まど・みちお の本は本屋さんで見るたびに購入してきたので、たのしい教育研究所(RIDE)にたくさん置かれています。
このサイトにも、何度かまどさんの話を書いてきたので、よろしければチェックしてください。
最近手にしたのは〈家族と友だち〉という、まどさんの詩集です。
そこに「ははのひ」という詩があります。
ははのひ
いわれないのに
ちゃんと てを あらった
へいきな かおして
にんじん たべた
この子はきっと、ははの日のプレゼントを用意できなかったのかもしれません。
そのかわり、お母さんにいつも言われてきた〈手を洗いなさい〉とか〈苦手な野菜もちゃんと食べなさい〉という要求に、言われる前にがんばったんですね。
素敵な子です。
お母さんは、気づいてくれただろうか・・・
学校でもそうですけど、子ども達のマイナス面が気になって、よく注意してしまうことがあります。
たとえばよくおしゃべりしてしまう子がいて、おしゃべりする度に叱られてしまう・・・
でもその子が、静かに授業を受けている時には、特に何もないまますぎていく。
できるなら、その子のその時の素晴らしさをみつけてあげたい。
たとえば
「よしきくん、集中してがんばっているね、先生嬉しいな」というように。
まどさんのこの詩を読んで、クローバーたちを思い出しています。
こうやっていると、その魅力や素晴らしさがあまり見えません。
でも、そばに寄り添うと、その素晴らしさが見えてきます。
花は少なくても、すてきなサクラ色が魅力的だったり・・・
その素晴らしさを見つけることができる人は、素晴らしい才能を持っているといってよいでしょう。
そういう才能を開くのも、たのしい教育研究所の仕事の1つです。
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