たのしみがいろいろな処で待っている=たのしい散歩 夏編 4点セット!

    以前書いた「南部にヤンバルクイナ」の記事が好評です。
 ある方からこういうメールをいただきました。
  ※いつもの様に個人情報等などの関わりで原文に手を入れてあります

 たのしい教育研究所 いっきゅう先生へ。
 二学期も始まり、子どもたちと向き合う時間を大切にしようという思いを新たに学校に向かう今日この頃です。
 いつも公式サイトを拝見させてもらっています。
 先日の「ヤンバルクイナを南部で」という記事がありました。
 実は私も、たまにウォーキングするコースの川でヤンバルクイナにとても似ている鳥を時々見かけていました。
「ヤンバルでもないのにな」と気にはなっていたのですが、まさかそんなことは無いだろうと決めつけて素通りしていました。
 しかし、今回の記事を読んで、
「日々の疑問に思ったことから好奇心へ高めていくこと」
「なぜ?」という疑問を大事に育てていこう
という意欲が沸いてきました。

 

 この心を持って、子どもたちの楽しい授業へと結んでいけるように頑張っていきたいと思っています。
 いつもたのしい記事をありがとうございます。
 今後もたのしみにしています。

 

 うれしい便りです。
 そういう評価に支えられて、毎日たのしく更新しています。
 ぜひいろいろな方達に「おもしろいよ」と伝えていただけたら嬉しいです。

 ところで、今回のお便りにある「南部でヤンバルクイナ」の時にも書きましたが、私は歩くことが大好きです。
 研究所の近くは少し歩くと公園がいくつもあります。
 少しの時間をみつけて、そこに歩いて行って本を読んで戻る、というのがわたしのたのしみの1つです。

 今回は散歩の時のわたしの〈夏編4点セット〉を紹介したいと思います。
 先日、雨の日の合間をぬって出かけた時のバッグの中身がこれです。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%95%a3%e6%ad%a9  歩く時、たいていこの四つは入っています。
 「本」「傘」「虫よけクリームか防虫スプレー」「シート」です。

 沖縄の夏の公園は蚊が多く、歩き続けていればそうでもありませんが、座って読書していると、たくさんやってきます。
 なので、虫よけクリームは大事です。
 今回は、なぜか見つからず、フマキラー!
 でも、周りにバッタが多かったので使うのをやめて、もっぱら手で叩いていました。

 ブルーシートも重宝します。
 寝転がることもできますし、木陰に腰掛ける時や、雨上がりで濡れているベンチに座る時にも使います。
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 財布は持っていかないの?
 大抵は持たずに歩きます。
 私のズボンのポケットには大抵444円入っています。わたしの大好きな「しあわせの〈4/し〉」のゴロ合わせです。何かしっかりした買い物がある、という場合でなければ十分間に合う額です。
 ご存知の方もいると思いますが、わたしは「大日本炭酸クラブ」の代表もしています。なので喉がかわくと、ほぼ炭酸水(味も色もついてないもの)を手に入れて飲みながらあるきます。

 最近サンエー(沖縄の大きなスーパーチェーン)が「強炭酸水」を出しました。
 大日本炭酸クラブ代表としては、見過ごして通る訳にはいきません。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%95%a3%e6%ad%a93ということで、今回もいい気持ちで読書してきました。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e6%95%a3%e6%ad%a92  みなさんもいかがでしょうか。

 この頃は時折り、ほんの少しだけ秋の風を感じることがあります。
 外で読む本も格別です。

地球上はたのしいことがいっぱいです。

 

 

たのしい散歩のすすめ(安全に注意して)クイナの仲間編 その2/「散歩」という言葉も好きです

 たのしい散歩というタイトルで軽く書き始めたのですが、好きが故に書くことがどんどん広がってしまい、項を分けて掲載させていただくことにしました。

 さてタイトルに「たのしい散歩のすすめ」と書きましたが、「散歩」のことを「ウォーキング walking」という英語で表現する本や雑誌、記事を目にします。

 辞書でも
 散歩を Walk(ウォーク)と訳して、散歩すること、散歩に出かけることを go walking と書いたりしています。※出典はあえて示さずにおきます

散歩 ウォーキング  「散歩」と「ウォーキング」という言葉について、みなさんはどういうイメージを持っているでしょう?

 わたしの理解では、この2つはかなり異なります。

 ウォーキングは、歩くことが主体です。

たのしい散歩ウォーキング3

 しかし散歩は、歩(あしどり)が散ると書きます。
 あっちに行ったりこっちに行ったり、止まったり急いだり・・・
それが散歩です。
  たのしい散歩2 以前、アルフォンスという名のハスキー犬を飼っていたことがありました。

 アルフォンスと歩くと、あっちでクンクンしたかと思うと、こっちの草むらに潜り込む、すくっと背伸びして突然走り出したり、止まったりetc.
 まさに歩が散っていました。

 散歩というのは、そういうものだと思っています。

 そして私はウォーキングではなく「散歩」が大好きです。言葉も「歩みを散らす」という表現は悪くないと思っています。

 この道は今まで歩いた事がないな、という様な道を歩くチャンスがあると、とても嬉しくなります。

 会議などの合間に、その近くを歩く事もよくあります。

 某日、南部で会議がありました。
 1時間くらいの時間が空いたので、本屋さんに行こうと、近くのショッピングモールに向かいました。

 夏休みのせいか、駐車場が満杯で、何とか停められたのは、建物と外と数歩くらいのスペースです。

 降りてふと見ると、そばに小さな川が流れています。
 散歩好きの私の心がゆすぶられ、本屋にはいかず、その川を歩く事にしました。

 すると、そこに鳩と鶏の中間くらいの鳥がいたのです。
 色は黒。

 ヤンバルクイナ!
 え、南部にですか?

