マシュマロスライムで盛り上がる/たのしい自由研究講座

 自由研究をたのしむ講座は実はインクルーシブ教育のコンセプトでもあります。小学校一年生から大人までみんなが同じ教材をたのしんでいくことが、その証ですし、講師がそれぞれの教材を特別支援教育の中でも実践していることでも確かめています。

 これはマシュマロスライム。
 普通のスライムと感触が違って、スタッフ一同、その企画会で大いにもりあがった一つです。

 はじめにマシュマロスライムの作り方をみんなで聞いているところです。
 自由研究ですから、これを自分で作ることができる様に、丁寧に説明をしてくれています。またどうして〈個体〉と〈液体〉の中間の物質になるのかをわかりやすく科学的に説明してくれました。

 さっそくみんなで作り始めると、キャー、たのしい~という声が子どもからも大人からも聞こえてはじめました。

 

 講座の満足度は今回も100%!
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たのしくてたまらない講師陣/自由研究&教材研究講座

 自由研究、教材研究講座が終了しました。いろいろな方たちの笑顔と賢さに会場はとても盛り上がり、終わって後は参加者のみなさんの評価・感想を読んで講師スタッフ一同、感動しています。

 今回も申し込んでもお断りしなくてはならない方たちがでてしまいました。申し訳ありません。
 評価感想の中に、こんなにたのしい講座なら、もっとたくさん宣伝して欲しいですという言葉がありました。
 たのしい教育研究所のメンバーはこれまで何百人の授業、多い時には1000人くらい集めての授業などもしてきました。
 そういう広く大きく授業する講座を経て、第二期は、今のように学校の1クラスくらいの人数で本格的にたのしんでもらう講座に進化しています。
 ですから、しばらくはこれくらいの規模の講座が続くと思います。希望する方は、ぜひ早めにお申し込みください。

 会場は、ぎゅうぎゅうの中、たくさんのものづくりや実験をたのしみました。 その時の様子をおとどけしましょう。


 これはいっきゅう先生の宇宙教室「星と仲良しになろう」という授業の様子です。

 星たちを身近に感じて、もっと勉強したいという人たちがたくさん出てきて、宇宙大好きな研究所のメンバーも、とても嬉しい時間でした。

 

 これはマキ先生が、会場の端から端においた巨大メガホンで、ささやき声を聞こえるかという実験。
 4かける5は?
というささやき声に、正確に「20」と答える様子に、みんなびっくりしていました。
 この写真の奥の方に巨大メガホンがもう一つ設置されています。

  講座後のパーティーで講師のR先生が語った「講座で授業するのが楽しくてたまらない!」と
いう言葉がとても印象的でした。

 まだまだたのしい自由研究&教材研究の内容はいっぱいありました。
 次回、続きをおとどけします。

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たのしい教育研究所の日々-自由研究講座のたのしい準備

 この記事がUPされる日は「たのしい自由研究&教材研究」の講座の日、たのしい教育研究所が年に数回実施する一般の方たち向けのカリキュラムです。今年も魅力的な内容をたっぷりと味わってもらうことができます。

 参加したかったのに今回は無理だったという方は、ぜひ次回の講座に早めにお申し込みくださいね。

 研究所のスタッフの最終チェックの様子をご覧ください。

 みんながとても忙しく動き回っている中、遊び疲れたア~ルはスヤスヤと寝ています。


  たのしい教育研究所は、子ども達の笑顔と賢さを広げる教師、保護者のみなさん、地域で活動しているみなさんを支援しています。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援票」が入ります☆いいね☆

親も教師も子どもへの〈問いかけ〉について考えよう= 問い&選択肢/たのしい教育メールマガジンから

 子どもたちへの問いかけ方について最新号のメールマガジン(有料版)に書いたところ、いくつもの反響が届きました。前半部をここで紹介させていただきます。
 具体的にどうしたらよいのかについては後半綴っているのですけど、前半部だけでも、自分の問い方を考え直すきっかけになると思います。

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親も教師も問いかけについて考えよう
問い&選択肢
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 先日RIDE(ライド:たのしい教育研究所)で卒業生のみなさんと交えて授業研究をする機会がありました。

 その中で「たのしい教育では〈問題は選択肢で聞くのが基本〉である」ことを実技を示しながら解説をしたので、今回はその話を書かせていただきます。
 教師だけでなく親にとっても重要な話になると思います。

 親や教師がよく使うフレーズに「なぜだと思う?」という問いかけ言葉があります。
 そういうオープンハンドでなげだす問いは相手の思考をゆさぶる有効なものだと思います。
 しかし〈これからあるテーマについて学んでいこう〉という場で、そういう問いかけが主を占めると事前に勉強してきた優等生や、たまたまその原理などを知っていた子ども達が中心になった授業やお話になってしまうキケンがあります。
 実際、授業研究の場で教壇に立った先生たちが提示している問題の多くは、私にとって〈何を聞きたいのか〉が分かりづらいことがたくさんありました。つまり普通の子ども達にとっても、どう答えて良いのかはっきりしない問いかけが多いということです。

 たとえば「魚の卵はどの様に成長していくと思いますか?」という問いかけをそのまま使った時について考えてみましょう。ちなみに教科書などは普通にこういう問いかけ方をしています。

 こういう問いかけに対して塾で学んだり教科書などで事前に予習した子どもは〈卵の中の形態的な変化〉を的確にイメージするでしょう。しかしこういう問いかけ方では
💫 水の中で成長する
💫 親に守られながら成長する
と答えたらよいのか
💫 水が冷たいと成長しなくて適度な温度になった時に成長を始める
という様に答えたらいいのか
💫 卵は丸いまま成長する
という考えを伝えたらよいのかと、いろいろなバリエーションが考えられます。

 つまり教師や親はどういうことを問題にして問いかけているのか、はっきりしないのです。

 子ども達はとても多様な事を考えていきます。
 それは親や教師が想定している枠を飛び出して考えることができる賢さ素晴しさを持っているからです。

 しかし多くの場合、教師や親は自分の意図したテーマに合致した答えを拾って話を続けていくことになりますから、親や教師が想定した枠の外側で考えていた子ども達は、次第に問いかけに対して簡単に答えなくなっていくことが予想されます。

 親や教師は〈子どもはその意図を把握しているであろう〉と考えている問いかけそのものが実は〈そうなっていないことが多い〉ということを認識しておく必要があります。

 では問いかけを長くしていけばよいのか?
 それもよいかもしれなせん。
 しかし問いを的確に把握した子はまどろっこしく感じ、よく分からないなという子にとっては、初めの問いからどんどん離れて混乱する危険もあります。
 その時に威力を発揮するものが〈選択肢〉です。-後半に続く-

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