絵の魔術師 エリック・カール① by ひな

エリック・カールが亡くなったというニュースが届き、一瞬、時が止まった感じがしました。

カールさんは私の大好きな絵本作家です。

随分以前、来日を記念したエリック・カール展に行ったことがあります。その時、購入した絵本のセットの裏に、買った時の日付がありました。
もう30年近く前です。

 これから、エリック・カールさんのお話や、絵本を紹介したいと思います。
今回はまず1回目。

『はらぺこあおむし』エリック・カール作 (偕成社)1320円

 知っている皆さんもたくさんいると思います。
 キャラクターのあおむしくんがなんともかわいらしくて、表紙一面のあおむしはインパクトがあって一度見たら忘れられません。

 ちっちゃな卵から、あおむしが生まれて、どんどん食べて蝶になっていくという普通の話を、絵が個性的でおもしろいです。ちょっと変わった独特のスタイルがあるんです。そのことはまた次回ふれることにして、
代表作の「はらぺこあおむし」はロングセラーで、多くの人に親しまれ、学校でも、家でも、人気の絵本の一冊です。

 ペープサートにしたり、あおむしブローチを作ったり、あおむしおもちゃを作ったり、とにかくいろいろたのしんでいます。

 普通のタイプの絵本の他に、布絵本のふわふわブックや、とびだす絵本など、ワクワクするものがたくさんあります。

 キャラクターグッズもいろいろあって、カップも皿もタオルもハンカチもTシャツもバックも・・・

 ついつい買っていました。


一冊の絵本から広がる世界もまたたのしいですね。

私がカールさんの紹介をする時に使っていたカールさんの写真がこれです。

満面の笑みで「はらぺこあおむし」の読みかたりをしています。
ステキな写真だな〜
読み語りしている雰囲気が伝わってきました。

では、また。

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〈水と油〉 相手を受け入れない性質 by みむら

「水と油」という表現は〈互いに気が合わず反発し合って仲が悪いこと〉のたとえとして使われることがあるのですけど、相手を受け入れない性質は、たのしい教育プランとしても利用できます。

 最近、水と油でかわいいものづくりのアイディアを目にしました。
 自由研究の題材になると思います。

 先日瓶に入った、きれいなものをみつけました。
 身近な材料ですぐに作れそう。
 さっそく材料を揃えてみました。

 
色づけけて順に入れると水と油は綺麗な二層になりました!!

どっちが〈水〉でどっちが〈油〉だかわかるでしょうか?


瓶をふってもほら、どんどんもとに戻っていきます。

 

 ちょうど境目のところに何か可愛いものがうかぶともっと可愛いものができそうでわくわくします!!

 中に入れるものをこれからいろいろ試してみようと思います。

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月食/梅雨の時期でもハッキリ見えた

 ご存知の方も多いと思います、これを書いている2021年5月26日(水)は皆既月食の日です。

 メルマガを執筆し、いくつかの〆切ものを仕上げて、沖縄で夕暮れ時に始まった月食を見に行きました。

 月が食べられる書くのですけど、私たちが立っているのこの地球に太陽の光が当たってできる〈影〉が遠くの月と重なるのが月食です、つまり地球の影が月に映っているわけです。

 ちなみに古代の科学者たちは、この月食や日食の姿、地球の影の様子を観察して「この大地は球体に違いない」と予想できたのですけど、それはまた別な時にお話しまょう。

 では今回の月食の姿をご覧ください。

 これは下側から食べられている月です、はじめのうちは雲が大きく重なっていました、夜の7時過ぎです。

 

 数分後、雲が切れてしっかり見えました。
 三日月ではありません。
 満月が下の方からなくなっていくわけです。

 数分後の様子がこれ、あまり変化は見えないかもしれません、でも影の部分が少し増えているんですよ。


 その後また雲がうっすら覆いはじめて見えなくなりました。

 それから2時間くらい後、夜の9時過ぎの月の姿をごらんください。

 周りが暗いので、月の形がハッキリ見えています。始まりは右下側から欠けていましたが、今度は右上側に地球の影が見えています。

 

 月食がほぼ終わる頃の月の姿がこれです。

 何年かに一度、こういう自然のダイナミックな姿を見ることができます。
 コロナでも、こういうたのしさを奪うことはできません。

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絵本の読み語りスーパーバイズの様子から

 先日RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )に「読み語りをしたいのですけど、何か子どもたちが喜んでくれる絵本を紹介してもらえませんか」という相談がありました。

 絵本にはいい絵本、悪い絵本というのはありません、それぞれによいところがあるでしょう。とはいえ、人によっても好みがありますね。

私のおすすめの本はたくさんあります。
あり過ぎて迷います(^^

これまでもおすすめの絵本を紹介してきました。

今回はその相談の時に紹介した絵本をとりあげたいと思います。

こどもたちに喜ばれるのは大人が見ても、ほんわかした幸せな気持ちになっていいな〜って思います。
絵本(本)を通して、同じ時間を共有しながら、素敵なひと時を過ごす時間はほんとにたのしいものです。
なんとなく選んでみるのも偶然の出会いがあっていいですし、面白いほんがいいかな、感動的な本がいいかな、ワクワクする本、ドキドキする本、あたたかい気持ちになる本、ホッとする本、なけるような本、考える本がいいかなetc.
いろいろあります。

今回の相談は〈幼稚園児が対象〉だということだったので、たのしくて、ちょっとドキドキして、そして心があたたかくなる絵本を選んでみました。 

『ちゅーちゅー』 宮西達也 作  (鈴木出版) 1320円 

チューチュー 宮西達也

 かわいらしい子ねずみ達と、やさしい猫のおじさんのやりとりがとてもいいんですよ。
 紹介の後は、実際の読みかたりの実践編です。


 相談に来た方は、思わず「あーー」とうなずいたりしてくれて、お話の中に入り込んでいる様子が伝わって、とてもたのしいひと時でした。
 優しい気持ちになれる絵本でおすすめの一冊です。

 絵本を読むことに、特に技術は必要ないかもしれませんけど、これまで数えられないほどの読み語りをしてきた方法を学びたい方は遠慮なくお申込み・お問い合わせください。 スーパーバイズには費用がかかりますが、その費用はすべて、子どもたち、先生方へのたのしい教育の普及に利用されています。

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