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ここまで。

参加した方たちの評価に最大限の信頼を置く覚悟/たとえば研究授業で〈子ども達の評価〉より〈教師の評価〉を優先していないか?①

 これはたのしい講座が終わってから講師スタッフで参加者の皆さんに書いてもらった評価・感想に目を通しているところです。1つ前の記事で〈満足度100%〉だった事を紹介しましたが、それは〈たのしさ度〉〈わかりやすさ度〉を五段階評価してもらった数値で出した評価点です。
 その五段階評価に続いてそれぞれの思いを刻んでくれた言葉を心を込めて読んでいきます。


 この静かな時間はたのしさへのとても大切なステップです。

 講座を真剣に企画運営している人なら誰でも「向こうは時間的な工夫が必要だった」とか「机の並びはこうすると機能的だったかも」という様なことが浮かんでくるものです。

 しかしそういう企画者側の考えより優先されるべきものは参加者の評価や思いです。参加した方たちが「今回もとってもたのしかった」と評価しているわけですから、それを起点にしなくてはいけません。
「参加者はそういっているけど、今回の講座はちょっとね」という話は、企画者たちが参加者より上に立った絶対評価者になってしまっていることになるのです。それはいったい何のためにたのしい教育にとりくんでいるのかわからなくなっている状態だともいえるでしょう。

 そうではなく
「参加者の皆さん全員が支持してくれた今回の講座は大成功!」という全面的な確認の上で「もし次に同じ様な企画をするとしたら〈読み語り〉を〈ものづくり〉の後に入れておくと、その間にプラ板を焼く時間がとれるかもしれない」という予想・アイディアを出す場面として位置づけるのがRIDE(ライド)スタイルです。

 そして実はそれは学校現場を含んで教育全体に必要なことだと考えています。

 わたし自身はそのRIDE(ライド)スタイルを教師をしていた頃から普通に実施していたのですけど、子ども達の評価・感想を元にして次の授業を組み立てたり、研究授業をする場面をほとんど見た事がありません。

 研究授業でいえば、外部から来た講師が、授業者の実施する授業を見て「ここは良かった、あれはこうだと思う、なぜあの時にああいう発問をしたのか」的な話を続けていく、つまり絶対評価者になっていることがほとんどだった気がします。30年近くも教師を続けてきたわけですから、統計的に見てそのイメージが偏っているわけでもないでしょう。

 これからの教育はそういうものを逆転させる評価論がとても大事です。
 自分の授業をもっと高みにもっていきたい、子ども達の笑顔や賢さがもっと広がる様な授業をしたいと考えている人には必要な評価論だと思いますから、もう少し丁寧に書いてみたいと思います。

 つづく

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春の講座 満足度100パーセント

 三学期恒例の人気講座「別れの春、出会いの春もたのしい教育」が大好評のうちに終わりました。
 おかげさまで大入り満員、大人数で大きな歓声が上がりながら、たのしく講座はすすんでいきました。

 大きなお祭りの様なひと時が過ぎてホッと一息つきながら、スタッフみんなで参加者の皆さん一人ひとりの評価・感想を丁寧に読んでいます。

 わかりやすさ度、たのしさ度の両方で評価してもらった満足度は今回も100%でした。おちついてから感想などを紹介させていただくとして、今回は軽く、講座の様子をお届けしましょう。

 これは講座前の打ち合わせ後の、スタッフの気持ちを合わせた全員ハイタッチ。
 研究所で学んで教師になっていった先生たちが、今回もスタッフとして大活躍してくれました。
 

 これは始まりのクラスで使えるたのしいゲームシリーズの様子です。
 大きなたのしい声が上がっているので、何人もの人が〈何をたのしくやっているんだろう〉と、のぞきに来ていました。

 これは新作〈ストローより愛を込めて〉の様子です。おちゃらけたタイトルに見えるかもしれませんけど、中身は素粒子を扱った深い内容です。

 途中の実験を見て思わず笑顔と拍手が湧き上がっているところです。
 

 ストローより愛を込めてのラストでは〈空中浮遊クラゲ〉を製作して、みんなでたのしみました。


 こういうたのしい教材を今日参加した方たちが、クラスなどで実施すると、一つの教材を1000人以上の人たちがたのしんでくれることになります。広がっていく笑顔を予想しながら、ますます活動に力を込めていこうと思っています。

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笑顔が浮かんでやめられない/たのしい講座の準備がたのしい

 今回はいっきゅう先生ではなく、2月24日春の講座のディレクターを務める〈まり〉がお届けいたします。

 たのしい教育研究所は、講座を前に、売り場コーナーの準備が進んでいます!

 仮説社の書籍などの他にもオリジナル教材や与那国島の貴重な伝統民具など、多彩です。


 今回はその一つひとつにおすすめの言葉をつけてみました。

 こういう心を込めた準備の向こうに新しい笑顔が生まれると思うと、おもわず自分の顔もほころんでしまいます。

 これがいっきゅう先生が、与那国島の子ども達に授業しに行った時に、地元のおばあちゃんに無理をいってゆずってもらった(もちろんお礼のお金をお渡しして)ウブルという昔の道具です。

 何をするものかわかりますか?

