もんだい「生」の読み方はいくつある?

高学年で国語の時間に盛り上がった問題を一つ。
中学・高校でも使えるとおもいます。
家族でもぜひどうぞ。

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もんだい1
「生」という漢字の読み方はいろいろあります。
高校生(こうこうせい)
生物(なまもの)
・・・

「生」の読み方は何種類くらいあると思いますか?

予想 (    )種類くらい

 

もんだい2

あなたは「生」という漢字を使った、異なる読み方の言葉をいくつあげられますか?

思いつくだけ書いてみましょう。
読み方も書いておきましょう。

 

 

 

 

 

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お話

講談社現代新書に「漢字遊び」という本があります。
すでに廃版になっていますけど、復刻してもらいたい本の一つです。

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そこには

読み手数の多さでは「生」が王者だろう。
常用漢字で認められているものだけで13種。200通り近く読めるという伝説もあって、正確なところはわからない」15p

とあります。
そして、その読み方の例として以下の32種類があげられています。

スクリーンショット 2015-07-03 22.41.26

さすがに、教師の私も、この全部をあげることはできません。
たしか20いけたかどうかというところでした。
みなさんはどうだったでしょうか。

たのしい教育にまっしぐらの「たのしい教育研究所」です

たのしい教育活動はやめられない/意欲を高めてくれる言葉

たのしい教育活動で、いろいろな学校や地域を回る日々です。

授業で子どもたちの笑顔に会えることが一番のたのしみですけど、終わってからのたのしみもあります。
その一つが、感想・評価やお手紙を読む時間です。

以前届いた、ある小学校の校長先生からのお手紙を紹介させてください。
学力向上推進報告会で、保護者の皆さんや子どもたち、地域の方達も一緒に授業させてもらって後、届いたものです。

※このサイトのポリシーで個人名や固有名詞は避けるようにしています。塗りつぶしはご了承ください。

スクリーンショット 2015-07-03 21.02.46②
ますます、たのしい教育に全力を注ぐ意欲が高まってきます。
今日の県の授業ももりあげます。

 

たのしい教育活動に全力投球の「たのしい教育研究所」です

たのしい自由研究のすすめ/自由研究こそ本物の研究!「花の給水実験」2-きのこも同じかな?/植物のからだの研究のきっかけとして

自由研究の題材/自由研究のネタ として書いてみます。私が小学校の頃やったことがある実験で、たのしい教育の伝統としてぜひ受け継いでいきたい内容です。

以前に書いた

「実験に失敗はない  予想が外れただけ」https://tanokyo.com/archives/6235

の続きです。
そこでは植物の着色実験(給水実験)をしました。普通に見られる植物と、キノコの色のつき方(給水)が違う結果が出ています。

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いつもの様に忙しいさなか
「身近にあるキノコで試してみると変化のスピードが速くてわかりやすいのではないか?」
という、かるい気持ちで試してみると、たしかに予想した通り、変化のスピードは速かったのですけど、色のつき方(給水の仕組み)でハッキリとした違いがある。という事を知ったわけです。

落ち着いて考えると、色のつき方が違うのは、当たり前なことなのです。
でも、実験をしてみたおかげで、自分でもそれをハッキリ認識することができた、というわけです。

だから

「どっちに転んでもシメタを探せ」座右の銘

なのです。

その後、学校の先生方への授業の時に、キノコの茎を二つに割いて、色の染み込み方を調べてみました。

30分くらいで、この様に変化していきます。
先生たちも、興味をもってくれました。
一回の授業の間で見せてあげられると思います。

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どうして、そういう色のつき方になったのか?

キノコなどの菌類と、普通にみられる植物との身体のつくりが違うのです。

よく見られる植物は「維管束(いかんそく)」といって、水の通る道や、作ったデンプンなどを通す道がちゃんとできています。
人間の血管の様なイメージです。

この写真をみると、色水が通っていく場所がハッキリとしますね。
スクリーンショット 2015-07-03 9.29.00

ところがキノコなどの菌類は、そういう仕組みが身体の中にできていません。
ですから、ティッシュや脱脂綿が水を吸い込んでいく様に、全体的に染み込んでいくのです。

スクリーンショット 2015-07-03 9.20.14

「キノコの様なからだをもっている生物と、バラの様なからだの仕組みをもっている生物(植物)たち、そしてその中間の様な生物(植物)たち」

そういう視点で調べてみる。

また

キノコは植物といって良いのか?/キノコは何類?

という視点で「分類の基礎」からまとめていくということも、たのしい研究の一つになると思います。

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「たのしいグッジョブ の授業プラン体験」新聞紙面に大きく出ています

沖縄県が力を入れて取り組んでいる
「みんなでグッジョブ運動」の年に一度の大きなフェアがあります。
琉球新報・タイムスの7/1の朝刊、紙面いっぱいに大きく掲載されています。スクリーンショット 2015-07-03 11.39.27明日2015年7月4日(土) 15:00〜16:30
那覇市民協働プラザ(新都心近く)
です。

みんなでグッジョブ運動推進本部からは、メインで大々的に、というお話をもらいましたが、別な処でのわたしの授業がすでに入っていて、調整が難しく、後半の一コマを担当させていただきます。

日程的な調整はさておいて、中身に関しては、全力投球させていただきますのでご期待ください。

私の大好きな「宇宙」をテーマに「宇宙飛行士の仕事」を取り上げ、後半は興味のある方なら誰でも授業が可能な「授業プラン」を体験していただきます。
親子連れ、学校の授業研究、何かよいネタはないかと考えている皆さん、ぜひご参加ください。

たのしい教育/学力向上/たのしいグッジョブ に全力投球の
たのしい教育研究所です