懐かしいヨナグニウマに出逢う

 ある小学校に勤めていたときに与那国島からプレゼントされた〈ヨナグニウマ〉を飼っていたことがあります。本当の話です。
 ヨナグニウマ(与那国馬)はポニーの系統で小さなかわいい馬です。

 外来の馬種とほとんど交雑することなく残って来た「日本在来馬」の一つです。

 “与作”と命名し子ども達と一緒にたのしく飼育し、たのしく遊んでいたのですけど、ある日、ある先生が与作に乗って〈落馬・骨折・入院〉するという展開となり、残念なことに与那国島に送り返されていくこととなりました。
 与作は人見知りはありましたが、優しい馬で、私がそばで手綱を持っていれば子どもたちが乗っても、ゆっくり歩いてくれました。
 落馬の様子を聞くと、突然、与作に乗った様で、与作がびっくりしたのでしょう。与作に落ち度があるとは思えなかったのですけど…

 たのしい教育研究所を立ち上げて授業した離島の一つに〈与那国島〉があります。沖縄の西の果ての島で台湾まで約100キロくらいの位置にあります。これまで何度も授業をしに出かけて行きました。

 これが日本最果ての地〈与那国島〉の夕日です。※全て私が撮ったものです

 有名な立神岩も絶景でした。

  もちろん行くたびに毎回、与作の仲間たちを見に行きました。広い牧草地に放牧されています。

 ある日、そのヨナグニウマを、研究所の近くで偶然見つけました。
 花や昆虫を探して川沿いを歩いている時です。

 懐かしくてしばらく眺めていました。
 
 近くに行っても怯える様子は見えません。今度美味しい草を持って行ってあげようと思います。
 自然の中を歩いていると、いろいろな出会いがあります。
 みなさんも、少し仕事を早めに切り上げて、公園や草原などを歩いてみませんか。

みなさんも〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ ここをクリックするだけで全国の人気ブログに一票入り、いろんな人が目を通してくれる可能性がたかまります!

たのしい教育に対する評価/保護者の皆さんからのアンケート

 たのしい教育研究所が以前授業した学校の保護者の皆さんからのアンケート集計が届きました。「たのしい教育研究所」を招いて実   施した親子行事に対する評価です。

 


 こういう様にいくつかの評価を載せていくと〈いい評価だけ載せているのではないか〉という様に疑問を持つ方たちもいると思います。実際、そういう様な見せ方はいたるところで目にしますから、無理もありません。

 しかし〈たのしい教育研究所〉で書くものについて、そういう誇張はありません。

 

 一般に学年行事を組む時には、いろいろなアイディアが出てきます。

・スポーツ的なものが子どもたちと触れ合うのには良いのではないか

・ボランティア活動で地域社会に貢献できるものがよいのではないか
・フィールドワークで海や山での楽しみ方がよいのではないか
・植樹など思い出になる〈もの〉を残せる行事が良いのではないか
・何らかの講習会がよいのではないか
・老人ホームなどに出かけて行って触れ合いをテーマにしたらどうか
                   etc.

 今回の授業を組む際にも研究所のスタッフに「〈野外活動的な学年行事をやりたい〉という意見も多くて、いろいろ悩んでいるところです」というお話しがあった様です。

 たのしい教育研究所ではアウト・ドアのワークもありますから、それはそれで対応可能だったのですけど、学年の役員のみなさんのいろいろな話し合いの結果「今回は〈たのしい教育研究所〉の授業を実施して子どもたち、保護者のみなさんの評価を仰ごう」ということになったようです。

 いろいろな意見をまとめて〈今回はこうしよう〉と決断して実行に移す役員の皆さんの努力は並の力では足りませんし、実際に企画実行した後、保護者の方たちから〈あれがよかったのに〉〈こうすればよかったのに〉というクレームがたくさんくると、努力が苦しみに変わることにもなります。

 以前勤めていた学校の、ある学年行事で、行事の最中に保護者からクレームがいくつも出て、対応にとても困ったと耳にしたことがあります。
 行事の企画推進は大きな実験の一つですから大変なのです。

