折り染めは夢がいっぱい① 楽しい折り染めワークショップの様子

 折り染めは大人子ども関係なくたのしみ深い教材の一つです。年度末に開催した〈たのしい折り染めワークショップ〉は、今回も受講者から100%の高評価をもらうことができました。それだけでなく講師陣も新たな方向性を感じる1日になりました。

 これは講師の小禄さんが私的趣味で作った迫力ある折り染めデコレート掲示物を前にわたしが折染めの魅力を語っているところです。
 その周りには折り染めの作品がいくつも並んでいます。

 実技オンリーのワークショップなので4~5名で楽しもうと考えていたのですけど、たくさん方たちが申し込んでくれました。
 学校では年度末のとても忙しい時期でしたが、学校の先生たちも参加してくれました。教師の三月後半は要録作成から年度末処理、次年度準備と次々と仕事が重なっていきます。こういう先生たちはスゴイなと思います。そういう忙しい中でも子ども達や自分の笑顔を大事にしていける物理的な力と気持ち的な力を持っているからです。

  親子のペアで参加してくれた方たちも二組いて、みんな大満足してくれました。

 前半は折り染めの作品をどんどん作って楽しみ、後半は、うちわ、スケジュール帳、たのしいおもちゃ、写真枠、スイスイちゃん、びっくり祝い袋 etc.折り染めした作品を利用してたくさんのものづくりをたのしみました。

 これは受講したみなさんが染めた和紙で作った世界に一つの〈うちわ〉です!


 
「終わったら完成した作品を持って学童に行き、お世話になった先生たちにプレゼントしてきます」という子もいて、いくつも作品を作っていました。

 確かに折り染めで飾られた世界で一つしかないデザインの作品は、プレゼントにも最適です。

 

 

 参加したみなさんは、当日の評価・感想にもたのしい思いをたくさん綴ってくださったのですけど、終わってからも数名の方からお礼のメールが届きました。その一つを紹介させていただきます。

 

たのしい教育研究所

                       喜友名 様

     スタッフの皆 様

おはようございます。
急遽○○に滞留することとなり昨夜○○に帰ってきました。

このたびはお忙しい中大変お世話になりました。
短時間にたくさんの体験をさせていただき、沖縄の手作りお菓子もいただきさぞ、準備が大変だっただろうと申し訳なく、有難くまた大変恐縮いたしております。
お陰様でとても楽しい充実した沖縄旅行になりました。

忘れないうちに教室の皆さんに体験をしていただこうと早速計画もいたしました。
目的であった折染めはもちろんですが、講習会の入り方、楽しみ方、教え方最後のまとめ方、たいへん参考になりました。
ただ、喜友名先生の楽しそうで、温かみのあるお人柄と雰囲気は真似ができませんので○○に来ていただき皆さんに体験していただきたい思いました。

すぐとはいきませんが実現できるよう頑張ります。

末筆ながら皆様のご健勝とますますのご活躍をお祈り申し上げます。
くれぐれも皆様によろしくお伝えくださいませ。

 

            ○○○○
                          

 たのしい教育の活動が着実に広がり、いろいろな笑顔を生み、その笑顔がまたその人の周りで笑顔を生む・・・
 たのしさを伝える実力ある人たちが、たのしい教育研究所の周りで着実に育って来ています。

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巨大シャボン玉は笑顔いっぱい

 いろいろな報告ものをまとめている時に偶然20年くらい前の〈巨大シャボン玉〉の写真が出て来ました。
 いろいろな学校でやって来ましたけど、何度やっても何処でやっても、笑顔がいっぱいあふれる教材です。この夏の自由研究の講座で取り上げてもよいな。

 ゆっくり風をふくませると、こんなに大きなシャボン玉になります。

 パッと作ってもバスケットボールくらいにはなります。

 これはAくんが〈大きなシャボン玉の場合は、二つくっつくと割れてしまうのではないかな?〉ということで頑張っていた時の一枚です。結局うまくくっつけることができず、今でも謎のままです。

 

 大きなシャボン玉を作るのはそんなに難しくありません。
 データを調べてみると、いくつかの調合の方法が出て来ました。

 とりあえず、20年前あたりのデータとして出て来た調合を載せておきます。

・製氷水か沸騰させて冷ました水400ml・・・不純物が少ないほどよい

・キッチン洗剤 50ml・・・界面活性剤40%以上

・スライムを作る時の洗濯糊(PVA)50ml・・・100均にあります。ポリビニールアルコールと表記されているかもしれません

・グラニュー糖 大さじ1杯

 この頃のフレームは〈太い針金〉に〈ガーゼ〉を巻いて作っていましたが、10年ほど前、100均で〈バドミントンのラケット〉を入手して、それを輪の根元からこんな具合に曲げると、しっかりしたフレームになることを発見してからは、もっぱらその方式を利用しています。

