今回は〈たのしい教育メールマガジン〉の発想法の章から少し抜き出してみましょう。師の板倉聖宣が語った内容です。
科学の啓蒙的な本を書く人が全部実験をしている と思ったらおおまちがいです、ほとんど実験してません。
実験せず「そうなるに決まってる」と思って書いて いるんです。
だから名倉さん(東京)みたいに生真面白な人が それを確かめようとするとボロが出て来ちゃう。
ある本に「レモン7個を使うとレモン電池ができる」と書いてあったのを見た名倉さんは自分で実験してみたんです、でも電池はできない。
みんなにレモンを配給してやってみてもらったけれど、やっぱりできないので、著者に電話すると「著者にいってこないで自分で研究しなさい」とい う返事だったらしい(笑)
あきれるね。
どうしてもつかないのでもう一度電話すると「レ モン電池は100個使うとできるんです」という。
家庭でレモンを100個も使ってやる人いますか ? (笑)
そういう本が後を絶たないのです、それどころか優良図書として推薦されちゃったりしていま す。
自然科学者であっても、自分が絶対確かだと思っ てることはそうやって書いてしまうのです。
子どもの実験の本だったら簡単に実験できるん だからやればいいのに、実験しないで書いちゃう。
そういうことを体験すると社会の科学だって相当あやしいと思えてきます。
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