書籍の整理をしていると/好きな本はたくさん

 第一研究所の書籍の整理は大きくは落ち着いたのですけど、細かいところはちょこちょこと続いています。

 これは1ヶ月くらい前、片付けをしているところ。

 それを大きく〈科学系〉〈文学系〉〈その他〉に分けてから、その下に数学系、宇宙系など領域分けしています。

 するとこれまでの自分の素行が明らかになってきます。
 前々から「この本は持っているけど見つからない。無くした可能性もあるからもう一冊買おう」という感じで手に入れてきた本たちが目の前に登場してくるからです。

 この大村平(ひとし)さんの本は、私がはじめて数学の本質的なたのしさを教えられた本です。
 高校の頃、医学部に行こうかと考えていたときのこと、問題の解き方中心の受験勉強を脱することができて、数学科も面白そうだと考えるくらいのめりこみました。なので同じ本が複数セットになっていたりします。

 サイモン・シンは私がとても気に入っているサイエンス・ライターです。「フェルマーの最終定理」は彼が数学史上の難問について書いたもので、とても面白くて、文庫本も含めて3冊みつかりました、まだ出てくるかもしれません。


 これはガリレオについて調べていたときに買った本です。
 最後まで読んだのではなく拾い読みくらいです。
 特におもしろかったわけではないのに二冊あります。
 きっと、記憶に残る内容ではなかったので、タイトルだけに惹かれて、すでに持っているとは知らずに買ったのでしょう、まぁこういうこともあります。

 ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」は文学史上の傑作です。
 内容だけでなく表紙の手触りもよいので、持って読むときも他と違う感覚で、大好きな本です。
 三冊ありました。右の赤い表紙の本も「はてしないものがたり」です。

 

 

 

 もしかしてカバーと本体を別に置いたのかもと思って倒してみたら、やはり三冊ありました。

 師の的川泰宣(やすのり)先生の本も二冊ありました。
 これは私や私の仲間たちのことも書いてくれたものなので、二冊もっています。

 科学の素晴らしさを私にはじめて教えてくれたのはカール・セーガンです、その中でCOSMOS/コスモスは気に入りの本です。
 上が3冊、下が2冊ありますけど、第3研究所にも数冊ずつありますから、かなりの数になると思います。

 こうやって本の整理整頓をしていくと、自分のこれまでの思考の歴史をみるようで、とてもたのしくてなりません。

 ここで載せた本は「ガリレオの求職活動・ニュートンの・・・」以外は全ておすすめです。
 読んでみませんか。

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梅に感謝の気持ちを表す/追記

 第一研究所の近くに梅の咲く公園があります。
 私の趣味の〈つぼみ見〉の公園の一つです。
 一月初めの頃、花をつけ始めたのですけど、最近はとてもたくさん咲いています。
 と書き始めたこの記事は数時間、下書き中にUPされていたので追記してUPしています。

  それにしてもウメの花もキレイです。

 桜の花の鮮やかさ、折り重なる様に咲き誇る勢いなどには評価をゆずっても、梅は梅のかけがけのないよさにあふれています。

 近づいて鼻から息を吸い込むと爽やかな香りがするんですよ。
 きっとその香りに寄せられてハチたちがやってくるのでしょう。ハチの動きが早くてスピード設定できるカメラでないとうまく写すことができません、今度、天気の良いときに撮り直します。

 この公園には見たところ20本くらいのウメの樹が植えられていて、1ヶ月前とあまり変化の見えない樹から、つぼみがたくさんふくらんできた樹まで、かなり違っています、これからまだまだたのしめそうです。

 

 梅よりずっと多くの桜の樹があって、これから桜がどんどん咲いてくることでしょう。

 こんなにいい気持ちにさせてくれる植物たちに感謝を込めて、研究所の仲間と公園のゴミ集めをしました。

 すぐに袋がふくらんでいきます・・・

 周りがキレイになって、立ち止まって見てくれる人たちが増えてくるのは、嬉しいことです。
 見る人たちに笑顔が広がるのはもちろんですけど、植物たちのよさを感じる人たちが増えていくと、じんわりとではあっても、植物たちにとって良いことがたくさんあるはずです。

