たのしい管理職ワークショップ-校長編-の様子

 RIDE(ライド)には管理職の方たちも相談もやって来ます。以前から「管理職として受講できるまとまったコースが欲しい」という要望があったので、合格特訓の間隙をぬってLEAPカウンセリングを融合させた新しいタイプの4回コースを開催しています。

講師は私いっきゅう。
「いっきゅう先生って校長先生してたの?」
 という声が聞こえてきそうですけど、もちろん校長・教頭の経験はありません。

 しかしそれを経験していないからスーパーバイズできないというのは幻想です。
 たとえば管理職試験を受けたことがない私の管理職試験特訓の合格率は100パーセントです。
 そしてRIDEは着実に伸びている組織で私はそのトップですから、いわゆる管理職としての動きは十分経験しています。
 しかもRIDE(ライド)に相談に来る方たちは文科省・教育委員会では学べないものを求めているわけですから、校長経験の有無は問題になりません。

 これは〈こども達と仲良くなる〉をテーマにした内容の一コマ、〈ニュートンのゆりかご〉を使った実験です。
 とてももりあがりました。
 校長室にこれを置いて一緒に実験するだけで子ども達のたくさんの笑顔と賢さを体感することになるでしょう。

 こういうたのしい教材についても学びながら、教師集団をどのようにリードしていくか学んでいきます。

 今回利用したのは〈月刊たのしい授業〉に掲載された大阪の西村寿雄先生の「管理職もたのしく」です。
 とても生き生きした内容です。
 〈教頭編〉の中から少し紹介しましょう。抜粋なので一部わたしが編集してあります。


  教頭の仕事の内容を大きくふり分けると〈管理〉と〈指導〉と少しばかりの〈事務〉になってしまう。

 このうち〈管理〉という仕事は何も自分がしなくてもよい。
 それぞれの人が責任を持ってやってくれるので,時々,気がついたとき「ここのところをちょっと頼みます」と言えばよいだけのことで、実質的に時間をとることはほとんどない。
 日常的な〈事務処理〉に要する時間は平均して1日に1時間もない。年度当初や年度末になると少しばかり事務量が増えるが4月と3月を除けばそんなに机に座ることもない。あいた時間は教頭の裁量で自由に使える。

 こういうサラリと書いた文章も、ふつうの管理職の方たちからするとびっくりする内容だと思います。

 私のメールマガジンの読者の方は学校の管理職の方たちもいます。そうでない方たちにも読んでもらえる内容がたくさんあるので、今度紹介しようと考えているところです。

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リニューアル〈たのしい教育Cafe〉2019年度スタート

 たのしい教育研究所がお届けする〈たのしい教育Cafe〉は今年度もたのしい内容を提供します。初めての方でもたのしく参加できるワークショップです、学校のお知り合いをを誘ってご参加ください。

担当のさくら先生から案内が届きました。
掲載します。

 四月はワクワクどきどきの月ですね、いかがお過ごしでしょうか。
さて、毎回たのしい内容たっぷりの〈たのしい教育Cafe〉のお知らせです。
2019年度はこれまでの内容のいくつかをリニューアルして開催することになりました。

たのしい教育 CAFE’19 4月のお知らせ
 
毎月一回オープンしている〈たのしい教育Cafe〉は初めての方でもたのしく参加できるワークショップです。4月のテーマは「たのしい学級づくり」。クラスがうまく進んでいる時にはそれを加速し、うまくいかない時には、その立て直しに〈たのしい教育〉の実践的な方法・アイディア・発想がカギをにぎるでしょう!若い先生からベテランの先生まで、体験しながら明日授業で使える教材をたくさん学ぶことができる贅沢なワークショップです。実践ワークなので少数での開催になります。
ご希望の方は早めに席をおさえてください。
 

期日:2019年4月24日(水)18:30~21:30
メインテーマ:たのしい学級づくり
会場:たのしい教育研究所第3研究所      沖縄市登川マクドナルド向かい
参加費:1200円(教材費込み) おやつ・飲み物300円
    計1500円
 ※特別に費用のかかる教材がある場合は事前に連絡を差し上げます
プレゼンテーター&内容
・いっきゅう先生 「たのしいクラスづくりに大切な哲学とアイディア」
・みむら先生  「クラスがたのしく盛り上がるミニ授業」
・みえ先生 「絵本で育てるたのしいクラス」
・聞いてよCafe:参加者の困りごとや欲しいアイディアなどを相談することができます
・その他 
 
問合せ:電話 090-1081-7842   メール office@tanoken.com 
※申し込みはメールのみ。基本的に2日以内にお返事しています。
 届かない場合はメール設定等を確認、あるいは電話をください 
募集10名程度 多い場合にはキャンセル待ちとなります
 

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たのしい教育の発想法〈宿題について考える〉/板倉聖宣の語ったとこと

 今回は〈宿題〉についての見方・考え方をお届けします。読者の皆さんから定期的に〈たのしい教育の発想法&哲学〉を読みたいという要望が届きます。それにお答えして〈たのしい教育メールマガジン〉の古い号からひろってみました。
 このサイトの読者の中には〈たのしい教育メールマガジン〉の読者の方もたくさんいますけど、面白いことにメルマガの過去の記事をすでに読んでいる読者の方からも「新鮮に読めます」「一度読んだものでも忘れてしまって新たに学びなおしています」という様な好反応が届きますから一挙両得です。