 先ほども具体的に触れた様に、結果として、たのしい教育研究所を招いて下さった行事に関しては、90パーセント以上の皆さんから支持されています。

 今回学年義用事を主催し、研究所と何度も交渉を重ねてくださったAさんが、その集計をまとめて下さっています。

 それによると今回もやはり圧倒的多数の皆さんが、今回の〈たのしい教育研究所〉の行事を支持して下さっていることがわかります。先にあげた感想・評価の声は、つまり参加者のほとんどの声だと考えて下さって結構です。

 この集計の中には「野外活動的なものを是非」とがんばったみなさんもたくさん入っていることでしょう。
 その中で体育館での授業を実施した結果、もともとの意見から変わって「今回のたのしい教育研究所の授業を受けて良かった」と満足してくださっているのです。

 まだ夏の勢いのある頃でしたから、体育館はけっこう暑くて、汗を書きながらの授業でした。決して過ごしやすい環境ではありませんでしたが、それでも圧倒的な数のみなさんの支持を受けたことに、主催者の皆さんと一緒に喜んでいます。

 おかげさまで〈たのしい教育〉は着実に支持してくださる方たちを増やしています。
 たのしい教育研究所の授業を企画してくださった方がもっとも喜んでくれるという現象も、法則的な事実ですから、これを読んで下さっている皆さんの中で一人でも、たのしい教育研究所の講演・授業などを企画してくだされば幸いです。
 ただし、たのしい教育研究所は忙しい状況ですから、必ずお受けできるということは約束できませんが、複数の日程の選択肢を提示していただけると、実施の可能性は高まります。

 ここをクリックすることで確実に〈たのしい教育〉を広める活動に一票投じることができます⇨みなさんも〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ ここをクリックするだけで全国の人気ブログに一票入り、教育に関心のある人が目を通してくれる可能性がたかまります!

たのしい教育Cafeは毎回大満足! 参加者の方からの声

 月に一度、たのしい教育研究所が開催しているオープン企画〈たのしい教育Cafe〉は毎回大入りの状況で、今回も満席となりました。参加者の皆さんから満足の声が届いています。それらをまとめると〈大満足!〉という言葉に集約されます。
 何人かの評価・感想をメモしてみます

☆ぼーっとするヒマもないほど夢中になって参加していました
☆予想を立てているうちに〈何が作用しているのか〉がわかってきて嬉しかったです。面白い
☆〈わくわく読み語り〉で紹介してもらう本は、毎回欲しくなります
☆今日の10円玉の実験は、もっともっといろいろなもので試してみたくなりました
☆プリンタ・インクであんなにきれいに染まるなんて…、今まで高い染料を使ってきたのに、それよりよいくらいでびっくりしました
☆ホウオウボクの実、でっかい。今度とりに活きたいです。毎回毎回大満足です!

 

 これは昨年の冬に作ったクリスマス用のものづくりです。
 紙コップと画鋲で1つ5分くらいで完成します。
 中の光はろうそくではなくLEDライトです。
 このものづくりも大ヒットして、いろいろなところに拡がっていきました。

 たのしい教育に興味関心のある教育関係の皆さん、チャンスがあればぜひご参加ください。レストランで食事をとるくらいの費用で、得るものはたくさんの笑顔です。
みなさんも〈たのしい教育〉を一緒に広げませんか ➡︎ このリンクをクリック

沖縄のセミの季節の終わりの頃 野山へセミの鳴き声を聞きにいきませんか クロイワツクツク

 子どもの頃はじめて触れたクマゼミの力強い脚力に驚いたことを今でもはっきり覚えています。

アブラゼミにどうして〈油〉とついているのか、その疑問を持ちながら何匹も採取したこともありました。

 

 クマゼミやアブラゼミがけたたましく鳴く夏の頃の賑やかさは過ぎて、秋の季節、そろそろセミの声も聞こえなくなるかもしれないと、研究所近くのダム湖に行って来ました。

 すぐにクロイワツクツクを見つけました。


 セミたちは声で居場所がはっきりするのでとても探しやすい生き物です。

   鳴き声⇨こちら

 

 

 生き物たちだけでなく、自然の中を歩くというだけで、とても気持ちがよいものです。

 蚊や日焼けの対策をして、深い草むらには入らないようにして、ぜひ皆さんもたのしんでみてください。みなさんも〈たのしい教育〉を一緒に広げませんか ➡︎ このリンクをクリック