たのしい教育には元気がいっぱいつまっています

 教師にはたくさんの困難が押し寄せてきます。社会が成熟していく中で、人々の欲求も高まりますし、子ども達もかけがえのない〈自分〉というものを大切にし、意に沿わないことは避け、自分の求めていることを追求します。
 わずか数十年前には、親同士で決めた相手と結婚していた時代があったのだということなど、今の子ども達には信じられないことでしょう。

 子ども達や保護者、社会の欲求を満たし、教育の成果を高めていけるものは「たのしい教育」であるというのがRIDEの考え方です。そしてそれは教師にとって、とても〈たのしいもの〉なのです。

 毎週〈たのしい教育メールマガジン〉を発行しています。
 最新号の表紙をご覧ください。


 授業の章の「簡単工作プラン」はこういうはじまりです。

 サブタイトルに〈面積の大きさを線にして体感する〉と書きましたが、学年末のテストなどが終わった時に10分程度あればたのしめる授業で、ハガキサイズの厚紙があればOKです。 

 「たのしい教育研究所の日々」では、毎回人気のア~ルも登場しています。新しく、算数のたのしい図形プランの研究をすすめているところにア~ルがやってきて、足を伸ばし背中を預けててくつろいでいるシーンです。ア~ルの姿は癒されると好評です。


 たのしい教育メールマガジンはたのしい教育の通信教材といえる位置付けです。興味のある方は、お申し込みください。スマホやパソコンなどで読むことができます。年間購読費9600円で基本毎週水曜日にPDFで送っています。

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子ども達が荒れている状態・学級崩壊を教育相談やカウンセリングで解決できると考えていると・・・

 文科省も県教育庁も「カウンセリングを積極的に導入すれば、登校拒否やいじめ、学級崩壊といった問題も解決に向かう」と予想し、かなりの予算をつけて〈全ての教職員にカウンセリング研修会を実施する〉という力技を行使しました、20年くらい前のことだったと思います。
 それが沖縄県という地域限定的なものだったのか分からないのですけど、カウンセリングを強力に推し進めるという態勢は日本全体としての取り組みになっていました。
 私自身、その以前からカウンセリングの必要性を感じて、アドラー心理学を学び続けていたので、その後起こった日本全体としての取り組みに「この実験はうまくいくのだろうか」と予想を立ててみていたことをハッキリと覚えています。
 その後、それぞれの学校に教育相談担当が位置づけられ、資格をもった外部からのカウンセラーも配属されて現在に至ります。

 さて私たちの税金をたくさん導入した取り組みは成功したと言えるでしょうか。

〈日本 いじめ 統計〉というキーで検索してみましょう、文科省の統計をプロットしたこのグラフをご覧ください。

 小学校でみると2008年あたりの6~7倍まで増加しています。

 https://www.nippon.com/ja/features/h00324/

不登校はどうでしょう。
日本全体の児童数はどんどん減少している中で不登校の子の人数は上昇し、2017年度で過去最多となっています。

https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018102700002_2

 

 カウンセラーとしてこれまで〈クラスが荒れている〉〈子どもが教室に入らない〉という相談を初めとして、数え切れないほどの教育相談、カウンセリング、スーパーバイズをこなしてきました、眠れない日々の中でも子ども達のためにと全力を尽くすその姿に、私が情熱を傾けている〈教育〉を担う人たちの素晴らしさを感じながら。

 しかし、ものごとはがんばればよいというものではありません。がんばったせいで状況が悪くなったり、ホンの少しの工夫でよくなったりするのです。

 たとえば「荒れたクラスの状況を教育相談的なアプローチで解決できる」と考えている先生たちがたくさんいます。

 しかしカウンセリング的なアプローチで収束する荒れはほとんどないといってよいでしょう。

 どうしてか?

