「わたしのもみじ」 岩間史郎(福音館書店)

「わたしのもみじ」   岩間史郎  (福音館書店)

「わたしのもみじ」   岩間史郎  (福音館書店)

本屋さんでこの本を見つけたとき思わず見入ってしまいました。
さわやかな季節の秋、沖縄ではもみじがなくて
鮮やかな紅葉を見ることはできませんが、
他府県に行ったときに紅葉を見てその美しさに立ち尽くしたのを思い出します。

ブーメランのようなタネもかわいかったです。
この本は、ある高原の大きなもみじを10年間撮りつづけた著者が、
「わたしの木」への温かい気持ちをつづった写真絵本です。

せわしい毎日でも自然を感じるとほっと安らぎます。
秋を目の前に季節の移ろいを感じてみませんか。
この本を見ると思い出す本が「はるにれ」(姉崎一馬著 福音館書店)です。

だいぶ前に出た本ですが、文字のないみごとな写真絵本です。
その木を見たいなと出版社に電話して聞いたら北海道にあるとのこと。

残念ながら北海道まではいけなかったのですが
いつか見ることができるといいな思っています。
(by  hina)

 

沖縄 カウンセリング「先生方からの相談」LEAPカウンセリング

私がずっと教師を続けていたという事でしょう。
先生方からの相談事例もかなりたくさん来ます。

ある子ども,あるいは数人の子ども達との関係が険悪になって来て,悩みをかかえる事例は少なくありません。

怒り 男いろいろな状況を整理していくと「子どもをクラスの子どもたちの前で傷つけた事」をきっかけとして関係が悪くなる事例がけっこうあります。
気づかないうちにそれをやってしまうのです。
私もありました。

皆の前で注意してもへこたれない子ども達もたくさんいるのですけど,それはもちろん全員にあてはまるわけではありません。
難しいところですね。

カウンセラーとしては,まず子どもに謝る事をお勧めしています。
「確かに先生は悪かったけれど,あれはこれこれの意味だったのよ」という謝り方ではありません。
「あの時はごめんね,気軽にいったつもりがとても傷つけてしまったね。先生,とても反省している…」
という様にストレートな謝罪です。
「けれどこれこれ」は抜いて,きっちりと謝罪してみる事をすすめています。

もちろん,クラスを授業でたのしくする,という事は「たのしい教育研究所」の超おすすめなので,その方法も一緒に学んでもらう事とセットです。

ところで謝罪はなるべく早い段階でやる必要があります。

子どもと「権力争い」の段階,つまり子ども達からすると「先生なんかには負けないぞ」というモードだったり,「こんな先生はやっつけてやる」という復讐モードの段階に入ってしまった子ども達には効き目がなくなります。

こういう段階では,数回カウンセリングを丁寧に重ねながらいろいろな方法を一緒に考えていく事が必要になってきます。

沖縄 カウンセリング「LEAPカウンセリング」− 社会は進歩し 悩みは減ったか?

確かにいろいろな問題はあるとはいえ、社会は明らかに進歩・成長している。
生命や財産、人権を脅かされる脅威は時代を遡る程大きい。

「昔が良かった」とよく口にする人達がいるけれど、デロリアンがあったらぜひ行ってほしい。

今でいえば「大した事はないケガ」をしてどれだけたくさんの人達が命を落としていた事か…
生まれ来る赤ん坊達の生存率が今と比較にならない程低かった事か…

「それはそうだが、人々は優しくてみんな支え合って生きていたはずだ」と思う人達もいるかもしれない。

そういう方はぜひ私の「近頃の若いもん」という授業プランを入手して頂きたい。
まだ研究所に在庫があったと思う。
昔はよかったはずだと思いたい気持は分かるが、統計はそう言っていない。

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あ、デロリアンっていうのは名作「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のタイムマシンのことです。

さて、社会が進歩しているから、悩みは減って来たかというと、そうではない。
「もっとこうなりたい」
「あの時はああすればよかった」
「これからどの様にしていけばよいのだろう」
images2そんな風に悩みの数は増えていく。
実は、それが人間の素晴らしいところで、それがあるから進歩がやまないのです。
ちょうど科学が進歩するにつれ,人間には解決したい課題がどんどん増えてきた事と同じように…

人間は悩みを解決したいものだからもがく。
わたしの元に支援を求める方もいる。
私もできるかぎり時間を調整して、カウンセリングさせて頂いています。

タイトルに戻ります。
社会は進歩し、悩みは減ったか?
減りません。むしろ増えた。
しかしそれは世の中が悪くなってきたのではないのです。
解決のすべはきっとある。
シメタの方向はきっとみつかる。
くじけないでいきましょう。

RBCファミリーデイで科学の授業 − 評価と感想文

以前わたしの授業を見に来てくれたテレビ局のディレクターさんから授業の依頼が来ました。
「ファミリーDay」という家族サービスの日があって,そこで授業をしてもらえないか,という事です。
もちろん,たのしい教育活動が広がるなら即Yes。
スクリーンショット 2014-09-13 17.51.28
今日がその授業の日でした。
親子70名くらいです。
キャラクター「3ちゃん」とも仲良くなって握手を交わしたのですけど,力強いのね。

テーマは「人間はすばらしきチャレンジャー」

予想以上に小さな子ども達が多かったのですけど大いにもりあがりました。

※たのしさ度※スクリーンショット 2014-09-13 17.45.12
5.とてもたのしかった…98%
4.たのしかった…2%
3.なんともいえない…0%
2.つまらなかった…0%
1.とてもつまらなかった…0%

※理解度※
5.とてもよくわかった…92%スクリーンショット 2014-09-13 17.51.00
4.よくわかった…8%
3.なんともいえない…0%
2.あまり分からなかった…0%
1.全く分からないかった…0
いろいろな実験を交えての授業でした。
びっくりしている子ども達もいます。

スクリーンショット 2014-09-13 18.04.06感想もとても感動的でした。
三〜四歳くらいの子から参加してくていたので,もちろん文字の書けない子ども達も何人もいました。
その中でもやっと習いたての字でゆっくりがんばって書いてくれた子たちが何人もいました。
感動的な感想文です…これだから「たのしい教育活動」はやめられません。

子どもと大人のそれぞれを載せます。
スクリーンショット 2014-09-13 18.09.09 スクリーンショット 2014-09-13 18.10.05たのしい教育活動…
ますます加速中です。