 こういう話を身近な人たちに紹介したら「自分も行きたい」というので、今度は人数を増やして行くことになりました。
 寒い日々の暖かい出来事です。

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最新メルマガから/おすすめDVD〈アルプススタンドのはしの方〉/若さとは

 このサイトの読者の皆さんの中で、たまになのですけど〈映画好き〉な方から便りが届くことがあります、今日は最新のメルマガに書いた〈お勧めの映画〉を紹介します。メルマガの読者の方もこのサイトを読んでくれているので、その読者の皆さんにもさらに深まる内容にもなると思います。

 以前、たのしい教育に魅力を感じて没頭しているメンバーは実年齢よりとても若いという話を書いたことがあります。研究所に来る先生たちは、年齢を聞いてびっくりするのが普通です。

 それはきっと意図せず〈感性〉の部分を鍛えていることになっているからでしょう。
 体型、外見に気を使う人はたくさんいる様ですけど、自分の〈感性〉に気を使う人はあまりいないのではないでしょう。

 たのしい教育を本気でやっている人たちは〈心震える体験〉が、普通の教育をしている人たち、昨日と同じ今日、去年と同じ様な教育をし続けていく人たちより遥かに多い、だから若く見えるのでしょう。

 そこまでととはいえませんが、映画が大好きだという人たちにもその傾向があります。

 映画も似ているところがあります。

 メルマガの最新号にもおすすめの映画を紹介しました、2021年ははじまったばかりですけど、その年のラストに「今年紹介した映画plusのトップ10」に入れることになると思います。

 四つの柱に別れて綴っているのですけど、その三番目〈Let’s Enjoy The Movies. Plus〉の今週の柱にのせたのが「アルプススタンドのはしの方」です、2020年の7月公開です、コロナのあおりを受けて苦戦したことでしょう。

 2021年1月現在DVDレンタルショップで最新作品のコーナーに並んでいます。

 このサイトの読者の皆さんもぜひ観てみませんか。
 私は演劇を観るのは得意ではないので、知らなかったのですけど、元は演劇として大絶賛されたものを映画化した作品です。なので〈どこかで耳にしたことがある〉という人もいると思います。

 演劇も映画も主になる登場人物たちは同じ人たちが演じています。

 みた通り青春映画です。

 この四人は野球に興味関心がありません、一人は野球から脱落した人物です。
 たまたま自分たちの高校の野球部が甲子園に出場することになったので、暑い中、特に応援する気もなく、アルプススタンドの端っこによってきた四人です。もちろんルールを何も知らない人たちがほとんどです。

 その四人のごく普通の青春が、きっと観ている人の心をゆさぶると思います。

 笑い、怒り、屈辱、恥ずかしさ、未来への夢、そういったものが、アルプススタンドのはしの方でたちのぼっている・・・

 今さら青春映画?

 と感じる人がいるかもしれません、その人たちはもう一度冒頭の言葉を読んでいただけませんか。

 感性が震える体験は人生にとってとても大切です。
 もしかしてこの作品で震えなかったという人も、何か別な作品で震えてみてください。もちろんたのしい教育を体感したり、学校や家庭で子どもたちに授業したりすれば、尚さらそれを感じるでしょう。

 感性を豊かに高めて気持ちがいつまでも若い、それは大切なことでしょうか?

 大切です。

〈若さ〉は挑戦するときの成功・失敗を決めるとても大きなファクターです、もちろん年齢のことをいっているのではありません

 RIDEの大切な仲間はみんな「子どもの様な感性をもった人たち」です、だからたくさんの結果を出してきたといえるでしょう。

 私は特に挑戦する気はない・・・

 そういう人もいるかもしれません。

 大丈夫です、生きている限り、きっといろいろなものに挑戦しているはずです。それが多いか少ないかだけの違いです。

 感性を豊かにしていることは、人生を豊かに生きていくことです。

 映画は感性を豊かにするときにおすすめの方法です。

 カバンに400円くらい入っていたら、ファストフードに行くよりレンタルショップで〈アルプススタンドのはしの方〉を選んだ方がよいと思います。

 

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最新のメルマガから/春の講座2月27日(土)

