アウトドアワーク&アウトドアノマドをたのしむ

 たのしい教育メールマガジンのはじめは〈たのしい教育研究所の今日この頃〉という章があります。そこでは研究所の一週間のトピックを短く紹介しているのですけど、最新号で「アウトドアワーク・ノマドワーク」のことを少し紹介したところ、すぐにいくつもの反響が届きました。

 こういう文章です。

アウトドア・ワークの研究はじまる
 ノマドというのは〈遊牧民〉を指す言葉です。

 今ではオフィスを持たず喫茶店などで仕事をする人たちのことも示す言葉になっています。

 私が教師を辞めてフリーの教育者になり研究所を立ち上げ た頃そのノマドワークにとても憧れて、wifiの利用できる喫茶店やホテルのロビーなどで仕事をしていました。
 生活の安定した公務員生活を捨てたわけですから教育者として食べていけるのかすらわかりません。しかし〈希望〉以外のものは取るに足らないものでした。
 
 前回のメルマガで少しだけ触れましたが今〈アウトドアオフィス〉の構想が胸にいっぱい湧き上がっています。なかなかオフィスにできる様な気に入りの車は見つかりませんけど、見つからなくてもアウトドア・ワークは可能です。

 

 今週のメルマガはさっそく海辺で綴りはじめました。

  2/24の講座〈別れと出会いの春もたのしい教育〉でたのしめる授業プランづくりの構想もアウトでサッと出来上がりました。科学的なものが苦手な先生たちも子ども達も一緒にたのしめるプランになると思います。

 
 アウトドアワーク&ノマドワークは難しくありません。ほんの少しの勇気があればOKです。

 興味がある方が一定数いる様でしたら、もう少し具体的に、その楽しみ方を書いてみようと思います。もっと知りたい方はおたよりください。

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たのしい〈ヨガ〉のバリエーション

 たのしいキッズヨガを沖縄市の〈出前児童館〉で本格的に取り入れることになりました。子どもたちのたのしい笑顔にますます拍車がかかっています。
 どうして〈たのしい教育研究所〉で「ヨガ」を取り上げているのか、いくつか質問が届いていますから、少しヨガについて書かせていただきます。

 これは一般の方たちがよくみるヨガのポーズです。
 子どもたちは深く呼吸しながら心と身体を整えています。

 ヨガというのはともと古代インドのサンスクリット語で〈つながり〉を意味する言葉で、「心と身体とをつなげ整える」〈心と身体の調子をととのえる技法〉として残されてきたと考えても、それほど間違いはないでしょう。
 巷には〈宇宙と一体になる〉など宗教的なヨガも広まっていますけど、たのしい教育研究所では本来の「心と身体の調子をととのえるもの」としてのヨガをとりあげています。

 私いっきゅうは、カウンセリングを学ぶ過程で「瞑想」も深く学んで来ました。また仮説実験授業でお世話になった新潟の心円さんは時宗の住職でしたから座禅と瞑想との関わりについてもたくさん教えていただきました。
〈キッズヨガ〉で取り入れている呼吸法は、まさに瞑想のそれです。つまりヨガは瞑想(メディテーション)にかなり近いところにあるエクササイズですから自然と気持ちが落ち着いていきます。

 講師のA先生はスポーツジムなどでも指導するプロフェッショナルで、たのしい教育に共感してくださっている応援団の一人ですから、具体的な流れについて具体的にお話しを進めながらプログラムを組んでいくことができます。

 私いっきゅう自身が驚いたのは、A先生の持つヨガのバリエーションの豊かさです。
「子ども達が身体をのびのび動かし周りの人たちと触れ合うエクスサイズを交えた〈たのしさ優先〉のプログラムを組んでもらいたい」という私の要望を取り入れて予想以上のレベルで「たのしいキッズヨガ」のプログラムを仕上げてくれました。

 呼吸を整えてあとは立ち上がってのエクササイズに入ります。

 これは必然的に仲間とつながっていくエクササイズです。

 小さな子ども達もはじめはスタッフの手をかりながら、上手に身体をコントロールできる様になります。

 
 これは水平バランス。
 スタッフも一緒にレッスンを受けています。

 何より大切なのは子ども達が〈気持ちを落ち着ける〉こと〈仲間と触れ合うこと〉そして〈自分の身体のバランスを整えること〉を心からたのしんでくれることです。

 参加してくれた子ども達には毎回必ず〈出前児童館の評価・感想〉を書いてもらっています。これは自分の気持ちを真剣に綴っている男の子の様子です。
 ものづくりやゲームなどと同じ様に〈キッズヨガ〉も大好評です。

