小学生の自由研究テーマ Aくんの研究−プラトンボの羽の枚数と飛び方の研究

 小学生のAくんが「家で研究してくる」と自由研究のテーマを見つけて帰っていきました。沖縄市の公民館で実施しているキッズデポの一つ、2つ前に書いたセンター自治会での一コマです⇒こちら

 Aくんが研究テーマにしているのが〈プラトンボ〉、プラスチック板で簡単にできる〈竹とんぼ〉の一種です。
 子ども達に大人気で、小さな子から中学生までたのしんでくれました。


 Aくんの研究テーマは〈よく飛ぶプラトンボの羽の数〉です。
 これは、最大という程、羽の枚数を増やしたタイプです。

 いろいろ作って、来月報告してくれることになっています。

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自由研究こそ本物の研究〈植物のからだ〉ヘルモントさんの研究-自分で考えてみよう(1)

〈自由研究こそ本物の研究〉というフレーズは賢くなるためにも人生をたのしむためにも大切なフレーズです。たのしい教育研究所に足を運ぶメンバーはそれぞれがいろいろなテーマで自由研究しています。

 ある日の自由研究の様子の一コマです。

 ある植物のタネです。サヤを割った状態です。テーブルからはみ出るくらいのサヤの中にタネが入っています。

 何の植物のタネか?

 これです。ホウオウボクといいます。

  すくすく成長すると高さは2階建ての建物くらい、枝の広がりで普通の教室ほどもあります。大きく枝を伸ばして、広い木陰を作ってくれます。

 ところでみなさん、あの小さな一粒のたねが、こんなに大きく育ってしまうことに驚きませんか?

 スイカのタネよりふた回りくらい大きい感じで、長さは2cmたらずです。

 重さはどれくらいでしょう? 測ってみると1gもありません。 何個かのせてみると、5個で2gを示しました。 一個あたりの重さを計算すると 2g÷5=0.4g です。 ホウオウボクの重さはいくらあるか予測するしかありませんが、大人一人70kgくらいだとして、少なめにみても、その5人分はありそうです。何しろ木の幹は重いのです。
 そうそうホウオウボクも当然根っこが拡がっていますから、これも少なめにみて大人1人分で計算すると
・・・
大人6人分、70kg×6=420kg
と概算しておきましょう。
 この様に強引に〈概算する〉ということはとても大切な力です。
 外れていてもよいのです。
 「とりあえずこの計算でいくと、こういうことが言えそうだ」
という様に予測することができるわけですから、いろいろな研究の大事なスタートになるわけです。
 この小さなタネ、0.4gのタネが400kgくらいに成長するということは、10万倍に成長してしまうということになります。 重さでいうと 420kg−0.4g = 420000-0.4 = 419999.6g がタネ以外の物質だということです。

では、この419999.6gの重さはいったいどこから来たのでしょう?

みなさんはどう思いますか?

 今から400年ほど前にフォン・ヘルモントさんという科学者がいました。

 ヘルモントさんも、植物のからだは一体何からできているのか、にとても興味を持ちました。
 そして、ヤナギの木を使って研究(つまり自由研究)をはじめたのです。

つづく
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〈プラとんぼ〉たのしく飛び回る 沖縄市のセンター自治公民館で大にぎわい

 たのしい教育研究所が月に一度スペシャルで出前授業する〈沖縄市の公民館〉での様子をお届けします。月曜日は〈沖縄市センター自治公民館〉です。子どもたちがさっそく集まってきて、いろいろたのしんでくれています。

 今回のメインメニューは〈プラトンボ〉と〈ひっくり返るねこ〉、〈たのしい読み語り〉です。

 プラトンボはこれ!
 かんたんに作成できて、とてもよく飛びます。
 沖縄市に在住の皆さんは、参加可能です。
 お問い合わせください! 期日・日程はこちらにあります⇨ https://tanokyo.com/archives/17765

 

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ヨシタケシンスケ「あるかしら書店」/またもやたのしませてくれました! オススメします

〈ヨシタケシンスケさんを沖縄に来てもらおう!〉と呼びかけているほどなので、たのしい教育研究所の周りにはヨシタケシンスケさんのファンがたくさんいます。もちろん所長のわたし〈いっきゅう〉がその筆頭です。そのヨシタケシンスケさんの近作が「あるかしら書店」。毎回ヨシタケさんのアイディアには〈やってくれた感〉が満載ですけど、今回もたくさん笑わせてもらいました。

 町のはずれの一角に「あるかしら書店」があります。

 

 

 店長さんはこの人。かざらない、人のよい人物です。

 「あるかしら書店」に来るお客さんが「◯◯についての本、あるかしら?」とやってきます。するとこの店長さんが「ありますよ」と本を探してきてくれるのです。と言っても「江戸川乱歩の本ありますか?」という普通の問いかけだけではなくて、一見ムチャな要望なのです。店長さんは一見むちゃなその要望に「もちろんありますよ」と応えてくれるのです。

  

 

 奥に入った店長さんがたくさんの本を持ってやってきてくれます。

 それがたとえば…

 

 

 

 「二人で読む本」で紹介された中にはこんな本がありました。

 すばらしいアイディアです。
 ぜひ実際に出版していただきたい。

 子どもが生まれたら〈上中下〉のセットで…

 

「月夜でしか読めない本」
も秀逸でしたよ。

 いかがでしょうか。たのしい教育研究所のサイトの熱心な読者の方なら読みたくなったのではありませんか?

 ポプラ社発行 1200円(税別)です。

 ヨシタケシンスケさんはこんな顔をしています。勝手に格闘系だと予想しているのですけど、それははずれているかもしれません。
  MOEという月刊誌が以前〈ヨシタケシンスケ〉特集をしていました。
 わたしの様なヨシタケシンスケ好きにはたまらない内容です。


 チャンスがあれば、こんどもその雑誌の紹介をさせていただきます。たのしみにお待ちください。 1日1度のこの「いいね」で〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ いいね=