最新のメールマガジンから、春の講座の案内記事を掲載します。
実は、リーフができるまでに、すでに半分くらいの席が埋まっています。
メルマガを読んで申し込んでくれた人もいるので、興味のある方は早めに席をおさえることをお勧めいたします。

たのしい春の講座のリーフできあがりました

 秋の講座の後は冬の講座がありそうな感じがするかもしれませんけど、冬はクリスマススペシャルや初春パーティーなどで、広く募集する講座ではなく少数で開催しています。もちろん希望する方は参加可能ですから興味がある方はお問い合わせください、とってもたのしいですよ。

 冬のパーティーの後は〈春の講座〉です、今年は2月27日土曜日に開催します。

 リーフができました、春のイメージでメンバーからも好評です。

 画質の関係で文字は読めないと思いますので、この後に担当のさくら先生から届いた案内文面を記載します。

さくら記

みなさん、こんにちは。

今年も桜の季節が近づいてきましたね。

まだまだ寒い日が続きますが、暖かくしてお過ごし下さい。

今回は、たのしい教育研究所(RIDE)から、毎回大人気の春の講座『別れも出あいもたのしい教育』のリーフが出来上がりました、ご案内を送らせていただきます。

春の講座のテーマは〈別れ そして 出会いの春も たのしい教育〉です。

 講座で実施する教材を持ち帰って自分で授業し、子ども達が 「この学年を先生に教えてもらうことができて本当によかった!」 と感じてくれる、そして教師自身もたのしい春をすごすことができる、そういう講座です。

 大人子ども一緒の参加が可能ですから、子どもに「〈勉強するってたのしい〉と感じてほしい」という場合にもおすすめです。

 今年度は研究所の主要メンバーであるお二人の先生が学校最後の年となります。

 そこで、いっきゅう先生ほかの授業者の人気プログラムに加えて、お二人に現職最終年の記念授業をしていただくこととなりました。

 

 RIDEではいろいろな感染症対策をすすめながら講座を実施しています。大きめの会場を利用しますが、前後左右の間隔を広くとるために、1クラス程度の募集となります。

お陰様で、たのしい教育研究所(RIDE)の講座は毎回、定員に達し、参加できない方たちが出ています。

参加を考えている方は早めの申込みをお勧めします。

 

たのしい教育研究所 2021春の講座
~別れも出あいもたのしい教育~

2021年2月27日(土)09:45 受付 10:00~12:55

~予定プログラム~

① みんなで仲良くゲームプラン

② おいしい〈たべものづくり〉

③ たのしい〈ものづくり〉

④ 読書をキーにした〈たのしい教育〉の方法

⑤ たのしい教育プラン

⑥たのしい教育教材の紹介  他にもいろいろ

対象
教育関係者、たのしい教育に興味関心のある方
子ども(小学生以上)同伴の参加が可能です(子どものみの参加はできません)
 ※教材資料は 親子で1セット

☆教材・素材費、保険、会場等の利用費
大人3000円・子ども(小・中学生)1600円 (教材等は親子で1set)、高校生&大学生2600円

★早割り:2/12(金)17:00まで 大人 2700 円,子ども 1400円、高校生&大学生2200円

★RIDE会員・メルマガ会員(大人のみ)2700円,早割併用で2400円

持ち物:筆記用具、マスク、飲み物、教材持ち帰り用のバッグ等

服装:動きやすい服+寒さ対策の羽織るもの ※ RIDEの講座は〈検温〉〈体調確認〉〈殺菌消毒〉などに加え、大型ファン複数台で換気するなど、いろいろな感染症対策をしています。一枚羽織るものが必要になる方が多いと思います

★★申し込み方法★★
申し込みはメールのみ office@tanoken.com まで

件名に「2021春の講座申し込み」と書き ①名前 ②所属(会社・団体・学校学年など)③ 電話番号(緊急連絡に利用します) 、加えてRIDE会員の方は「RIDE会員」と明記して申し込みください(週一回のメルマガが届いている方は会員です)

※申し込みから3日以内に受講可否メールを返信しています。返信がない場合は連絡ください。

 問合せ→090-1081-7842

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックが元気のバネです➡︎一緒に〈たのしい教育〉を広げませんか。簡単な方法があります。ここのクリックで〈応援している〉の一票入ります!