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目の前の人たちに感動を伝える それがたのしい教育研究所の活動

前回のケルティク・ウーマンの反響が早くも届いています。

このサイトは教育関係の方だけでなく、アウト・ドア好きの方、本が好きな方などたくさんの人たちが見てくれています。
音楽について書いたのはたしか初めてではないかと思うのですけど、それにもすぐに反響が届くということ、ほんとうにいろいろな方達に興味関心をもっていただいているのだということを実感しています。

そしてそういういろいろな方達から届くメールを、とても大切に読ませていただいています。

今回届いたメールの中で、ある方が、応援の意味を含めて、「You rase me up」について長い文章を書いてくれました。

その方はYou rase me up.は神様のことを歌った歌であるという前提で書いてくれましたが、わたしは原子論者ですからもちろん無神論者です。

ですからYou rase me up.も宗教的な意味では捉えていません。
それはたとえば、死刑を言い渡されてもなお真理を追究する道を選んだガリレオであったり、原子論を広め伝えたエピクロスであったり‥‥
。彼らが私を支えてくれるし励ましてくれる。
まさに Rase me up/あなたが私を支えてくれる のです。

それはまた、過去の人たちだけではなく、一緒にたのしい教育を支えてくれる仲間達であったり、このサイトを読んでくれている方達であったり、ここに書ききれないたくさんの人たちです。

名前も知らない、その方への返事のつもりで今回の文章を綴らせてください。

You rase me up.
で前回はケルティック・ウーマンのバージョンを紹介しましたが、もう一人大好きな人がいます。

Martin Hurkens.です。
素人のオーディション番組で注目された人物です。

日本ではあまり知られていないのではないかと思います。
が、テレビなどを見ないわたしだからそう思っているだけで、実は皆さんは知っている人なのかもしれません。

わたしは彼のこの動画をみるたびに、恥ずかしい話ですけど目頭が熱くなります。

街中でたたずむ彼をみて、何が始まるのだろう、という顔でたたずむ人。
歌う彼の声に、立ち止まって聴く人たち。
一緒に唄う人。
涙を流す人。
帽子にポケットのコインを入れてくれる人。
物憂い目で見つめる人。
体を揺らしながら聞く人。
突然降り出した雪の中で方を寄せて聞く人
ワンちゃんの耳をなでながら聞く人…

わたしがたのしい教育研究所で目指しているのも、これなのだと思うからこそ、何度見ても感動してしまうのでしょう。

興味のある方は下の動画をクリックしてみてください。

 たのしい教育研究所は、このサイトを熱心に読んでくださる、みなさんをはじめとして、いろいろな方達の支えで、予想以上の活動を展開することができました。
 四年前、教師という安定した職を辞して荒野に飛び出した時には、いつかこういう時が来ることを夢見ていた、その夢の日々が今のこの日々です。

 だからこそいつまでも忘れてはいけないと思うのが、「たとえ2人でも3人でもいいから、目の前にいる、その人達に学ぶ感動を与えたい」ということです。

ご覧ください。
Martin Hurkens の周りに人々がいるとはいえ、たかだか40〜50人くらいの人数です。
その人たちの後ろには、立ち止まらず通り過ぎる人たちが殆どです。

そしてマーチンが手にするのは帽子に入るわずかなコインです。

けれど、これを至福の時と言わずして、何を幸せというのでしょう。

 世界の中では小さな日本です。
 その日本の片隅の島である沖縄に「たのしい教育研究所」が生まれました。
 まだまだ知らない人たちが殆どという組織ですけど、この地にたのしい教育研究所が生まれ、学ぶたのしさをゆっくり着実に広めている、それは、もう揺るがない事実です。

 これを幸せと言わずして何をもって幸せというのでしょう。
 お金のためではなく、自分の事を自慢するためでもなく、ただ、「学ぶことの感動」を伝えたい。
 そういうことに全力を尽くせる日々は宝物です。

 そして、今回わたしに応援の便りをくれた方だけでなく、このページを読んでくれる皆さんが、この研究所の大きな支えです。

 心からの感謝を込めて、これからも綴らせていただきます。

たのしい教育研究所がテーマにしているのは
知識や点数ではなく生き方です

2015年10月7日 目の前の人たちに感動を伝える それがたのしい教育研究所の活動 はコメントを受け付けていません たのしい教育の哲学 発想法