石灰というのは白をイメージしますね、運動場でも利用されています。
前編でも書きましたが、ふつう〈石灰岩・石灰石〉という場合にも白をイメージします。※石灰岩は大きな石、石灰石は小さめの石をイメージさせる言葉です
沖縄で、人が多く住んでいる場所には、そこらあたりで石灰石がゴロゴロと出てきます。
大きな石灰岩を砕いて中の方を見ると、白い色がさらに目立ちます。
では、アウトドアワークで目にしたあの石は石灰岩・石灰石といって良いのでしょうか。
みなさんはどう思いますか?
予想( 石灰岩である ・ 石灰岩ではない )
石は雨風で汚れることがありますから、色がついてしまうこともあるでしょう。
しかしこの色はそういうものでついた色というには濃すぎると思うのですけど、どうでしょうか?
しかも全体がこの色です。
「石灰岩ではないか」という予想を立てたら〈実験〉です。
何が正しくて何が正しくないのかを見分けるのは〈予想・実験〉、私いっきゅうはそれを「予想チャレンジ」と呼ぶことがありますが、それしかありません。
※
石灰岩かどうかを見分ける簡単な方法があります。
「酸をかけると激しく泡・アワを出すかどうか」です。
酸はトイレ用洗剤くらいの強い酸が必要です。
かけてどんどんアワが出てくるとしたら、それは石灰岩以外考えられないと思って結構です。
ではやってみましょう。
かけた途端に白いアワがでてきました。
アワはどんどん湧き上がって下へ流れていきます。
この石は石灰岩です。
※
石灰岩なのにこんなに黒っぽいものがある、というのは意外ですけど、それはここだけにみられることではありません。
サンゴや貝、有孔虫(石灰質の殻をもつ小さな生き物たち)たちが、圧力や熱などが加わって固まっていく時、周りのいろいろなものたちと結びついていろいろな色がつくことがあるのです。
石灰岩・石灰石は白いことが多いけれど、黒っぽく見える石灰岩もあるのだということは覚えていてもよい知識でしょう。
石に目をつけると、たのしさが広がることもあります。 書いているうちに、またでかけて行きたくなりました。
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