今回も〈たのしい自由研究〉のすすめです。先日、話合いがあって遠くまで行った帰りに夕焼けをみることができました、バック青に左からオレンジ色がせりだしていく美しい眺めでした。
少し右に顔を向けるとマングローブが目に入ります。
マングローブは不思議な植物です。
私たちの周りにある花や野菜に海水をかけて育てることはできません、枯れてしまいます。
だいぶ前、恩納村の学校にいた頃に実験したことがあります、水道水をかけたプランターの花は生き生きとしていたのに、海水をかけたプランターの花は1日でしおれてしまいました。
木は草花より強いとはいえ海水をかけ続けると枯れてしまいます。
なぜか?
根の中の水分より海水の方が濃いので、根の水分が海水のある外側に吸い出されて干からびていくからです。
なのにどうして海水につかっているマングローブは枯れないの?
海水をろ過して真水に近い状態にする機能があるからです。
ここで「なるほどね~」と納得しておわる人もいるのですけど、「ではどうしてコンブとかヒトエグサ(アーサ/アオサ)は枯れないのか」と気になる人もいるでしょう。
興味のある方は自由研究してみてください。
大きなヒントは「生物は海中で誕生し、陸上で住めるように進化していった」ということです。
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