今年2024年4月、フジコ・ヘミングが92歳の生涯を閉じました。
60歳を越してから世に出たその人生は波乱に満ち、それを乗り越えてきた彼女のピアノ演奏は世界中にたくさんのファンをもっています。
私は小中高と音楽の時間が好きではなく、クラシックを聞かされる時も「この作曲家は◯◯年にどこどこで生まれ、これこれこういう曲をつくった。何しろこれはいいんだから聴きなさい」的な指導に辟易していました。
大学に入り、車を運転するようになった頃から自分の意思で聴き始めたクラシックは、やはりすばらしいもので、やっとその頃から心の中にしみいってくる奏(かなで)に魅了されるようになってきました。
いったい、小中高の音楽の時間というのは私にとって何だったのだろう?
私のようにやんちゃだったこどもたちの心に響くクラシックの授業ができないだろうか。
子どもたちはたとえばフジコ・ヘミングの奏でる曲に感動してくれるだろうか?
どなたか、ぜひ学生コンクールのピアノ演奏とフジコ・ヘミングの演奏と連続で子どもたちに聴かせてみて、子どもたちの感想を送ってくれないだろうか。
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