 もっとも大きな理由は、その相談の対象が〈集団〉だからです。

 一対一の時にはカウンセリング的な手法は有効でも、1対多という状況では難しいのです。

 子ども達の集団としての問題や課題は、カウンセリング的なアプローチに加えて〈教育内容〉そのものの改善でしか太刀打ちできません。

 不登校であっても教師の教育内容の改善によってよくなることがたくさんあります。

 たのしい教育研究所が実施するLEAPカウンセリングは、カウンセリングという名称であっても〈たのしい教育内容〉を積極的に取り入れていく、力動的なカウンセリングで、ほぼ4回程度をセットにして実施しています。

 必要な方はクラスの子ども達との関係が悪くなってからというのではなく、良好な状態でもご相談ください。それによって、周りの先生たちへの積極的なアドバイスができる様な力もついてくると思います。毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

 

冬には冬のたのしさを

 たのしい教育研究所(RIDE)を設立して7年程経ちました、その中で年の改まった一月がこんなに早く過ぎ去った感じがしたのは初めての様な気がしています。やりたいことに溢れていて、たのしい教育教材づくりや、新しいワークショップなど、いろいろな準備をしながらも、レイチェル・カーソンから学んだ「センス・オブ・ワンダー/驚き感動する力」はいつも心から離れません。

 まだまだ寒い風の中、車を走らせ、海岸に降りて水面(みなも)と青空と島の景色をたのしみました。
 盛り上がった島影の一番高くなった部分は世界遺産群の一つ〈勝連城址〉です。

 これが正面から見る勝連城址。

 この石段の下に海が見えますね、この海の右側から見た眺めが、はじめの写真です。

 そこから見る眺めももちろんすばらしいのですけど、遠く離れたところからのんびり眺めるのも、とてもいいんですよ。

 帰りには公園によって大好きな〈つぼみ見〉、まるまるとしたつぼみをたくさん眺めてきました。

 

 寒い冬には寒い冬でなくては味わえないものがたくさんあります。

 子ども達にも大人にも、のんびりツアーをコーディネートしたい気持ちがしている今日この頃です。

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たのしい教育 体育プログラム〈あの島に上陸〉の紹介

 最新メルマガで紹介した〈たのしい教育 体育プログラム:あの島に上陸〉が人気です。メルマガのさわりの部分を紹介します、それに続いて場の設定や人の配置図などをプログラム化してあるのですけど、今回紹介するところだけでも、シンプルにたのしめると思います、やってみませんか。

今回は2ヶ月前の講座〈スポーツたのcafe〉から紹介します。
 とってもたのしく盛り上がったゲームです。

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ワクワクどきどきスポーツゲーム
あの島に上陸!
 ミムラ先生2019-11-24

 

 簡単に紹介すると

「はじめに目視した地点に、目隠しをしてどれだけ近けたかを競うゲーム」です。方向感覚、距離感、身体のバランス感覚などが高まっていきます。

 

 流れ的には
① スタート地点で目標地点を見る


② 目隠しをしてそのポイントまで歩く

③ 最も近づいた人の勝ち
  というシンプルなゲームです。

 

 これをミムラ先生がチームゲームとしてたのしめるようにプログラムしたのが「あの島に上陸!」です。

 

 ほとんどの人は、チャレンジした人は自分の目視の感覚を元に目隠ししてたどり着いた場所とのズレに驚ききます。
 これは「たぶんここくらいだと思うなぁ」と手を上げて測定の合図をしているAさんの様子です。

 絶対上陸すると気合を入れて進行方向に手を掲げて歩いている先生たちもいます、大人でもかなり本気にたのしんでしまいます。

 

 本人だけでなく応援している周りの人たちも、とてもたのしく笑顔になるゲームです。

 

 もちろんこのゲームは一回で終わるのではなく、体育の中で数回とりあげてください。
 自分の目視した位置・距離に、目隠ししても身体がたどり着ける様になる感覚はとてもたのしいですから。

 では、クラス全員での楽しみ方、場の設定、人の配置など、詳しく紹介しましょう・・・

 

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