前にメモ書きの様に書いたつもりの
「仮説実験授業 何も足さない 何も引かない」
の反響が予想以上で驚いています。
沖縄にいてよかったと思うことは数えられないほどあるのですけど、その一つが「中心から離れていてよかった」ということです。
やせ我慢に聞こえるかもしれませんけど、実は本気です。
遠く離れた沖縄にいると
「仮説実験授業に関わる枝葉末端なことはフィルターにかかって落とされ、純粋な部分、とても重要な部分が届く」
ということです。
それは
「必然的に仮説実験授業を生み出した板倉聖宣の思想・哲学の幹を学ぶしかない」
ということでもあります。
それがつまり「仮説実験授業 何も足さない 何も引かない」ということでもあるのです。 そして「クラシックな授業」であるし、批判的に語れば「古臭い」と形容されてしまうものなのかもしれません。
けれど、授業をうけた人たちの評価が驚くほど高いのですから、これでよいのです。
たのしい教育研究所で、私から「たのしい教育」「仮説実験授業」を学ぶ人たちは、「足さない・引かない授業」を学んでいます。
前回の「たのしい教育Cafe」で、R先生が
「仮説実験授業 背骨のある動物たち」の授業をしてくれました。
まさに何も足さない、そして何も引かない授業でした。
そしてそれは、授業を受けた人たちの頭の中をはげしく揺さぶるものとなりました。はじめてこの授業をうける人たちばかりでなく、何度も授業にかけている私自身が、のめり込んでしまう授業でした。
実力ある先生たちが着実に増えていくことを実感する、幸せな日々です。
沖縄の教育に全力投球
たのしい教育研究所です