⭐️New 〈たのしい問題解決ワークショップ:OPTIONS〉募集中⇨https://tanokyo.com/archives/161700
⭐️ 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります(1000円以上)。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、大歓迎:返礼は額に応じた「たのしい教育通信講座:メルマガ」⇨https://tanokyo.com/archives/158358

⭐️ 教育相談・カウンセリング・スーパーバイズ実施中/オンライン可能(経済的な事情のある場合には無料で実施)::https://tanokyo.com/archives/162936 サイドバーもご確認くださいサイドバーをご確認ください
✨論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️たのしい講座・ワークショップ・企業研修・団体研修・校内研修等についても気軽にお問い合わせください

たのしいヨモギ染めの研究

 ほぼ2ヶ月、仲間たちと〈炭焼き〉と〈草木染め〉の研究を進めています。たのしい教育プランとしてまとめてあと、その作品なども紹介する予定です。

 〈草木染め〉は、いろいろな本や動画などを見ていると「簡単」とか「あまり細かいことを気にせずこんなにキレイに出来上がります」というような言葉にあふれています。
 その通りなのだろうと思って真似てみると、ほぼうまくいかないのでビックリしました。学校で草木染めがほぼ全く行われていないのはそういうワケなのでしょう。

〈炭焼き〉は逆に「こんなに大変なのか」と思わせる工程が目立ちます。
 バケツでできると書いてあると勘違いして購入し本を、よく読んでみたらバケツではなくドラム缶を使ったものでした、学校で真似るのは無理でしょう。
 ところが、お菓子の空き缶などでカンタンにできてしまいます。
〈たのしいカンタン炭作り〉はすでに研究結果がととのい、私は仲間たちに〈炭焼きアーティスト〉と名乗っています。
 このサイトでも作品をチャンスをみて紹介したいと思います。

 さて〈草木染め〉、簡単ではないとはいえ、うまくいっている人たちもいるわけです。
 RIDEの研究によっては、本当にカンタンな草木染めができるようになるかもしれません。すると学校で子どもたちに、そのたのしさを伝えられるようになるでしょう。

 ところで〈染色〉はどれくらい前から行われている技だと思いますか?

 100年前?  400年前?  1000年前?  2000年前?
 もっと前?

⬇︎

⬇︎

  ⬇︎ 

世界の歴史をたどれば〈5000年〉も前にたどることができるようです。

染色文化の歴史は古く、中国では紀元前3000年頃、ヨーロッパでは紀元前2500~800 年頃の青銅器時代、インドでも紀元前2500年には盛んに行われていたことがわかっています。また、エジプトで発見された紀元前1450年頃の遺跡では、豊かな色彩が使われていたこともわかっています。
http://www.dylon.co.jp/corporate/dye.html

 日本でも原始時代に染色の歴史をたどることができるようですから、3000年の歴史はあるでしょう。

 染色の初期の頃はシンプルな技法で染めていたはずです。

 それに少しの工夫を加えるくらいで染色をたのしみたいものです。

 さて、これは木曜研究会で先生たちが試した〈ヨモギ染め〉です。何度も失敗を繰り返して、やっと染まりました。

 みんな「やっと染まった」と喜んでいたのですけど、子どもの感覚の私は
「茶色系ではなくて、子どもたちがキレイだと喜ぶ色がでないかなぁ」とさらに上を目指したいと提案。
 だって、そもそもヨモギって緑じゃないですか。

 ということで漬物の色を鮮やかにするという〈重曹〉を入れて染めてみました。
 わずか数分つけて煮ただけです。

 こうなりました。
 左がはじめのヨモギ染め、右の奥が、重曹入りで煮たヨモギ染めです。
 うすいとはいえ、緑色が出てきました。
 あとは煮汁の濃さや時間くらいで調整できると思います。

 これはその研究の過程です。草木染めの研究はたのしくてやめられません。

   毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。ここのクリックで〈応援〉の一票を投じて、一緒に〈たのしい教育〉を広げましょう