〈たのしい教育研究所〉たくさんの花が届き、スタッフ二人が3つの花鉢にかざりつけてくれました。かなり豪華です。
花火の様な花もいっぱいです。
名前が分からないのですけど、ご存知の方は教えていただけると嬉しいです。
一週間くらいは来てくれる皆さんをたのしませてくれると思います。
たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔と賢さ〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます。ぜひ知り合いの先生たちにもおすすめください!
〈たのしい教育研究所〉たくさんの花が届き、スタッフ二人が3つの花鉢にかざりつけてくれました。かなり豪華です。
花火の様な花もいっぱいです。
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地理が苦手な方たちが多い中、地理の好きな私がたのしんでいる方法 を紹介中です。研究所にたまたま置かれていた〈ダージリン・ティー〉をきっかけにしばらく〈地理〉をたのしんでみましょう。
書き始めた①が好評でいろいろな反響も届いています。
スタッフが〈いっきゅう先生、ここにもダージリンティーがありますよ〉と別なダージリンティーを入れてくれました。
ダージリンティーを味わいながら、続きを書いてみます。
みなさんの家や学校に〈ダージリンティー〉があったら、ぜひ味わいながら続きを読んでいただけたらと思います。
※
テントを背負っていろいろなところにキャンプに行く中で地図をみることも多いので、家にはたくさんの地図帳が置かれています。今ではインターネットでピンポイントでその場所の地図が表示されますが、まずは〈地図〉を開くところからはじめましょう。
もちろん地図帳で見なくてもいいのですけど、地図帳で探す時間は、ピンポイントでパソコンに地名を打ち込んで探すより、いろいろなものごとが頭に入ってきて、たのしめるのです。
それはちょうど、本屋さんで定員さんに書名を伝えて持ってきてもらうのではなく、自分で書棚をうろうろしながら探していくのと似ています。「あ、こっちにこういう本もあるのか」とか「へぇ、ふしぎなタイトルの本だな」とか「他にも似た本がずいぶんたくさんあるんだな」など、いろいろなことを味わいながらたどり着くたのしさです。
では地図帳を開いてみましょう…社会科の地図帳でもOKです。
わたしはそもそも〈ダージリン〉がどこにあるのか分かりませんから、地図帳の索引(さくいん:たいてい後ろ側のページにあります)からその地名を探すことになります。
なれないうちは時間がかかると思います。
でもその時間も、人々が暮らしている土地と関わり深いものたちですから、ゆっくり読みながら探すとよいですよ。
ありました。
ダージリン・・・Darjeeling 118(ページ) 27.03N 88.16E
ダージリンは〈Darjeeling〉と書くのですね。進行形の〈ing〉になっているというのはおもしろいですね。
地図帳で探すときには ページに続く 北緯や東経の数字が重要になってきます。
ダージリンで言えば〈27.03N〉〈88.16E〉という数字です。
Nが北緯、Eが東経を表していて
〈27.03N〉⇐北緯27.03度 〈88.16E〉⇐東経88.16度です。
北緯27.03度 とは〈赤道から北極側に27.03行ったところ〉
東経88.16度 とは〈イギリスのグリニッジ天文台を通る経線を0度として東に88.16度いったところ〉という意味です。
では118ページを開きましょう。
インド、そしてヒマラヤ山脈が描かれたページです。
こういう広々としたところで〈ダージリン〉という地名を探すのは、以前はやった〈ウォーリーをさがせ〉より大変です。
そこでさっきの緯度・経度 の数字が重要になってきます。
地図の上と下、右と左に小さく数字が記されているはずです。
上下にあるのが経度(グリニッジ天文台からどれだけ東あるいは西に位置しているか)、横にあるのが緯度(赤道からどれだけ北あるいは南にあるのか)です。
描かれた北緯、東経の数字をたよりに〈27.03N〉〈88.16E〉あたりを見当つけて探してみましょう…
これもなれるまでけっこう時間がかかると思います。
でも〈ウォーリーを探せ〉よりは早く見つかると思いますよ。
ありました。
この丸のあたりです。
大きくしてみましょう。
画像の解像度の関係で読みづらいと思いますけど、ペンの先、蛍光ペンで色付けした部分が〈ダージリン〉です。
画像的に文字は読みにくいと思いすまけど、ダージリンはインドの右(東)側、山脈の麓(ふもと)あたりです。右に少しいくとブータンという国です。
こういうところで〈茶葉〉を育てているのですね。
地図帳で確認した段階でいくつか〈予想〉を立ててみましょう。
ここが肝心です。
もちろん、いくつか知識を持っている人も、わたしの様に知識をほとんど持たない人も、それぞれでたのしく予想を立ててみるのです。
予想① ダージリンでお茶を作っているところってどういう場所なんでしょう?
a.建物もけっこう見えるのかな?
⇨ いくつもある or ほとんどない
どうしてそう思いましたか?
b. 地図を見ると山のふもとに位置しています。どういう場所暑中見舞-で茶葉をそだてているのでしょう?
⇨けわしい山の斜面で育てている
⇨平らなところをみつけて、そこで育てている
⇨なだらかな斜面で育てている
どうしてそう思いましたか?
