たの式顕微鏡ケース できました!

 たの式顕微鏡のケースをいろいろ工夫していましたが、やっといいアイディアに辿りつきました。まだ工夫改良していく途上ですけど、大枠はこれでよいと思います。

 飲み物の紙パック(厚紙・水を弾くタイプ)で筒をつくり、その中に〈たの式けんび鏡〉を入れると、レンズが保護されます。

 これはお茶パックで筒を作ってみたものです。
 ホチキスで三ヶ所止めました。

 今度は大きめのトランプで作ってみようと思います。
 簡単に真似できますから、ぜひみなさんも利用してみてください。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=

 

シャトルキャッチ(シャトル・キャッチ)でたのしんでいるうちに〈振りかぶって投げるフォーム〉が身についていくという実験結果

 たのしい教育研究所で開発した〈シャトルキャッチ/シャトル・キャッチ〉という教材が大人気です。
 このサイトでも何度か取り上げていますし、講座や講演・授業などでも積極的に紹介していますから、ご存知の方もいると思います。
  最近、そのシャトルキャッチでたのしんでいるうちに〈遠くに投げるフォームになってきた〉という便りがいくつか届いています。こちらからリサーチした中でも、クラスの子どもたちから、いわゆる〈女の子投げ〉が消えて、遠くまで投げらフォーム〈振りかぶった投げ方〉ができる様になってきたという先生たちが何人もいました。

 女の子なげというのは、こういう投げ方です。投げる方の手を軽く後ろにもっていくだけなので、なかなか遠くには届きません。

 先日、ある学校の先生から「子ども達とシャトル・キャッチをたのしんでいるうちに、自然に大きく振りかぶる様になってきました」というメールに写真が添付されていました。  シャトル・キャッチは教室に少しスペースがあればたのしむことができます。狭い場合には机などを寄せて、安全なスペースを作ってあげてください。〈空気の抵抗〉を利用していますから、どんなに強くなげても遠くまで飛ぶことはありません。ほんの少し遠くまで投げようとするためには、ふりかぶって強く投げなくてはいけません。子ども達の中には野球などを経験していて、得意な子もいると思いますから、そういう子から自然に学んでいけると思います。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=
(安全のため)狭い場所でたのしむ時には「キャッチする時には〈走らず〉に手を伸ばしてキャッチするくらいしよう」とルールを決めるとよいでしょう。

花の違いは植物の種類の違い

 以前に書いた「花と親しむシリーズ 同じ植物なの、違うの?(植物の同定)」を読んで、〈メイフラワー/フブキバナ〉を見に行ったという方がいました。その方も植物は苦手だということでしたが、このサイトの植物の話を読んで興味が出て来たということです。嬉しいたよりでした。〈植物と親しむカレンダー(仮称)〉の作成も進んでいます。この方たちの為にも早く提供できるようにしたいと考えています。

 メイフラワーについて書いた時に掲載した写真をもう一度掲げます(わたしがとった写真)。
 この薄紫の花がメイフラワー(風吹花:ふぶきばな)、その周りの黄土色の花は、南米から来た植物らしいのですけど、まだ同定できていません。
※フブキバナが正式な名称で、メイフラーはその別名です。シソ科の植物です

 アップの写真も撮って来ました。
 花がびっしりと並んでいます。 

 これはメイフラワーです。

 この二つの花の〈たの式顕微鏡写真〉を比較してもらいたいともいます。〈花の違いは植物の違い〉という重要な見方を頭に刻む助けになると思います。

 メイフラワー(フブキバナ)のたの式顕微鏡写真です。花びらだけでなく〈シベ〉もカラフルでキレイです。光って見えにくいのですが、花びらは5枚に見えます。

 

 次の顕微鏡写真は、南米から来たという植物です。花びらは3枚です。シベの色も形もフブキバナ(メイフラワー)とは違っています。

 以上、〈花の違いは植物の違い〉というのが植物の基本原理だというお話でした。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=

植物と親しむカレンダー作成すすむ/タイワンホトトギスは取り上げないけれどシバは取り上げたい

 植物の苦手な方たちへの〈植物と親しむカレンダー〉の作成が進んでいます。たのしい教育研究所で最も植物に詳しい小禄さんと、詳しくはないけれど植物好きの私が主導で研究会を重ねています。大量の植物の中からいったい何を取り上げるかが重要な点で、その取り上げた植物に興味関心を抱いてもらえるかが大切です。
 この壁にはった表がその研究の足あとです。

 今朝、研究所のベランダの植物たちに水をかけていると、タイワンホトトギスが花開いていました。一見、シラン(ラン科)に似ている感じがしますが、ユリ科の植物です。

 
 これはわたしがよくウォーキングに行く公園で写したシラン(紫蘭)の花です。

 タイワンホトトギスもシランも、東京の公園でも見ることができます。とすると、よりたくさんの人たちがたのしめる植物として、〈植物と親しむカレンダー〉に取り上げた方がよいのではないか、という気もします。

 しかし、それよりまず〈シバ〉を取り上げたいと思っています。

 校庭にもきっと〈シバ〉があると思います。サッカー場も〈シバ〉である場合が多いでしょう。

 同じものだと思っている人も多いと思いますが、〈芝生〉というのは人間が密集させて利用している植物たちをまとめて指す言葉です。代表的なものが〈シバ〉という多年草ですが、それだけでなく〈セントオーガスチン〉や〈コウシュンシバ(高麗芝)〉〈ギョウギシバ(バミューダグラス)〉〈センチピードグラス〉など、他にもいろいろな種類の植物が芝生に利用されています。つまり〈シバ=芝生〉ではありません。

 みなさんはシバをしっかり見たことがありますか。
 踏みつけたことのある人はいても、なかなかしっかりとその植物を見たことのある人は少ないと思うのですけど、どうでしょう。

 大きくしてみましょう。
 ご覧ください。
 よく見るとわかると思いますが、シバにも花が咲き、実がなります。

 こういう植物の魅力を感じる窓になる教材にしたいと思っています。1日1度のここの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか➡︎ いいねクリック=人気ブログ!=