たのしい教育の発想法〈ペスト・黒死病の時に起こったこと〉/医療コスチュームの自由研究

 ※完成前のものが手違いでUPされてしまいました、すみません。加筆して正式に公開し直します。

 最新のメルマガ〈たのしい教育の発想法〉に書いたことでいろいろな反応がありました。

 中世ヨーロッパでペストが流行した時の不気味に見えるコスチュームがあります、どこかで見たことがある人もいるでしょう。

 ペスト医師と呼ばれている人たちです。
 鼻の先の方にハーブ・香料を置いて、空気を浄化しようとしたそうです。
 香料やハーブがウィルスに効果があるというのは考えづらいのですけど、すくなくとも空気の通り道に置かれたフィルターの役割はしてくれたことでしょう。

 もちろん今から500年以上前のことですから、科学的に疑問があることもたくさん行われました。結果的にペストの流行を止める力はなかったといってよいでしょう。

 ところでこの写真をごらんください。
 なんの写真だと思いますか?

 そうです、現在の新型コロナウィルスに立ち向かっている医療従事者の方たちの姿です。
 フルフェイスのマスクも利用されています。


 はじめに診てもらった、500年も前のペスト医者と、根本的なところでは似ていると思うのですけど、どうでしょうか。

 歴史が苦手だ、嫌いだという人たちもたくさんいます。
 しかし、歴史の中から現代につながる重要データを発見するのは、推理小説・ミステリーを読むよりダイナミックでたのしいものがあります。

 メルマガには〈中世に流行したペスト〉が〈ルネサンスの胎動〉と重なっている話も書きました。
 それについての反響もいろいろ届いています。
 チャンスがあれば、いずれこのサイトでも紹介したいと思います。

 みなさんもペストの歴史と今回の新型コロナウィルスの似ているところを自由研究してみませんか。未来につながる新しいことを発見できるかもしれません。それがつまり「古きを訪ね新しきを知る」ということでもあります。

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ガジュマルの自由研究に反響つぎつぎ⇨写真を追加しました

 ガジュマルの話に反響がいろいろ届いています。「自宅にガジュマルがあって、かれこれ20年くらいはみているのですけど、毎年〈小さめの白い花〉が咲いていると思っていました。見間違いをしていたのですね」というたよりも届き、とてもおもしろいと思いました。

 実際に近くの植物の花が重なって見えていた可能性だけでなく、頭の中で「花は咲くもの」と判断していたりと、いろいろな可能性がありますね。

 それらの反響もあったので、沖縄市の市役所そばにあるガジュマルの実を、また写真におさめました。

 前回より熟した実も見られます。

 割ってみましょう。

 柔らかいので爪でベロンと分かれます。


 色や形で昆虫たちを呼びよせる必要がないので、とても地味ですけど、お米の1粒1粒の様にびっしりとならんだもの、それが〈花〉です。


 もっと大きくしてみましょう。
 ピョコンと飛び出ているのが〈めしべ〉で、その下にタネになる〈子房〉が繋がっていると予想しているのですけど、不思議なことに、具体的に説明された資料がぜんぜん出てこないので、はっきりしたことはまだわかりません。わかり次第、記述に手を入れたいと思います。

 身近なものには不思議さがいっぱいです。その不思議さを味わいたいという思いは、たのしさを広げます。

 みなさんも、周りの植物をじっくり眺めていろいろな予想を立ててたのしみませんか。

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最新メルマガから おすすめ「僕らは奇跡でできている」

 たのしい教育メールマガジン最新号ができました、表紙をご覧ください。
 今週号も充実しています。

 今回は〈Let’s Enjoy the Movies. Plus!〉の中から少し取り出してみましょう。

 2年ほど前のフジテレビ系「僕らは奇跡でできている」を前回の号から紹介しているのですけど、特別支援教育の先生たちだけでなく、広く教育関係の方たち、保護者の皆さんにみていただきたい作品です。

 全10話構成になっています。


 読者の方から届いたたよりを一つ紹介させてください。このたよりを読むと、この作品のよさが伝わると思います。※個人が特定されない様に、関わる部分は手を入れています

 

いっきゅう先生
おはようございます!

楽しい教育メールマガジン、毎回楽しく拝見しています。
水曜日の発行ですが、平日は余裕がなくて、週末にゆっくり拝見しています。

 

 今回、紹介していただいた『僕らは奇跡でできている』
第一話でのめり込み、ラストの十話まで一気に視聴しました!(笑)
 その感想を述べたくてメールしています。

 

凄く良かったです!
主人公 一輝さんの生き方とその周りを取り巻く人々との関係が素晴らしい!
特に、一輝さんの祖父や山田さん、鮫島先生は、一輝さんの良さを最大限に引き出していました。

私は、今年度も特別支援学級を担当します。
一輝さんを見ていると、学校の子どもの顔が浮かびました。

子ども達の得意や好きを引き出して、のびのびと育てる教育をしたいなぁと思いました。

コロナの影響で休校していた学校が、やっと再開されます。
嬉しいです!
子ども達が、安心して楽しく学べる学校、学級作りに努めます!

いっきゅう先生も、どうぞお体をご自愛ください。

 

                    ○○○○より
追伸
昨夜は、寝る前に「イイ〜」をやってから寝ました(笑)

 そうそう、今回のメルマガには「校内研修で鑑賞会をしたらよいのに」という提案も書いたのですけど、「提案してみます」という元気な先生もいました。
 DVDレンタルショップでも手にすることができると思います、プライムビデオでも観ることができます。

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ミエ先生の〈子ども達とたのしむ絵本〉 「バムとケロのおいしい絵本」

 今回のメルマガ用に、子ども達とたのしむ絵本の紹介を載せています。読み語りの第一人者ミエ先生のレポートです。〈子ども達とたのしむ絵本〉「バムとケロのおいしい絵本」絵本のなかのとっておきレシピ集 八木佳奈(料理・レシピ制作)島田ゆか(監修) 文溪堂 を紹介してくれています。

 とてもたのしいバムケロシリーズ。
 絵を見ただけでその可愛さにニコニコしてしまいます。
 私がこのシリーズで最初に出会った絵本は『バムとケロのにちようび』です。その中に出てくる、自由奔放で可愛くてにくめないケロや、やまもりドーナツを作るバムたちや、ラストのシーンでは絵本を読もうとしたらねむってしまう場面も最高です。いっぺんで好きなになりました。

  今回は、そのスピンオフともいえる〈バムとケロのおいしい絵本〉を紹介します。

 この「バムとケロのおいしい絵本」は、絵本の中に出てくるとっておきレシピとたのしいエピソードも紹介されています。もちろん、やまもりドーナツも出てきます。

「バムとケロのおかいもの」に出てくる、グリルドチーズもおいしそうで、ぜひ作って食べて見たいメニューのひとつです。他にもおいしそうなメニューがいっぱいです。

 そうやって、絵本のたのしい紹介がどんどん続いていきます。

 子ども達が学校に戻ってくるのもあとわずか。
 これまで大人ばっかりだった学校に、明るく元気で型破りの子ども達が、たくさんの嬉しい風を感じさせてくるでしょう。
 子ども達と絵本もいっぱいたのしんでくださいね。

 

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