いろいろな方たちから「つぼみみ(蕾見)」の反響があって喜んでいます。
それと関連して「予想が決定的に大切だ」という身近な例を一つ。
原稿の執筆に没頭している中、一呼吸おいて夕方、散歩に出ました。
そこで前々から気になっている桜の開花スピードについて調べてみることにしました。
この蕾の状態からいったいどのくらいで花が開くのか?
落ちている枯れ草で目印をつけて観察することにしました。
わたしには「まさに今、開こうとしている」ように思えます。
この状態が今日の18:00です。
4という数字が好きな私は、勝手に「四時間後には開花」と予想しました。
それを聞いた友人たちは、
「太陽の光がないと開花しないから、今日は無理」とか
「1日後」
というように予想してくれました。
さて、みなさんはどう思いますか?
夜10時。
いつものように、マグカップを片手に散歩する私。
寒いですから・・・
でもこれをみる人は怪訝な顔をします。
お茶碗もって散歩してる人って変な様に、マグカップも変ですね。
でも気にしない。
さて、公園について、印をつけた蕾のところへ・・・
ドキドキします。
学校では、予想を立てない観察を観察と呼ぶこともあるのですけど、
「科学的認識」は「予想を立てることによってのみ」確立します。
予想を立てない観察は、しばらくするうちに辛いものに変わることがしばしばです。
さて、ドキドキしつつ目印のついた蕾を探してびっくり。
まったく何も変わっていないように思えます。
数時間、なんて甘かった。
しかし、もしかすると日光があれば数時間で開花したかもしれません。
みなさんも、いろいろ予想を立てながら自然を見てみませんか。
興味のある方は、桜の開花スピードを予想して、観察してみることをお勧めします。
といっても、今の時期は沖縄くらいしか観察できませんね。
身近な花で何か確かめて、報告してくれると嬉しいです。