 ゆっくりと携帯のカメラを構えました。

つづく

 

 

 

沖縄の鳥の仲間たち クイナの仲間=たのしい散歩のすすめ(安全に注意して)その1

   沖縄の北部を昔から、といってもいつからそう呼んだのか調べていませんが、「山原(やんばる)」と呼んでいました。高い地を「高原(こうげん)」と呼び、手を入れてない広々とした地を「原野(げんや)」と呼びますが、それらをミックスした表現系です。

 そのヤンバルで珍しい鳥が発見されました。
「ヤンバルクイナ」といいます。
 飛べない鳥だということですが、わたしがヤンバルで教師をしていた頃聞いた話では、鶏(ニワトリ)くらいは飛ぶ、という話でした。食用にもしていたということです。

 ところでわたしは歩くことが大好きです。
 いつかとても時間ができたら、わたしという人間はいったい地球上のどのくらいの道や道なき道を歩いてきたか、地球上で自分が歩いた道をプロットしてみようと思っています。とてもたのしみです。

 ところでみなさんは、一生のうち人が歩く距離はどのくらいになると思いますか?
 予想してみませんか。

地球 地球一周は約4万キロメートルです。
 
 もちろん人それぞれですから、自分自身が一生に歩く距離はどのくらいかな、という様に考えてみるといいと思います。

予想 人(わたし、あなた)の一生に歩く距離は
 ア 地球一周の1/4くらい
 イ 地球の半周くらい
 ウ 地球一周くらい
 エ もっと長い

どうしてそう予想しましたか?

 この問いに正しい答えることは困難ですけど、わたし(いっきゅう)自身のことでいえばおおよそのことは予想できます。

 少し考えてみましょう。

 沖縄島は端から端まで約100kmというものさしの様な島です(詳しくは106.6km ウィキペディア)。

沖縄島
 沖縄島を10 縦に並べれば1000kmですね。
 100並べれば1万km、400並べれば4万km、つまり地球一周です。
 沖縄島を縦に歩いて1回、戻って1回、そうやって400回歩けば地球一周と同じくらいになります。
 地球一周って、そう、途方もない距離ではない気がしませんか。

 私はよく県外主張に出ます。
 前回の県外出張4日間で万歩計に出た距離が約30キロメートルでした。
 前々回の県外出張4日間でも同じくらいでした。
 特に会議続きでなければ、わたしが出張先で歩くのはおおよそそれくらいなのではないかと思います。すると三回の出張で100kmくらい歩くことになります。

 時々、研究所から歩いて自宅まで帰ることがあります。約5kmの距離ですから、20回で100kmほどになります。
 この二つのことだけですでに沖縄島2回、200kmです。

 地球一周、沖縄島400回分の距離というのは、わたしの一生のスケールで考えれば軽くクリアーできる数字です。

 都会にすむ方達は沖縄の車社会とは違っていて、1日10kmくらい歩いている人たちも少なくない様です。
 すると、100日で1000km、1000日で10000km、4000日で地球一周くらいになります。4000日というと約10年です。
 1日5kmくらい歩く人なら、20年では地球一周するくらい歩いた計算になりますね。
 地球を歩いて一周することは、不可能ではなく、意外にクリアーできる数字だということに同感してくれる方達も多いのではないでしょあか。

 昔を遡(さかのぼ)れは遡るほど、歩く距離は長かったことでしょう。たとえば江戸時代の方達は、今の日本人よりよほど多く歩いたことでしょう。
 地球何周というスケールではなく、地球十何周、何十周という距離を歩いたことになるでしょう。
 しかしその頃は「広がり」があまりなかく、限られた地域を歩いていた人がほとんどでした。村からほとんど外に出たことがない、という人たちも多かったはずです。

 わたしの興味は、単に〈歩く距離〉ということだけでなく、〈この広い地球を、どのくらいの広がりで歩くことができたか〉ということです。

 わたしがこれまで、最も長く歩いた、と思うのはリュックを背負ってアラスカを彷徨していた時でした。

アラスカを歩く 軽く書き始めた文章が、まさかこんなに広がってしまうとは思わず、かなり長くなっています。
 一回分は、ここまでにしておきます。
「タイトルのヤンバルクイナとつながるの?」と疑問に思っている方もいるかもしれませんが、次回をたのしみにしていてください。

次回につづく

 

たのしくアウト・ドア=塩づくり

某日、研究所のメンバーの恒例 夏のパーティーがありました。

子ども達も参加し、エンディングは海辺での花火です。

ライターがなかったので、キャンプ用のガスバーナーを火種にすることにしましたが、もったいないので、ついでに海の水で塩をつくることにしました。

これがその時の様子。

販売されている塩よりずっとおいしいものができあがります。


たのしい塩づくり

 

たのしい塩づくり2

作り方はあまりにも簡単。

海水を1〜2cmほど入れて煮詰めていくだけです。

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