 今回は2014年のメルマガから板倉聖宣が「子どもの気持ちを大切にする」というテーマで語った内容から〈宿題〉について紹介しましょう。

 いろいろな名称があるとはいえ今の学校では「宿題」が普通です。学校全体で決められている場合がほとんどでしょうし地域や家庭の意向もあるでしょうから担任一人の意向でどうこうすることは難しいものがあります。しかし、こういう考え方もあるというのを知っていることは大切なことだと思います。

 板倉先生は講演中にどんどん考えが深まってくる様で、話しながらいろいろな内容がミックスされていきます。メルマガでは、私いっきゅうの責任で、わかりやすい様に編集を加えています。

板倉聖宣「宿題とは」
「子どもの気持ちを大切にする」より
1994年6月11日大阪たのしい授業塾にて

 私は,子どもの気持ちというものを考えた上で, 自分の気
持ちというものを整理してみました。
 やっぱり人間というものは圧力を加えられるということが嫌な
んです。

珍しく今回〈宿題について教育学者はどう考えているのか〉ということを
『教育学百科』とか、『教育学事典』というもので調べてみたんです。

 するとおもしろいことが書いてありました。
 戦前に出た岩波書店の「教育学辞典』の「宿題」のところになんて書いてあるか。
「宿題は、家庭での子どもの休息の時間を奪うからけしからん」
「親の労働の手伝いをする子どもの権利を奪うからけしからん」
とありました。

 学校の管轄は学校にきている間だけ、家に帰ったら子どもの時間ないしは親の時間だ、その時間を侵食するのはけしからんという論調です。

 ところが一方で戦後になると、宿題というのは「自発的勉強の態度を身につけるからいいことだ」となるんですね。

 私はいくら考えても自発的勉強の態度があるのに、宿題になるととたんに嫌になるのですから「宿題というのは自発的勉強というのをじゃまするものだ」と思います。

 宿題は「勉強というものは、全体としてたのしくないもんだ」ということを教えるのに役立つ。〈やりたくなったときにやる〉という体制がなくなってしまうのです。

 宿題論なんて建て前で書くから〈宿題は自発的勉強〉ということになってしまっているんです。
 自発的勉強というのは内発的なものでしょう、子どもが自発的にやるんですから。

〈自発的に渋々いうことをきく〉ということは奴隷の気持ちです。
 奴隷だと働かないと危ないんですよね。自発的に働かないと鞭でたたかれたりするのですから。
 だから渋々自発的にやるんです、本当にやりたくてやってんじゃない。
 外から見て自発的にやったかのごとく見えているだけです。

 すると、本当に自発的にやるように育てるには「やりたいと思ってやれるように」しないといけない。そうするには、本当に理想的な状況で「やりたいときにやりたいようにやる」という事です。

私の下の娘なんか, 割合に教育方針がうまく行きました。
うちの子どもの世代はほとんどみんな塾に行っていたんで
す。
しかし, うちは塾には行かせなかった。
行きたいとも言わなかったし,行けとも言わなかった。
ピアノをちょっとやっただけです。
それもいい加減にやめちゃった。

するとどうなったか?
退屈なのが一番嫌だというのが分かるようになった。
退屈の嫌さ、というものを娘はすぐに発見しちゃいました。
それで、「私は料理をするのが好き」「編み物をするのが好
き」という具合に、いろんなものを好きになる事ができたようで
す。
だって退屈なほど嫌なものないのですから。
〈みんなが食べてくれるから料理は好き〉〈退屈するよりは勉強が好き〉となったのです。
 普通の学校だって勉強はあんまりおもしろくはないでしょ。
でも退屈する,飽き飽きするよりは勉強が楽だったりするので
す。
 ところが今はだいたい,飽き飽きするよりも勉強がイヤだとい
うわけでしょ。そうとう困ったことで、退屈よりも辛いということは相当なものです。

 子どもの気持ちというのは難しいものです。
 その難しいことを承知で子どもの気持ちにのるような教育プランを考えて、それがうまく子どもの気持ちにあったかどうか子どもに聞いてみるといいのです。
 そうやって、子どもの気持ちというのはどういうものかを知るのです。

 私は自分の気持ちだって発見するのに60年もかかりました。
 自分の気持ちが分かるとなると、子どもの気持ちもだんだん分かるんじゃないかと思います。

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嬉しい便りの紹介

この三月で長い教師生活を終えるというA先生から感謝の便りが届きました。
個人情報的なものに手を入れて、紹介させていただきます。

いっきゅう先生、お元気ですか。
講座で紹介してもらった子ども達と〈体育のゲーム〉をやりました。
広い所を利用して、とてももりあがりました。
〈ビッグきのこのやま〉を作った時は、みんないい顔で美味しくいただきました。
 何よりみんなが笑っている姿が印象的でした。
 ワーワーと声を出しながら、みんなで温めあっているような姿を見て「教育ってこれよ~、こうなのよ~」と感じていました。そしてとても幸せな気分でした。
以前教えてもらった〈吹き矢の授業〉までやろうと思ったのですけど、それまでは出来ず残念でした。

ともあれ、みんな笑って、笑う角に福来たりです。
とてもいいいい締めができました。
いい企画を考えてくれて、ほんとうにありがとうございました。
 拍手👏


 おかげさまでRIDE(ライド)の講座は若い先生たちからも大人気です。それだけでなくベテランの先生たちからの支持も増えてきました。
 現在は〈たのしい管理職試験〉の講座も開催中で、リーダーとしていかにたのしく仕事をしていくかという視点でも関心を集めています。
 採用試験特訓も問い合わせが続き、どんどん席が埋まっています。

 たのしい教育がこれからの教育の進む道だという想いをさらに強くする日々です。
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