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星空の魅力を伝える難しさとたのしさと

    RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )でも〈星空の魅力〉を伝えるワークショップの要請が高まり、複数の要請が届いています。その組み立てのために主要な活動の様子を体験しようと、ある県で開催された有名な「星空教室」に参加してきました。

 これまでもハワイでも有名な〈マウナケア山〉で開かれている星空教室や、国内のキャンプ場での星空教室など、いくつも参加したことがあるのですけど、いろいろな星座や星の名前などが飛び交ったり、望遠鏡で見えた見えないという作業が断続的に続く流れは、どこもほとんど同じです。


 今回参加した星空教室は、あえてどの県の何という教室かは書かずにおきますが、こういう場の設定で開催されたものでした。

 条件的には天体観測に最適の日、空には雲もなく、月があるとはいっても土星の輪も見ることができる日です。

 この星空教室は、しっかりした高い参加費をとっているのですけど、残念なことに、参加者の私たちにとって教室の全体の動きがよくわからないことや、解説の方がすぐそばの人にのみに話すくらいだったこともあって、途中で何名かが怒って強いクレームを告げて帰ってしまうということもありました。
 わたしは偶然、その怒っている人たちのすぐ側にいたせいもあって、どういう苦情かがはっきりわかったのですけど、確かにその主張には同意できるものがありました。


 後半に登場した女性の解説員は流暢な説明で好感が持てたのですけど、結果として星空教室の難しさを体感した日になりました。

 しかし〈どっちに転んでもシメタを探せ〉です。
 結果として、これまでに参加したどの星空教室より、学ぶことの大きな機会になりました。

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )が開催する星空教室は、星に興味の無いという方たちも、たのしんでくれて、かつ充実した内容を届けなくてはいけません。
 その具体イメージがシャープに描かれてきて、さっそくいろいろな専門家と会って具体的な構想を組み立てています。
 いくつかの実験を経て、チャンスがあれば、このサイトで〈星空教室の何が問題で、どの様な構成にすると満足してもらえる内容になるのか〉についてもまとめてみたいと思っています。

 それはさておき、わたしも今回の星空教室の内容が、よく見えなかったので、結果として暇でしたから、こういう写真を撮ってみました。

 このサイトでも人気の〈遠近法授業プラン〉の素材の一つです。
 まるで指の中に宝石を一つとったかの様に見えませんか?

 この光っているものは「◯◯◯◯◯」です。
 上段では名誉のためにあえて名前を伏せましたが、ここではたのしめると思うので、あえて名前は伏せましょう。そんなに難しい問題ではありません。

 指と指の間にちゃんと収まって、しかも下の親指の表面に光が反射して見えているのは、夜でピントがちゃんと定まらないことが幸いしたからでしょう。
 気に入った方は、遠近法の授業でご利用ください。 

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