自由研究・たのしい研究こそが社会を進化させる

 「自由研究こそ本物の研究」という言葉に共感し、子ども達の夏休みの自由研究をとてもたのしみにしている、という先生たちも増えてきています。しかし夏休みに自由研究、というもはとてももったいないことです。私たちのいつもの暮らしの中で見つけ、試みることができるものが、とてもたくさんあるからです。

 このサイトの記事もかなりの量になりましたから、新たに確認する意味で、「自由研究こそ本物の研究」という言葉について書いてみましょう。

 私が〈本物の研究ではない〉と考えているもの、それは

・〈これを研究しなさい〉と言われてやっている研究
・〈目的意識〉無しにやっている研究、つまりそれは、
 自分の熱意やたのしさをどこかに置いていてしまっ
 た研究

 です。

 〈本物の研究〉は、この社会をより元気に、より安全に、よりたのしくしてきました。そして、そういった研究はほとんど全てが「周りの人たちから〈止めろよ〉と言われてもやめられないくらい〈自分の興味関心・問題意識〉を大切にしてすすめてきた研究」でした。

 「周りの人達に命じられたからやっているのではなく〈自分の興味関心・問題意識〉を大切にしてすすめてきた研究」それは「たのしい研究・楽しい研究」以外にありません。

 〈たのしい〉という言葉は、面白おかしいという意味ではなく、それに自分自身が意味を感じて取り組んでいる過程を意味しています。周りの人から見ると、とても苦しそうに見えても、本人の情熱がベースになっているものは、その人にとってたのしい活動なのです。

 そうやってすすめられて来た本物の研究・たのしい研究は、力を持った人々だけでなく、ごく普通に暮らしている人達、弱い立場におかれてしまった人たち全てに、その成果を提供しました。

 それがたのしい教育研究所がすすめている研究であり、いろいろな人達に伝えたいと思っている大切なテーマです。

 このサイトには、楽しい研究のテーマがたくさん見つかると思います。自由研究のテーマとしてもどんどんご活用ください。学校で利用する場合には「たのしい教育研究所の公式サイトに出ています」ということを伝えていただければ、自由に利用して頂いてかまいません。プリントを作成する場合には、それを明記してください。

 まだまだこの社会は発展途上です。楽しい研究でもっともっと社会がよくなっていくことをたのしみにこれからも全力投球していきます! 1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

おいしいラッキョウが届く

 たのしい教育研究所の応援団のHさんから、とれたて肉厚のラッキョウがとどきました。さっそくメールマガジンの冒頭に書いています。一部切り取って掲載します。※メルマガではそのまま載せていますが本サイトでは名前にマスクしておきます

 

 天ぷらにしてみると本当に美味しい…

 さてラッキョウについて。
 以前から頭にあったのですけど、偶然にも
 しい育研究所⇒楽教⇒らっきょう
 となります。

 科学的にどうなのか私は知りませんが「成果雑学」というサイトがあって、そこにラッキョウの効能があります。

<栄養価>
 らっきょうには、ねぎ類特有の硫化アリルを含んでおり、ビタミンΒ1の吸収を促進するので疲労回復に効果があります。
 
また、らっきょうを食べるとエピネフリンというホルモンの分泌を促し、脂肪の燃焼や心臓の機能を上げます。そのほか、食欲増進、健胃、整腸、殺菌解毒、冷え性、ぜんそくの緩和など多くに効果がある健康野菜です。

 いろいろな方たちにお分けしたのですけど、まだ半分くらいは残っています。
 欲しい方は研究所まで起こしください。スーパーのラッキョウよりずっと美味しいですよ。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

ヒメジョオン救出作戦 その後−日常の楽しい自由研究/公園はたのしい

 前回、公園でまさに刈り取られる寸前のヒメジョオンたちを〈たのしい教育研究所〉に避難させた話は、たくさんの方たちが興味関心を持ってくださっているようです。その後の様子をお届けしましょう。

 昨日花びんに写したヒメジョオンの様子です。

 今朝、研究所に行くとこうなっていました。
 とても元気です。

 プランターへ移植するヒメジョオンは最も元気そうなものを選びました。これが昨日の昼の写真です。やはりうなだれているものが目立ちますし花びらもバラバラです。

 これが今朝のヒメジョオン、はっきりと元気になってきているのがわかります。これならタネまで育てて、いろいろなところに植えることができそうです。

 かなり急ぎで抜き取って、移植用の土などではなく、研究所に植えられている植物の横に植えたものでもしっかり育つ、という実験結果です。植物によって差があるのかもしれませんから、これから少しのこの研究を続けてみます。

 ところで今朝気になって、昨日の公園まで行ってきました。きれいに刈り取られた園内となっています。 隅々まで歩いていると、石のそばに咲くヒメジョオンは刈り取られずに残っていました。他にも何輪もみつけました。

 地球という星の生き物は興味がつきません。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=ジャンプ先でもワンクリックお願いします!

 

ヒメジョオン救出作業 日常の楽しい自由研究

 授業や講演などの内容を考えるとき公園を歩くことがよくあります。散歩しながらいろいろな教材のアイディアも湧き出てきます。今朝、公園を歩いていると、遠くからブーンという機械音、すぐに草刈り機の音だとわかりました。
 見ると刈り取られた公園になっていました。
 しばらく歩くいてみると、いつも私が眺めている〈ヒメジョオン〉たちの場所で何十人もの方たちが草刈り作業しているところでした。
 写真をよく見るとわかると思いますけど、私の目の前には刈り取られる直前のヒメジョオン達がいます。勝手に、まるでクビを長くして私を待っているかの様に思えてなりません。

 作業している皆さんに「すみません、少しこの花たちを摘みたいのですけど、よろしいですか」とお願いしてみると、幸い優しい方たちで、一息ついてくれました。

 急いでヒメジョオンを土ごと抜き、けっこういっぱい集めることができました。バケツいっぱいになるくらいの量です。

 研究所のスタッフに電話して、花ビンとプランターに植えかえる準備をお願いしてあったので早速、作業することができました。

 いくつかのプランターに分けて、10株ほど植えることができました。根付いてくれるかどうかわかりませんが、根付いたらいいなぁ。もし根付いてくれたら、タネを採って、近くの公園などに植えようと思います。つまりはこれも自由研究です。

 研究所には今バケツいっぱいのヒメジョオンが、ウェルカムスペースにいます。でも、とても元気がありません。うなだれている様に見えます。

自由研究問題 このヒメジョオン、元気になるのでしょうか。やっぱり突然引っこ抜いて花びんにさしたり、土に植えたりするのではすぐにだめになってしまうのでしょうか?

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