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今まで解くことができなかった問題を解くことができる様になることは、新しいものの見方考え方ができる様になること

 小学校の教師になろうという先生たちにも数学の問題や電気分解など、大学入試レベルの問題を解く力が要求されます。それとは別な試験の方式、たとえば〈台形の面積を小学生がたのしく学ぶ方法を考えて授業してみてください〉〈俳句をつくって、俳句のたのしさをこどもたちに伝える方法を書いてください〉という様に。

 今のテスト体制の中で突破していった人たちが〈たのしい教育〉の思想・方法をゆっくり浸透させていく中で何十年か後に実現すると思っています。

 これは問題の解き方がわからないと相談に来た方にスーパーバイズしているところです。

 図形の問題の解き方が問題文の中から浮き上がってくるかの様に見えてくる、問題に描かれた図形が「ほら、こっちを見てね」と訴えかけてくる様に浮き出てくる、そういう様に見えてくると、図形問題はたのしくなります。

 理科などは分子式などが出てくると、中高の理科を受験する人たち以外には歯が立たないということも多いでしょう。

 単なる数式や分子記号の羅列にしか見えない段階が、次第に原子分子の目で見えてくる様にと考えています。

 たとえ試験の問題であっても、そこで新しい見方・考え方を身に着けることは可能です。

 苦痛ではなく快感として問題を解いていける人が出てくると、その人の教育全体に対する構えも違ってくるでしょう。
 そしてそういう人が評価され、教育行政の上にのぼっていき、はじめに書いた様に、小学校なら小学校、高校なら高校の先生たちが、子ども達にたのしく授業できる様な力を問う試験の形式に変革していってほしいと思っています。毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!