Google広告




ここまで。

講座の準備がたのしいから講座もたのしくなる/夏の自由研究講座の準備会の様子

 たのしい教育研究所の夏休みの人気講座〈自由研究ってホントたのしい〉が来月開催されます。リーフも出来上がり、席も埋まり始めています。

 先日、講座に向けてRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )のメンバーでたのしい打ち合わせの会がありました。

 

 これは研究所の中で傘を開いているところ。
 何をしているところかって?
 音を拾っているところです。


 これは廊下の端っこに広がってメガホンで音を拾っている様子です。

 しかし今度の自由研究の講座の後半のテーマは〈音〉ではありません。《空気をたのしむ》です。

 空気と音は関係あるのでしょうか?

 あるんですよ。

 何しろスタッフが「たのしい!」という内容をよりすぐっていますから、講座自体もたのしくなるに違いありません。

 この他にも、物体に含まれた空気の量で手触りにかなりの違いが出て来るたのし教材も準備しています。
 空気の的当てゲームもあります。
 そのほとんどが、自由研究の課題として提出できる様になっています。

 大人も学ぶたのしさを味わい、先生はとてもたのしい教材研究になる、そういう講座です。
 興味のある方は早めにお申込みください。
 まいにちたのしい教育に全力投球、RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )です。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります☆いいね☆

サメが川で釣れたという話 写真付き

 星空公民館に出かけた日、いつも元気な職員Uさんが語った話にびっくり。
「いっきゅう先生、この川でサメが釣れたんですよ」
 この川というのは公民館の前を流れる「安里川」。
 海側から国際通りを越えて流れています。この写真の右斜めにずーっといった処が海です。

 地図をご覧ください。右側の赤いポインターがほしぞら公民館です。
海からけっこう距離があることがわかりますね。
 ここまでサメが来るというのは考えられないことです。 


「明治時代のことですか? 海がすぐそばだったとか・・・」

「いいえ今月のことです」

 Uさんの話によると、沖縄県のイベントで星空観測をしていたら、下の方で騒いでいる人たちがいて、行ってみたら釣り人がサメを釣り上げていて、観測会に参加していた人たちもみんな驚いていたとのこと。

 写真も見せてくれました、この二枚がそれです。
  尾を押さえてるサンダルから見て1mくらいですから、まだ子どものサメですね。

 調べてみると〈オオメジロザメ〉で、成長すると3mレベルになる厄介なサメです。浅い川でそこまで成長することはないでしょうけど。


 〈オオメジロザメは海水だけでなく淡水でも生息できる〉とのこと。

 「那覇市の川でサメが釣れた」
 十年くらいすると「信じられない」という過去の話になるのかもしれません。

 驚いた話を聞いたたのしい1日でした。

たのしい教育に全力投球、RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )です。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります☆いいね☆

夏休みも大人気 出前児童館で〈ちゃくちネコ〉〈長縄跳び〉〈おでこはめ絵本〉〈皿回し〉でもりあがる

 たのしい教育研究所が毎月一回、地域に出て子どもたちとたのしむ〈出前児童館〉も、夏休みに入りました。
 その様子をお届けします。合わせて8月の日程ものせておきますので、興味のある方はお問い合わせください。

 これは早めに来てくれた子どもたちと、ものづくりをたのしんでいる様子。

 

 作っているのは、ふしぎなちゃくちネコです。
 回転させて落としても、ちゃんと足から着地してくれる不思議でたのしい教材です。子どもたちは自分オリジナルのデザインでいろいろたのしんでくれました。

 長縄跳びも好評でした。
 「やったことある」という子どもたちがほとんどでしたけど、二本の長縄の中をくぐったりと、スリリングでたのしい技もいっぱいです。
 もちろん、苦手だという子どもたちにも、大波小波で小さくたのしみました。

 夏休みだからか、大人もたくさん参加してくれました。
 これは皿回しをたのしんでいる一コマです。
 

 ラストは皿回しの発表会をしました。
 二歳の子も挑戦して、みんなでたのしいひとときを過ごしました。

 たのしい教育研究所の「出前児童館」は沖縄市の公式の講座で、無料でたのしむことができます。
 沖縄市の子ども達なら誰でも参加できますし、沖縄市外の方達も事前に相談していただければ体験することができます⇨こちら

