アイロンにとけてこびりついた汚れは○○○○でとる

 研究所でマスク作りをたのしんでいるM先生がアイロンで仕上げをしている時に「あて布がとけてアイロンに黄色い色がついてしまった」となげいていました。

 使えると思った布がビニール系で、煙をあげてとけていったようです。

 アイロンを見ると、しっかりとけついた後がみえました、ごらんください。上側から左半分、中程では左から右までべったり黄色いペイントがついたように見えます。

 たまたま私が「アイロンについた汚れはローソクでおとす」ということを知っていたので、それを伝えると「そういう話は聞いたことがない」とのこと。

 私も本当に落ちるのか半信半疑だったのですけど、ちょうどよいので実験することにしました。

 アイロンのスイッチを入れて低温にします。
 融けてこびりついた汚れの部分にローソクを塗ると、ローソクが溶けていきます。

 ロウが融けたらその部分を雑巾布などにつよくこすりつけます。 

 落ちているのがハッキリ 確認できました。

 それを3回くらい繰り返すと、すっかりおちてしまいました。

 アイロンが熱くなっているので、表面上に溶けてこびりついた布に原子分子もとても動きやすくなります。それが溶けたろうそくと一緒になって落ちていくのでしょう。

 みなさんもチャンスがあればためしてみませんか。

 

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たのしいファーブル研究

 ファーブル昆虫記で有名なファーブルについて、師の板倉聖宣から何度か話を聞いたことがあります。いずれメルマガにしっかり書こうと思っているので、ここではその触りをのせておきます。


 ファーブルは教師をしていました、しかしその頃の教師は薄給です。ファーブルは子だくさんの生活苦から〈科学読み物作家〉として歩き始めたのだ、という話には驚いて自分でも調べてみました。ファーブルは結婚再婚で10名の子どもがいたのです。

 いろいろ話を聞かせてもらった中で「ファーブルは昆虫が好きだからではなく、害虫として昆虫の研究をはじめたのだ」という話には素直にうなづくことができませんでした。

 今持って信じられないので「本当にそうなのか」というのが、私が解決したいテーマの一つです。

 というのは、ファーブルが〈昆虫を研究している学者たち〉に向かって、こういうことを書いているからです。

 あなた方は虫の腹を裂いておられる。だが私は生きた虫を研究しているのです。あなた方は虫を残酷な目にあわせ、嫌な、哀れむべきものにしておられる。私は虫を愛すべきものにしてやるのです。

 

 あなた方は研究室で虫を拷問にかけ、細切れにしておられるが、私は青空の下で、セミの歌を聞きながら観察しています。

 あなた方は薬品を使って細胞や原形質を調べておられるが、私は本能の、もっとも高度な現われ方を研究しています。

 

 あなた方は死を詮索しておられるが、私は生を探っているのです。(ファーブル昆虫記 第二巻第一章)

 

 最近、私のファーブル研究に迫る二冊の本が手に入りました。一冊は電子データです。
 「ファーブル昆虫記」は何冊にもわたっているので、手に入れるにはけっこうな額を出して購入しなくてはいけません、しかしアメリカではすでにパブリックドメインとなっているファーブル昆虫記が一般公開されています、うらやましい。

➡︎こちら

 

 もう一つは、ファーブル自身と息子との共著「ファーブルの写真集 昆虫」です、偶然出会って即購入しました。

 ファーブル昆虫記は挿絵版です。ファーブルの頃にはすでに写真があったのです。開くのがもったいなくてまだ数ページしか見ていません。

 その二冊をきっかけにして、生身のファーブルに迫ってみたいと思います。
 私が書物や資料を元に研究していく方法は、その人物の見方考え方を自分の肌感覚として体感できるような迫り方です。
 今からわくわくしています。

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圧倒されるほどの紅葉はないけれど/沖縄でもたのしめる紅葉

 たのしい散歩の話を喜んでくれている方たちも多く、嬉しく想っています。
 今回は、沖縄の紅葉の話を書かせていただきます。

 沖縄で〈みごとな紅葉だなぁ〉と感動することはなかなか難しいものがあります。でも、ピンポイントで見れば、けっこうたのしめます。

 今回も、最近わたしがとった写真からおとどけしましょう。

 この木の名前がどうだとか、どういう特徴があるのだとか、そういう話は、もっと興味が深まってきた時のためにおいていて、まずこの彩をたのしむ、ということがよいと思います。

 この木は〈ホルトの木〉といいます。

 江戸時代に植物学者でもあった平賀源内が〈オリーブ〉と間違えたという話が残っているほど、オリーブにた形の実がなります。

 ※これはwikipediaから
 

 みなさんの周りで紅葉を見つけたら、ぜひ知らせてくださいね。

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天気が良い日は外を歩こう

 たのしい教育研究所(RIDE)のある沖縄の今日この頃は天気が悪く、雨もよく降ります。

 たまたま車に戻ることがあって上をみると、とてもいい空。
 こんな日は外を歩かなきゃもったいない。

 近くの公園に行きました。

 リュウキュウマツものびのびそびえているようにみえます。 

 まつの木立の上に見える青空と白い雲はとても気持ちよく見えます。

 しばらく行かないうちに〈アカギ〉たちの色づきも深くなっていました。

 明日も天気がよくなるといいなぁ・・・

 みなさんも、気持ちよい空を見つけたら、その下を歩きませんか。

 何かたのしいものを見つけたら、スマホの写真で送ってもらえたら嬉しいです。

 

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