管理職試験に向けて、たのしい教育研究所でレッスンを受けている皆さん向けに、いくつかの予想問題を作成しています。
校長試験に関しては「短論」と「長論」にわかれますが、ここ数年の傾向として、短論では体罰を含めて「教師の不祥事・信用失墜」系の問題にどう取り組むか、が予想されます。
長論はなんといっても「学力向上」です。
今回は、それらに有機的につながるものとして、こういう予想問題を作成しました。
長論の予想テーマとして前回は「道徳」と関連させた内容を出題しましたが、今回は特別支援と学力との関連から書いていただきます。インクルーシブ教育についいては、以下を参考にしてください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm
論文はスピードが重要です。 時間をしっかり測ってトライしてください。
短論
・本県の取り組みにもかかわらず、本年度もまた深刻な飲酒運転事故が発生しました。これは教育行政からの伝達等が職員一人ひとりに行き届いていないことを意味することでもあります。教職員の事故等に関連する法規並びに文科省、県教育委員会等から出された通知の中から一つを取り上げ、その趣旨を各職員に、校長としてどう浸透させるか、具体的に述べなさい
長論
・特別な支援を必要とする児童とそうでない児童とが共に学ぶ中で、学力の定着を保証するような教育を、校長としてどのようにすすめていきますか? インクルーシブ教育の重要性について触れながら述べなさい。