 8月は『あんぜんチャンバラ』『チームゲーム』『よみかたり』など、たのしい内容を企画中です。
  時間は16:00~18:00
 ・8/13(月)ちばな公民館

 ・8/14(火)ごや公民館
 ・8/15(水)のぼりかわ公民館
 ・8/16(木)ひやごん公民館
 ・8/17(金)まつもと公民館

 ぜひ足を運んでくださいね。
 毎日たのしい教育に全力投球、RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )です。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります☆いいね☆

火星大接近って何? はじめての天体観測入門

 天文ファンの間では〈火星大接近〉が大きな話題になっています。宇宙教育の世界で世界的にも有名で、かつ私が師事している的川泰宣(まとがわ やすのり)先生はスーパームーンや月食など天体に関する話題に敏感で、沖縄に来てくれた時にもよくその話をしたり書いたりしてくれました。
 ボイジャーなどが切り開く宇宙探査の世界が大好きな私も、しだいに地球からの観察、観測が好きになって、子どもたちと日食のイベントを開催したり、そのイベントのお手伝いをしたりしています。

的川先生が沖縄のコズミック・カレッジで認定証を授与しているところ

トークイベントで一緒にお話した時の写真 右が的川先生、真ん中は私いっきゅう、左は今はなき遠藤純夫先生

 さて2018年の天文現象で最大級の話題が「火星大接近」です。
 この図がわかりよいので那須香大阪天文台特設ページの図をご覧ください。
※ちなみに那須香大阪天文台のコンテンツはパブリックドメインに準じていて自由な利用が可能です、すばらしい

 真ん中は地球ではなく太陽です。地球は右下、火星も右下に描かれています。地球が右下、火星が左上にある、もっとも離れた位置関係にある時より随分接近していることがわかりますね。こういう位置に来るのは15年ぶりのことになります。

 これだけ近いので、火星の赤さは肉眼でも確認できます。
 今頃(2018年7月)は夜の9時10時くらいに南東の空を眺めると見つかる可能性が高いと思います。沖縄なら海がすぐ近くにありますから、まず東側の海岸近くに行って、そこから南の方角を探すとよいでしょう。真上近くではなく、海に近い位置で見つかります。

 こんなに近いのだから天体望遠で見ればさぞ大きく見えるだろう、と思う人たちもいるかもしれませんし、実際、見事な火星の写真がwebや書籍などにたくさん出ていますから、そう考えるのも無理ありません。
 たとえばこういう写真・・・

 これは大きな天文台のものすごい天体望遠鏡で見たものです。

 ごく普通にある天体望遠鏡80mmとか100mmの望遠鏡でみたイメージに近いものを私が図形処理して作成しました。
 はじめの人たちは、このちっぽけさにびっくりするでしょう。
「え、天体望遠鏡でこれだけ?」

 しかし、くっきり具合が、他の星たちとぜんぜん違います。
 色もはっきり赤茶けてみえています。
 目が慣れると、模様もなんとなく見えて来ます。

 火星などは地球の近くの星なので、輪郭が見えるのです。満点の空にかがやく星たちのほとんどは、輝いていることはわかっても輪郭はわかりません。模様などは全くわかりません。たとえばこれは天文台のものすごく高性能の望遠鏡で明るい星を写した画像です。世界有数の望遠鏡で写しても、こういう感じでボヤーっと広がった感じでしかみえないのですよ。

 これを一つ上の火星の写真と比べてみてください。
 実際そこにしっかりとした形をもって浮かんでいる様に見えませんか。
「あ~、ちゃんとそこにしっかりとした形をもった星があるんだ」と感動したところから天体観測のたのしみが広がります。

 来る日曜日はたのしい教育Cafeアウトドア編。大人気で予定人数は越してしまいました。みんな天体望遠鏡で観るのは初めてです、という人たちばかりです。たのしくなりそうですね。

 毎日たのしい教育に全力投球「たのしい教育研究所」です!
 

この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります☆いいね☆