 井戸や泉の水を汲んだりするのに使っていたそうです。
 クバ(ビロウ)の大きな葉をゆって作られています。

 かつては通販で3000円くらいで入手できたこともあったそうですけど、もう島でも作る人がいないそうで、入手不可になっている様です。
 幸い研究所にはいくつかあるので、その一つをその半額程度でゆずることになりました。

たのしい教育研究所(RIDE)の大きな兄のような存在の東京 仮説社の本もたくさん紹介したいと思っています。

日曜日がたのしみでなりません!

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アウトドアでたのしく仕事する方法(アウトドアノマドワーク)/電源の研究

 軽く書いた記事に注目してくれた方がたくさんいて、いくつも質問が届いています。私の様な思考様式の人がいてくれることは嬉しいことです。
原始時代から受け継いだDNAを皆持っているのですけど、〈アウトドア派〉というのはその感覚を強く意識している人物だろうと思います。
 さて、アウトドアで仕事をするという場合のツールについては数回前の記事で紹介しましたが「それだけでよいのですか」「少ないのにおどろきます」という便りがいくつか届きました。
 私の答えははっきりしています。
「YES、まずこれでアウトドア・ノマドをたのしむところから始めましょう」

〈RIDE式望遠鏡〉を創った時にもそうでしたし、現在作成中の静電気のたのしみ方にしても、いろいろな資料に目を通す都度に、たくさんの知識内容を織り込んだり、理屈をつけて難しい(詳しい)話に進むことが目立ちます。
 はじめての人たちは、当然そういうことに詳しくありませんから、それをたどっているうちにめんどうになったり、やる前からあきらめたりしてしまいます。

 私はアウトドアでオフィス代りに利用できるワンボックスカーを購入しようかと探っているところですけど、そもそも車まで無いと成り立たない様なものはアウトドアワークとはいいいません。〈それがあると便利だ〉くらいです。
 ですからまず身軽に出かけて身体の悦びを知ることから始めるとよいと思います。

 パソコンワークが特に必要ないひとはノートと色鉛筆をバッグに入れてイスと飲み物を持って公園に行ってみてください。
 浮かんだアイディアを書き留めるだけどもすばらしいアウトドアワークです。

 ところで今回は興味の高い方から何本か届く「電源をどうするか」というテーマで、一つ実験を交えて紹介しましょう。

 私の仕事の一定割合はパソコンを使うことになりますから内臓バッテリーだけに頼るのは不安があります。ノートパソコンは二台ありますけど、以前から使っている大き目のパソコンのバッテリーは1時間持たないので、大画面が欲しい時には難しいものがあります。

 アウトドアオフィスを本格的に試していく為には「外部電源」が必須なのは分かっていますから〈ポータブル電源〉を注文しました。

 軽自動車のバッテリー程の大きさでコンセントやUSBケーブルなどいろいろ差し込める仕様になっています。

suaoki ポータブル電源 大容量120000mAh /400Wh 三つの充電方法 AC & DC & USBなど5WAY出力 正弦波 家庭用蓄電池 LCD大画面表示 車中泊 キャンプ 防災グッズ 停電時に 12ヶ月保証

 

 家庭用のコンセントが同時に2つ使えます。最大400Wです。
 値段は3.9万円ほど。
 600Wまで使えるタイプもありますけど、対応電力に応じて重さと値段が大きくなっていきます。

SmartTap ポータブル電源 PowerArQ (626Wh/174,000mAh/3.6V/正弦波 100V 日本仕様) 正規保証2年 008601C-JPN-FS

 

 さて今回注文したポータブル電源に同時にいろいろ差し込んでどれくらいの使用量になるのか実験してみました。
 仕様開始は13:00を少し回った頃。
 まずプリンターをつないでみました。
 もちろん明日は若い先生たちへの授業、明後日は大きな講座があるので、プリンターは何度も稼働します。

それ以外にも
 ・ノートパソコン
 ・スマホ用充電器
 ・iPhone

の計4つをつないでみました。
 アウトドアワークではこれだけ同時につなぎ続けることはありませんから、十分な耐久テストになると思います。

 プリンターで印刷した枚数は約100枚。

ノートパソコンもウィルスチェックでフルスキャンをかけているので何時間もずっと稼働したままです。


夜の20:30の使用状況がこれ、約7時間利用し続けて5メモリ中1メモリ減っただけです。
これなら十分すぎるほどです。
パワー余りすぎですけど、アウトドアで炊飯したりする時などいろいろ利用できると思うので利用価値はまだまだ考えられます。

 本格的に外で仕事をするにしても、この電源があれば大丈夫ですね。

 ちなみにこのポータブル電源に充電する方法にもいろいろな選択肢があります。
 ・家庭用電源から
 ・車のシガソケットから
 ・ソーラーパネルから

 もしもアウトドアワークの可能性を感じて「これはいいぞ、もっといろいろできないか」と考え始めた時にはポータブル電源も視野に入れておくとよいと思います。
 今回実験した機種はパワーが大きめです。ノートパソコンレベルなら一万円代でいいものが手に入ります。

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