研究所のウェルカム担当ア~ルは、毎日たのしく過ごしています。そしてア~ルのおかげでいろいろなたのしみも生まれています。ア~ルと遊んでいるうちに、ある予想が出てきて実験を続けているとハッキリとした行動の進化をみることができました。日々の暮らしをたのしむにも〈予想チャレンジ〉です。
今回はその話をさせてください。
たのしい教育研究所(RIDE)はどんどん広がって、現在第3研究所まであります。
第一研究所でのア~ルは2Fにあがる階段の上から手を出して、階段を歩く人と遊ぶのが好きです。
こんな感じで、手をポンポンと伸ばしてきます。
手だけでなく甘噛みして遊ぼうとするので、私とパンチゲームで遊ぶことになります。
柵にこうやって手を置いていると、じっとみつめてから・・・
ポンととびついてきます。
しばらくその遊びを続けて後、フェイントぎみの動きに移ります。
飛びついて来た途端、パッと手を柵の下に回してア~ルのお腹をつまむのです。ア~ルのお腹はポニョポニョして触るとおもしろいのですけど、本人は驚いて飛び退きます。
格技をしてきた私の手の動きは普通の人より速いので、ア~ルは対応できません。
この写真は飛びのいた時の困惑のア~ルです。
こういう遊びを数日繰り返しているうちに、ア~ルの動きに変化が出て来た様に感じ始めました。
ア~ルも予想を立てて動きに変化を加え初めている様に思えたのです。
それを確かめようと写真に撮るのですけど、お互いの動きが速くてなかなか画面におさまりません。
そこでスロー動画で撮影してみました。
ア~ルは私の手の動きを予測して明らかに〈フェイント返し〉を狙っていることがわかります。
さっきの飛びのいて「そうか、上と見せかけて下にくるわけね」という表情の次の動きです。
上に飛びかかると見せて、実はすでにもう一方の手を下に回しています。
目も、明らかに私の手の移動を予測している様です。
飛びついた瞬間に私の手は柵の下に回っていきます。
ア~ルはそれに合わせて、上に行くと見せかけて伸ばした上の手と顔を下に回っています。
素速い動きで私の手を掴みます。
その後わたしに「どうだい」という様な余裕の表情を見せてくれました。
間違いなくア~ル自身が〈予想チャレンジ〉して私の動きをたのしんでくれていたのです。
予想チャレンジは人間だけの動きではなく、動物たちもそうやって思考や動きを進化させているのです。
そういう視点で見ると、周りの動物たちともっとたのしくつき合っていけると思いますよ。
みなさんも身近にいるワンちゃんネコさんたちの予想チャレンジを発見したら、ぜひお知らせください。
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