友人の校長(小学校)と話をしているとき
「10年前とは学校の様子も大きく変わっていて、たとえば以前の様に〈委員会活動をたっぷりやってから帰る〉という様な子ども達は激減しているんですよ」
と話していました。
子ども達は学校でとても忙しく過ごしています。
忙しい学校が終わると、いろいろな習い事や部活動、塾などへと足を運びます。
放課後残って教師の手伝いなどをするゆとりがある子はとても貴重な存在だというのです。
私が現場の教師から独立してフリーとなり、研究所を設立したのは2012年、今から6年前です。
思い出してみると〈歌の練習〉をしたり、希望者で〈仲良しプロジェクト〉の企画や準備をしたりと、毎日というほど放課後の時間を子ども達と過ごしてきた気がします。
そういうことは、当時から数少ないことで、遠い過去の姿だとすると、寂しい気持ちがします。
しかし、そういう現場を残念がるたけではなく、そういう子ども達でも参加したくなる様な内容を工夫して提供していくことは大切です。
たのしい教育研究所は地域の子どもたち向けに一月に一週間〈出前児童館/別名キッズデポ〉を開催しています。多忙な子どもたちも集まって来ます。電話などで、おそらく母親なのでしょう、時間などの交渉をしてタイトな中で参加してくれている様子が見られることからもわかります。
研究所の最近の子ども達の様子をおとどけしましょう。
学校が終わってから集まってくるので必然的に低学年の子ども達と高学年の子ども達の集まってくる時間に差がありますが、どの子がどのタイミングで来てもたのしめる様に専門のスタッフがいろいろな工夫をしています。
ある時には〈読み語り〉から始まることもあります。
〈ものづくり〉から始まることもあります。
メインは後半にとっておいて、みんなで一斉にたのしめるようにしています。
今回は〈かさぶくろロケット〉です。
飛距離、飛行の正確さを点数化してグループで競ったり、個人で競ったりしていくうちに、子ども達はロケットの原理にのめり込んでいきます。
子ども達が笑顔で参加してくれる内容、そして工夫は学校でも地域社会でもとても重要で、未来を突破するカギだと、私たちは考えています。
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