  
 〈たのしさから何も学ばないわけがない〉と書いて来ましたが、巨大シャボン玉から子どもたちがどういうことを学んでいくのか、親や教師が予想しながら準備してあげるとよいですよ。

 子ども達が学んでいくもの、それは〈周りの人たちの笑顔〉であったり、〈優しさ〉であったり、〈風の力〉であったり、〈無色透明な光がいろいろな色に別れること〉であったり、時には散っていく〈シャボン玉のはかなさ〉であったり・・・
 もちろん〈もっと大きなシャボン玉をつくる方法〉をテーマに自分で研究をすすめていく人も出るでしょう。
 わたしの様に大人になっているのに、それを追い求めている人もいるくらいですから。

 何れにしても、子どもたちは、たのしむ中からたくさんのことを味わってくれるでしょう。

 その笑顔を応援できる大人が一人でもいれば、その子にとって、すばらしい宝物だと思います。

 たのしい教育研究所は〈学ぶ笑顔〉という実験結果をたくさん生み出しています。応援、お待ちしています。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉を応援することができます !

仮説実験授業の生みの親 板倉聖宣の遺影遺灰に沖縄のムーチーをお供えし玲子夫人と語りあう

 仮説実験授業の生みの親、今は亡き 板倉聖宣の遺灰と遺影を前に 玲子夫人と長い時間語りあうことができました。忙しさの中でもこういう時間は大切です。いつも〈玲子さん、きゆなさん〉と呼び合っているので以下はその様に書かせていただきます。
 生前「本気で霊があると思っているのかよ」と語っていた板倉聖宣だったので、玲子さんにと、沖縄からムーチーを持って行くと、とても喜んで下さって
「あなた、これ、沖縄のきゆなさんが、甘いもの好きにあなたに持って来て下さったのよ」と遺影の前に備えて下さいました。
 玲子さんの心の中にはしっかり板倉聖宣が生きているのです。

 師 板倉聖宣は〈麺類〉と〈甘いもの〉が大好きでした。
 沖縄に来た時には〈沖縄そば〉を毎回味わってくれていましたし、沖縄のメンバーの手作りのお菓子も喜んで味わってくれました。

 今回は、本を愛していた師 板倉聖宣の数々のエピソードと、結婚した頃の板倉聖宣の研究にうちこむ姿を中心に、たくさんのエピソードを聞かせていただきました。

 途中気になって〈長くなりましたから玲子さんも疲れると思います、そろそろおいとましないと・・・〉と伝えると〈いえいえ、たくさん話したいことがあるんですよ〉と言って下さったので、こちらも遠慮なく質問したりして、ついつい長くなってしまいました。しかしそれもいつものことです。またいつもの様に豊かな時間が流れていきました。幸せなことです。

 しばらくは継続すると聞いていた〈板倉研究室〉も閉じることになったというので、寂しい感じもしているのですけど、それも近しい方達の決断ですからしかたありません。

 板倉聖宣から、たのしい教育が決定的だという思想とその具体的な方法とを学び、それを沖縄の地から〈全国に発信する〉意気込みで、これからも全力でたのしく活動していきたいと考えています。板倉聖宣の遺灰・遺影を前に、その思いを強くした1日になりました。

 〈沖縄から全国に〉というのは言葉の綾ではありません。先日も〈たのしい教育を自分の仕事に活かしたい〉という方が県外から訪ねて来てくれました。そしてとても満足して帰って行きました。
 県外で自営業をなさっている方からも「メルマガで行き方を学んでいます」という熱いメッセージをいただいています。
 いずれ、またそのことを書けたらと思います。

 〈先生、子ども達そしてその周りにいる大人の賢い笑顔という実験結果を出しつづける〉それが、たのしい教育研究所です。みなさんの応援を待っています。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉を応援することができます !

楽しい絵画教室-楽しく学んで実力が高まらないはずがない 〈さば〉を描く

 たのしい絵画教室・楽しい図工教室も順調に回を重ねています。それぞれの興味関心や挑戦したいグレードごとに指導する場面もあります。
 今回はその中で仕上がった〈さば〉の絵を紹介しましょう。

 たのしい教育研究所の芸術分野担当〈小禄〉さんは、三原色で楽しむ〈キミ子方式〉の公認インストラクターでもあります。

 自ら絵画をたのしみたいという方も、教師として子どもたちと図工を楽しみたいという方も、また意外に多いのですけど、〈教師ですけど絵は苦手です〉という方もぜひどうぞ。
 現在は平日ですけど、月に五週ある月は休日に開催する予定です。

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