ご挨拶 新しい年度もたのしい日々を歩いていきます

 カレンダーでは4月が始まったのに心地よい肌寒さの沖縄です。新しい年度も〈たのしい教育〉に没頭する日々が続いています。

 教師を早期退職して何年目の春を迎えたのでしょう。
 春が重なるごとに充実した活動を実感しています。
 それは幸せ以外の何ものでもありません。

 

 研究所で学んだ先生たちの活躍もめだってきました。
 表立った活躍をしていない様に見える人たちも、とても素敵な教師生活をしていることが伝わってきます。
 「◯◯先生がわたしの目標です」「何か困った時に◯◯先生のところにいくんです」という様に、RIDEの卒業生の嬉しい噂はいくつも耳にしてきました。周りの先生たちに慕われる先生であるということはきっと子ども達からも慕われていることでしょう。 

 

 もちろんRIDEで学んだことがあるから全てうまくいくということはありません。
 しかし〈子ども達の笑顔と賢さを求める〉という点が揺らがなければRIDEはいくらでも支援できますし、実際、いろいろな困難をたのしい教育で乗り越えて来た方たちからのメールがいくつも届きます。

 ゆっくりとした足取りは強く意識したあゆみです。
 今年度も仲間たちとたのしく笑顔で〈たのしい教育〉を広めていきたいと考えています。
 たのしい教育は面白おかしい教育でも奇をてらったものでもありません。
 その内容の本質に触れる感動を目指した教育です。
 年に数回の講座や月一回の「たのしい教育cafe」の他、時間的に可能な時には他からの要請にもこたえて講座や講演を実施していく予定です。
 興味のある方はぜひご参加ください。
 新しい方にも満足してもらえることはRIDEのこれまでの活動の実験事実ですから、気軽に参加していただければと思っています。

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たのしい管理職ワークショップ-校長編-の様子

 RIDE(ライド)には管理職の方たちも相談もやって来ます。以前から「管理職として受講できるまとまったコースが欲しい」という要望があったので、合格特訓の間隙をぬってLEAPカウンセリングを融合させた新しいタイプの4回コースを開催しています。

講師は私いっきゅう。
「いっきゅう先生って校長先生してたの?」
 という声が聞こえてきそうですけど、もちろん校長・教頭の経験はありません。

 しかしそれを経験していないからスーパーバイズできないというのは幻想です。
 たとえば管理職試験を受けたことがない私の管理職試験特訓の合格率は100パーセントです。
 そしてRIDEは着実に伸びている組織で私はそのトップですから、いわゆる管理職としての動きは十分経験しています。
 しかもRIDE(ライド)に相談に来る方たちは文科省・教育委員会では学べないものを求めているわけですから、校長経験の有無は問題になりません。

 これは〈こども達と仲良くなる〉をテーマにした内容の一コマ、〈ニュートンのゆりかご〉を使った実験です。
 とてももりあがりました。
 校長室にこれを置いて一緒に実験するだけで子ども達のたくさんの笑顔と賢さを体感することになるでしょう。

 こういうたのしい教材についても学びながら、教師集団をどのようにリードしていくか学んでいきます。

 今回利用したのは〈月刊たのしい授業〉に掲載された大阪の西村寿雄先生の「管理職もたのしく」です。
 とても生き生きした内容です。
 〈教頭編〉の中から少し紹介しましょう。抜粋なので一部わたしが編集してあります。


  教頭の仕事の内容を大きくふり分けると〈管理〉と〈指導〉と少しばかりの〈事務〉になってしまう。

 このうち〈管理〉という仕事は何も自分がしなくてもよい。
 それぞれの人が責任を持ってやってくれるので,時々,気がついたとき「ここのところをちょっと頼みます」と言えばよいだけのことで、実質的に時間をとることはほとんどない。
 日常的な〈事務処理〉に要する時間は平均して1日に1時間もない。年度当初や年度末になると少しばかり事務量が増えるが4月と3月を除けばそんなに机に座ることもない。あいた時間は教頭の裁量で自由に使える。

 こういうサラリと書いた文章も、ふつうの管理職の方たちからするとびっくりする内容だと思います。

 私のメールマガジンの読者の方は学校の管理職の方たちもいます。そうでない方たちにも読んでもらえる内容がたくさんあるので、今度紹介しようと考えているところです。

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