読者のAさんからおもしろい写真が送られてきました、どこかで見ていたのかもしれないけれど、Aさんのような心のセンサーを持ち合わせていなかったのでしょう。
巨大な〈はてなマーク〉のような植物です、みなさんは見たことがあるでしょうか。
心動かされたものごとは、予想を立てて調べてみることです。
単に調べるだけでもいろいろなことを知ることができます、でも予想を立てて調べると、もっとたくさんの発見をするでしょう。
さてこの植物、何の仲間なんでしょう?
木というよりサボテンの仲間じゃないかな・・・
え、木とサボテンって違うのか・・・
サボテンは木じゃなく草の仲間なのか?
というか、サボテンってバラファミリー(科)とかいうようにサボテン科(ファミリー)なんだろうか、もしかするとニックネームかもしれない。
そういえば、そもそも木と草って何が違うんだろう・・・
知的好奇心がどんどん動かされていきます。
みなさんは木と草の大きな違いは何だと思いますか?
大きさでしょうか、硬さでしょうか。
※
予想を立てて調べると、間違っても賢くなります、もちろん当たっても賢くなります、そしてどちらもとてもたのしくなります!
木と草の違いが大きさだとすると、ブルーベリーの木よりずっと大きな草もあります。
そうやっているうちに「硬い部分(木質)を多く持つか持たないか」が木と草の大きな違いだと発見するでしょう。
さて冒頭のハテナの植物はどうでしょう。
木質をたくさんもった硬い木には見えません。
かといって草の葉のようにかぜにそよぐ感じもありません。
やっぱりサボテンのような植物なんだろう、と画像検索⇨https://images.google.com/?hl=ja で調べてみると・・・
※
アガベ・ア.ナータ(Agave attenuata)という植物でした。
アガベを調べると日本では〈リュウゼツラン〉と呼ばれているとのこと、なるほど、それでデカいんだ。
100年に一度咲く花だと書いてあるサイトもあります、ほんとかなぁ。
調べてみると「二、三十年に一度咲く」とあります、それでもかなり貴重な花です。しかも一度咲くと母株は枯れるとありますから、この花が咲いたら寿命を終えるわけです。
さて、リュウゼツランは多肉植物の一つ、たっぷり水分をためるしくみがあるグループです。とはいえ、ファミリー(科)や属などの〈正式な分類〉ではありません。
サボテンも多肉植物の仲間です、アロエも多肉植物です。
リュウゼツランも多肉植物です。
調べるとサボテンというのはファミリー(科)の名称でした。
サボテンファミリー(科)というのがあったんだな。
とてもめずらしい花の写真を送ってくださったAさんに感謝。
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