〈たのしいブックレビュー〉の記事が届きました。大人気の内容で、たのしみにしている皆さんもきっと多いと思います。
「おおかみの おなかの なかで」
おおかみのおなかの中に入ったら、どうなってしまうんでしょう・・・
******************************************
『おおかみのおなかのなかで』
マック・バーネット 作 なかがわちろ 訳
徳間書店 1870円
******************************************
ねずみが森でオオカミと出会いました。
どうなるのかとおもったら、すぐにぱくっと食べられてしまいます。
いくらなんでも、いきなりの展開、驚いてしまいますね。
でも当然お話はここからです。
おおかみのおなかの中には先に食べられた〈あひるさん〉が住んでいて
「ようこそ わがやへ!
食べられたけど、
どうってこと ないし」
さらに
「ここは、住みごこちがとってもいいから、外の世界にはもどりたくない」
というんです。
あひるの陽気な様子に笑えます。
食べたいものはおおかみに飲み込んでもらってそれを食べればいいし、襲われる心配もないから安全で、二人いるから退屈もしません。
おおかみのおなかの中は、快適なのです。
そんな幸せな生活を送っていたある日、おおかみの前に狩人がやってきました、さぁたいへん。
おおかみが狩人にやられたら、あひるもねずみも困ってしまいます。
二人がとった行動がなんともおもしろくてたのしいですよ。
どうなってしまうのでしょう・・・
ぜひ手にとって読んでみてくださいね。
たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!