宇宙の本 おすすめ サイモン・シン「宇宙創生 上下」/夏休みの読書の一冊に

「沖縄から宇宙飛行士を(WAO)」の代表を務めていると、宇宙に関わる質問を受けることもあります。

「宇宙の果てはどうなっていますか」という質問だけでなく
「宇宙に関わる仕事に就きたくて◯◯大学を受験します。一次試験は突破しました。面接に向けて読んでいた方がよい本を紹介していただけませんか」
という様な質問もあって、心強く感じる日々です。

宇宙に関しておすすめの本ということで何冊かある中に、必ずといってわたしがあげるのが
サイモン・シン「宇宙創生(上下巻)」です。

51ExhGCAneL._SX298_BO1,204,203,200_宇宙創成〈上〉 (新潮文庫)

上巻

第Ⅰ章 はじめに神は…
天地創造の巨人からギリシャの哲学者まで/円に円を重ねる/革命もしくは回転/天の城/望遠鏡による躍進/究極の問い
第Ⅰ章のまとめ
第Ⅱ章 宇宙の理論
アインシュタインの思考実験/重力の闘い ニュートンvsアインシュタイン/究極のパートナーシップ 理論と実践/アインシュタインの宇宙
第Ⅱ章のまとめ
第Ⅲ章 大論争
宇宙を見つめる/消えますよ、ホラ消えた/天文学の巨人/運動する宇宙/ハップルの法則
第Ⅲ章のまとめ

下巻

第Ⅳ章 宇宙論の一匹狼たち

宇宙から原子へ/最初の五分間/宇宙想像の神の曲線/定常宇宙モデルの誕生  第Ⅳ章のまとめ

第Ⅴ章 パラダイム・シフト

時間縮尺の困難/より暗く、より遠く、より古く/宇宙の錬金術/企業による宇宙研究/ペンジアスとウィルソンの発見/密度のさざなみは存在するのか  第Ⅴ章のまとめ

エピローグ

サイモン・シンはこれまで何冊も科学や数学関係の本を出しています。
彼の作品の特徴は、「仮説⇨実験」の手法をよく取り上げることです。こう考えるのが正しいのか、いや、もう一つ、こういう考えはどうか、という様に、いろいろな予想をあげてから、科学者達が真理に至るまでの研究の様子をわかりやすく説明してくれます。
 ミステリー小説で犯人を追う刑事の様に、ドキドキさせながらのめりこんでいくこととおもいます。。
 仮説実験授業が明らかにして来たことの一つですが「予想をもって問いかけるのが科学です。そして真理に至るには、その方法しかない」のです。サイモン・シンの本は、その流れをまさに読者に体感させてくれる作品です。
 おすすめします。

夏休みもたのしく賢く
元気いっぱいの「たのしい教育研究所」です

 

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