予想② ダージリンの茶葉を育てているところから遠くを見るとどういう眺めなのだろう?
a.〈山〉は?
⇨すぐ近くに高い山がみえる
⇨.遠くに高い山が見える
b.〈海〉は?
⇨見えるだろう
⇨見えないだろう
予想③ ダージリンの人々ってどういう身なり、かっこうをしているのだろう?
予想④ ダージリンの人々はどういう食事をとっているのだろう?
自分でも他にいろいろな予想を立ててみたくなりませんか?
ワンチャンが好きな人は〈ダージンリには犬がいるのかな? どんな犬なのかな?〉とか いろいろ。
予想を立てたところで、いよいよパソコンに向かいます。
たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔と賢さ〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます。ぜひ学校の先生たちにもおすすめください
今年はじめの〈たのしい教育Cafe〉は今週開催です。毎回とてもたのしい会です。学校の先生、地域でいろいろな教育に関わっている方、自分の子ども達や親類の子ども達にたのしい教育をしたいと思っている方など、〈たのしい教育〉に興味関心のある皆さんなら歓迎します。
担当のM先生からの案内を掲載します。
新年おめでとうございます。
心新たに今年の目標を考えているところでしょうか。忙しい中に『ワクワク』を見つけて、1日1日大切に過ごしていきたいですね。さてさて、先週はたのcaféクリスマススペシャルでした。時間も忘れるほどゲームやものづくりで盛り上がりました^ ^今年のたのcaféも一緒に楽しみましょう。1月のたのcaféメニュー(予定)①たのしい授業プラン いっきゅう先生②たのしいものづくり A 先生③たのしいゲーム K 先生④新年の抱負 A 先生⑤わくわく読み語り S 先生⑥うまくいったコーナー★プラス 自由発表※その他に発表したい方はどしどし連絡いただけると嬉しいです^_^講師の皆さんよろしくお願いします。
今回は〈地理をたのしく〉をテーマに書いてみます。〈地理〉を苦手とする人たちがたくさんいます。かくいう私も小学校、中学校、高校、大学を通じてずっと嫌いなジャンルでした。
大阪には親類がいたので中学の頃から行っていて、関西あたりまでの地理感覚はそれなりにあって、北海道が日本の北の果てであることも知っていたのですけど、たとえば「〈東京と名古屋〉のどっちが〈沖縄から遠いのか〉」ということには無関心で、直接行くようになってから「そうなのか、名古屋が沖縄に近いのね」と確認したくらいです。
こういう私が、小学校でも中学校でも高校でも同じ様に〈山〉の名前や〈川〉の名前、〈平野〉の名前を覚えさせられた上に「山の名前とは別に〈山地・山脈〉の名前も覚えなさい」と言われた時の徒労感はかなりのものがありました。
教員採用試験の問題を解く機会も多いので今では苦労はありませんが、「地理が苦手です」という先生たちの言葉を聞くと、あの頃の自分のやりきれない気持ちを思い出し同情してしまいます。
地理的なものに親しみを感じる様になったのは明らかにテントを背負ってキャンプする様になってから、そして映画のたのしさを味わうようになってからです。
〈白神山地〉に分け入って清水のせせらぎを聞きながら珈琲をたてる
〈木曽山脈〉をぬけて〈飛騨山脈〉の〈上高地〉にテントをはる
そういう経験は土の香りや植物の美しさ、山なみの流れ、街ゆく人々の表情とともに頭に焼きついていきます。そういう中で教科書には出てこない〈飛騨山脈〉すら苦もなく覚えてしまいます。
その場所に行かなくてはたのしめないのが地理なのでしょうか?
いいえ。
映画はいろいろなことをたのしまませてくれます。
〈You’ve gut mail 〉でニューヨークの街並みをみる
〈エンドレス・サマー〉で世界の海をみる
そんな中で、ニューヨークのスターバックスの外装、ゼイバーズというスーパーの品揃えまでなんとなく頭に入ってくることもあります。
以前〈たのしい教育メールマガジン〉で「行ったことの無い街並みを歩く」をテーマに書き、好評を得たのですけど、今回は少し手を変えて〈行ったことの無い場所をたのしむ方法〉を紹介しましょう。それがつまり〈たのしい地理〉につながるのです。
人々の営みを支えているいろいろな場所を興味深く学ぶ方法はいくらもあります。
※
きっかけはなんでもよいのです。
たとえばたのしい教育研究所にある紅茶。
〈ダージリンティー〉
香り高く味わい深い紅茶です。
珈琲も紅茶もそれが採れた地名が銘柄になることがほとんど。
ダージリンという場所でとれた茶葉で作ったのがダージリンティーです。
ではダージリンってどこでしょう?
わたしには〈ダージリン〉という言葉をめぐる地理感覚はありません。
みなさんはご存知でしょうか。
これから少しダージリンについて見ていきましょう。
どういう世界、どういう人々の暮らしがみえてくるでしょうか。たくさんの人たちの〈学ぶ笑顔〉を育てる活動に賛同してくださる方は、このリンクをクリックすることで活動を後押しできます