教師の場合にはもっと深刻な状況が生まれます。
教師も、子どもの味方でいられるかどうかが勝負です。

機会があればまたこのテーマで書かせて頂きます。

 

幸せに向かう学力向上がたのしい教育研究所のテーマです