たのしくアウト・ドア=塩づくり

某日、研究所のメンバーの恒例 夏のパーティーがありました。

子ども達も参加し、エンディングは海辺での花火です。

ライターがなかったので、キャンプ用のガスバーナーを火種にすることにしましたが、もったいないので、ついでに海の水で塩をつくることにしました。

これがその時の様子。

販売されている塩よりずっとおいしいものができあがります。


たのしい塩づくり

 

たのしい塩づくり2

作り方はあまりにも簡単。

海水を1〜2cmほど入れて煮詰めていくだけです。

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ドライアイスホッケー=とても盛り上がります

ドライアイスホッケーはたのしい教育研究所のオリジナル講座
「たのしく伸びようよ 夏!」
用に開発した教材の中に入れた一つです。

たのしい教育教材この授業はドライアイスをたのしく使うことが目的の授業ではなく

この宇宙の全てのものは原子分子でできている

という科学上の最も大切な発見を元にして

全てのものは〈固い状態〉〈水のような状態〉〈空気のような状態〉に変化する

という化学(ケミストリー)を学ぶ授業です。

温度の概念も取り入れ〈空気のような状態〉はその物質の中で最も「高温」の状態で、〈石のような状態〉はその物質の中で最も「低温」の状態なのだということを予想を立てながらすすめていきます。

普通は空気のような状態の二酸化炭素は、冷えていくと石のような状態になります。それがドライアイスです。

私たちの暮らす気温の中は、ドライアイスにとっては強く熱された状態なので、どんどん空気のような状態になって飛んでいきます。

ドライアイスのかけらからは四方八方から空気のような状態にもどっていくので、ガスが噴出されているような状態です。ですから、そのかけらはテーブルから浮き上がっています。

これをホッケーのコマにして、綿棒をスティクにして対戦するのです。大人も子どもも大盛り上がりしていました。

しっかりと公式ルールがありますが、それは別の機会に紹介させていただきます。

ドライアイスホッケー

 たのしい教育教材の開発をどんどん推進中の
たのしい教育研究所です!

親子が仲良くなる たのしい教育=講座「たのしく伸びようよ夏」の情景

たのしい教育研究所が企画から運営までフルに受け持つ講座「たのしくのびようよ夏!」が大盛況のうちに終了しました。

親子が仲良くなるたのしい教育

 

定員以上の申し込みに、キャンセル待ちをしても参加していただけない方達などがたくさん出ましたが、これも講座のグレードを保つために必要なことなのでご了承ください。

子ども達は自由研究をテーマに、大人は自分の知的好奇心の高揚に、教育関係者の方は二学期の教材研究にと、いろいろな思いで参加していただきました。

とりあげた内容のどれも好評で、「おー」とか「うわー」という声、「おいしい」「たのしい」「もっと読んで」など、歓声溢れる講座となりました。

ラストの「ものはすべて〈固いもの〉〈水のようなもの〉〈空気のようなもの〉にへんかする」という授業では、科学の本質的な内容を取り扱っているのに(いるから)、一年生の子ども達から祖父母の方まで、水を打ったように原子論の話に聞き入り、その後とてもたのしく実験をしてくれていました。

親子がとてもたのしそうに授業で協力しているシーンも随所にみられ、「たのしい教育」は親子が仲良くなる方法でもあるのだと感じた1日になりました。

ご参加いただけなかった皆さん、ぜひ「たのしく伸びようよ 秋!」をご期待ください。

募集情報はこのサイトに載ります!

毎日たのしく元気に
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板倉聖宣「科学読み物を読む意義」

 仮説実験授業研究会代表で日本科学史学会の会長でもある 板倉聖宣は、子ども向けの科学の本を最もたくさん書いている人物です。
板倉聖宣が文部科学省の教育政策研究所の室長をしていた頃に書いた文章があります。50年近く前のものですけど、たのしい読書教育について、とても興味深いことをたくさん語ってくれています。
たのしい教育メールマガジンに、その文章を書き取って掲載していますが、その一部をお届けします。
夏休みの読書のきっかけになれば幸いです。※古い資料からの書き起こしなので、文章の責任は喜友名に在ります。

「科学読物をなぜ読まなければならないか?」

そのひとつの理由として前回、こういうことを書きました。

「今の理科教育の欠陥のために子どもが科学というものを正しく理解する自信を失うのを防ぐことにある」

 

それなら、学校の理科がよく勉強できさえすれば、読物は文学作品だけ読んでいればそれでよいのでしょうか?

 

私はそうは思いません。

学校にすぐれた理科の先生がいて、たくさんの実験をやらせてくれたり、わかりやすく教えてくれれば誰だって科学の勉強がたのしくてしかたがなくなるでしょう。

実際、私どもがいま小学校でやっている新しい理科の授業(「仮説実験授業」という)では、どのクラスでもほぼ全員の生徒が「科学の問題を考えたり、実験したり、討論をしたりするのが好きだ、大好きだ」といってくれます。しかし、そうなってもやはり科学読物は読ませなければならないのです。

 

「学校の理科の時間に実験をしながら科学の勉強をしていく」ということはすばらしいことです。しかし、「実験することだけが科学の勉強」だと思ってはいけません。

 

私たちは、自分では簡単に実験できないことについても、すぐれた科学者たちの研究したことについて勉強しなければなりません。彼らがどのように考えて自然のなぞを解きあかしていったか、その考え方にも学ぶ必要があるでしょう。

こういうことについて教えてくれるのは科学読物よりほかにないのです。

 

読書教育もたのしくいこう!
たのしい教育研究所です。