 子どもだけでなく大人も十分たのしめる内容です、保護者のみなさんもぜひご参加ください。
 沖縄市限定ですけど、興味関心の高い方はボランティア参加としてたのしんでいただくことも可能ですから、遠慮なくお問い合わせください。

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仲間の活躍をみるのはたのしい

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の名前となっている「たのしい」とは何か?
 人それぞれ〈たのしさ〉は違うものもあるでしょう、しかし「たのしければ何でもいい」なんてことはありません。〈いじめるのがたのしい〉なんていわれてもそれは「たのしい教育」が目指しているものの対極です。

 たのしい教育研究所の追求している「たのしさ」は〈自分のたのしさと賢さ〉と〈周りの人たちのたのしさと賢さ〉が一体になったものです。

 それはどういうものでしょう?
 いくつもあります。
 私いっきゅうのたのしさの一つは〈周りの人たちの活躍や成長をみること〉です。
 これまでの記事(たとえばこちら)でも紹介しましたがRIDEには若手から私より年上の人まで笑顔でたのしく活躍している人たちがたくさんいます。

 たとえばこの講座の1シーンの中にも、どんどん力を伸ばしてきた研究所の仲間が、たのしく明るく〈皿回し〉の方法を伝授している様子が写っています。


 研究所の仲間たちが、たのしく笑顔で生き生きとしているからでしょう「ボランティアで講座の手伝いをさせてもらえませんか」という嬉しい申し出がいくつも届きます。

 ボランティアで参加した方たちからも、また力ある人たちが出てきて、たのしい教育がどんどん広がってくれることがとてもたのしみです。

 ところで、人気ものなので何度も紹介してきましたが、RIDE(ライド)にはア~ルというねこがいます。
 ア~ルはこんなに小さな頃から研究所でみんなと一緒に活動してきました、これは半年ほど前のア~ルです。

 もちろん教材づくりはできません。
 道具を探したり、それを持ってくることもできません。
 しかし一緒に参加したい気持ちは満々ですから、何かおもしろいことをしていると感じたら、こうです。するともちろん教材づくりの準備どころか、実験のさまたげになってしまったりすることもあります。

 ところがア~ルには、RIDE(ライド)の誰にも負けない力があります。

 みんなを和(なご)ませる力です。

 実際、ア~ルがいると仲間たちの笑顔がいつもより増えて、笑いがいつもより高まります。

 ア~ルもRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の中で、たのしい教育の力をどんどん高めてきたひとりで、その力の伸びはダントツといってもよいかもしれません。

 仲間たちが力を伸ばしていくことで〈たのしい教育〉がどんどん広がっていきますから、それは当然嬉しいことですけど、そのことを置いても、仲間たちが明るくたのしく元気な方向に伸びていく姿を見ることは、それ自体がとてもたのしいことです。

 きっとそれは家族の中でもそうでしょう。
 クラスの中でもそうだと思います。

 ますます元気にたのしく活動をすすめていきたいと考えています。

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出前児童館 充実メニューで大好評 キッズヨガ&ものづくり&アクションゲーム&読み語り/こども達の笑顔の向きに

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )は連日大忙しの日々です。RIDEが大忙しだということは、笑顔と賢さが増えていくということですから、とても嬉しいことです。

 こどもの国での授業が終わるとすぐ〈出前児童館〉が始まりました。
 2月のスタートは胡屋公民館から始まります。さっそく20名近くの子ども、保護者の方たちが参加してくれました。

 これは集まりはじめた子ども達と一緒に「ぼうたおさん」をしているところです。

 低学年から高学年まで、みんなでスキンシップしながらの「キッズヨガ」も大好評です。

 

 
これは犬のポーズ!

 トンネルくぐりもたのしみました。

 お兄さんと一緒にたのしみたいのだけれど、小さくて危ないので、少し離れたところで見学している女の子もいます。
 優しいお兄さんは、休憩時間にいろいろ語りかけていました。
 ほのぼのする光景です。

 メインメニューの「ふしぎスクリーン」は、手品の様なものづくりです。
 色のない枠だけの絵を引っ張ると色のついた絵が現れます。
 これも大人気でした。

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の出前児童館は月に5日間だけです。
 この記事がアップされる水曜日は登川公民館、木曜日は比屋根公民館、金曜日は松本公民館、翌週月曜日は知花公民館です。
 全部無料でたのしめます。
 保護者のみなさんも、一緒にたのしんでもらえます。
 今日も二人の保護者の方が子ども達とたのしんでいました。
 気軽にご参加ください➡︎詳しくはこちら

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