絵本「ふしぎなともだち」|特別支援教育に関心の無い方にもおすすめ 後編

「前編」の反響がいくつか届いています。
その中に、田島征三(たしま せいぞう)さんと 田島征彦(たじま ゆきひこ)さんが双子だということに驚いたという方から
「双子なのに苗字の呼び方が違うのですか、書き間違いですか?」という質問がありました。
私の書き間違いではなく、お二人は、「たしま せいぞう」「たじま ゆきひこ」とそれぞれ名乗っています。
確かに不思議ですけど、web上の情報によると、

 本来は「たしま」。
征彦が後でデビューしたので、征三さんと区別するために「たじま」とした
ということです。https://ja.wikipedia.org

 征彦さんの最新刊が「ふしぎなともだち」です。

indexふしぎなともだち

 わたしは特別支援教育の免許状も持っていて、その関係でのお仕事もいろいろあります。

現在の様に、その子のいろいろな問題や課題に焦点を当てて
「この子は◯◯◯◯、この子は◯◯◯◯」
というように、たくさんの子ども達に病名がついていくやり方には疑問を持っている一人ですが、確かに特別な支援をする必要があると感じる子ども達はいます。

かつて担当したMくんという子がいました。Mくんは学校が大好きで、私とも仲良く過ごしていましたが、「自閉症」と診断されていて、ごくまれに、周りの刺激に耐えられずパニックになることがありました。わたしも、その事を知っていたので、パニックになった時にも丁寧に寄り添ってあげることができました。

この絵本を読んだとき、Mくんの事を思い出して目に涙を浮かべてしまいました。
Mくんはもう成人している頃です。 元気に過ごしてくれているといいなぁ。

特別支援教育に関心のある方にも、あまり関心がない、という方にも読んでいただきたい本です。
ゆきひこさんが、出来上がった作品を手によみかたっている一枚の写真があります。
とてもいい顔をしています。
そういう顔をして読み語るにふさわしい、ステキな作品だと思います。

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いくつも提供しています。
興味のある方はお問い合わせください

特別支援教育おすすめ絵本 田島 征彦「ふしぎな ともだち」前編

皆さん、田島征彦(たじま ゆきひこ)さんという絵本作家をご存知ですか?

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「じごくのそうべえ」「てっぽうをもったキジムナー」などの作品があります。

61HV909HXKL._SY463_BO1,204,203,200_ じごくのそうべえ (童心社の絵本)

ところで、名前が似ているのですけど、絵本作家 田島征三(たしま せいぞう)をご存知でしょうか?

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「ちからたろう」「ふるやのもり」などの作品があります。978-4-591-00378-7 ちからたろう (むかしむかし絵本 (5))

41KttjTzHRL._SY353_BO1,204,203,200_ ふるやのもり(こどものとも傑作集)

 

この二人は顔も作風もにていて、同じ人間が、二つの名前を使い分けて作品を書いているのかと思うほどです。

実は双子のきょうだいです。

わたしはこの二人とも好きで、作品はどれも注目しているのですけど、最近「征彦」さんが「ふしぎなともだち」という本を出版しました。

趣味としてたのしむというより、たのしい教育研究所からのおすすめ絵本として紹介したいとおもいます。

                                  後半につづく

 

 

小学校教材「連立方定式」|丁寧にやれば小学生でもたのしくわかる

今日もたのしい「学び方講座」の日です。
「たのしい教育研究所」が目指す授業は、それをいろいろな方たちが自分でも利用できる、ということです。
もちろんプリント一枚もらって真似できるなら、それもよいのですけど、それでは付け焼き刃になる可能性も高いので、たいていは「講座」を開催して、それを受講してもらうことになります。 興味のある方はご連絡ください。

さて子ども達と「連立方程式」の勉強をしています。
今日が二回目です。
まとめとして、プリントが出来上がりました。子ども達の評価がたのしみです !

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原子論で自由に生きる|迷信からの自由

科学的にみる、考える源としての「原子論」の話をいろいろ書いています。
「鬼怒川の堤防決壊」について原子論的にみる、気体と液体・個体の原子・分子量のイメージを元にして考える話は、いろいろな方たちからの評価が高い一つでした。

「あらゆる事を原子論を元に考えてみる」がテーマですから、生き方についても原子論的に見る、考えてみる事ができます。

原子論で考えれば地獄なんてないことに気づきます。
すると「死んで後どうなる」、という事をいちいち心配することがなくなります。
死んで後の生き方を気にして今の幸せを犠牲にするということもなくなります。ビクビクして生きるのではなく、自信をもって元気に生きていくことができます。

実際に、科学的な原子論の魁である「エピクロス」はそう説いて周りまた。そしてそれは古代ギリシャの人たちにどんどん広がっていきました。
当時の宗教的権力者たちは原子論の広がりに脅威に感じて、エピクロスに快楽主義のレッテルをはり、その教えを徹底的に駆逐してしまいます。原子論に関わる膨大な書物も焼かれたほどです。

暗闇が恐ろしいのは魔物や邪悪な霊がいるからではありません。
今の様に光を自由に扱うことができなかった頃は、目の前にガケがあっても、暗闇の中では気づくことができなかったのです。
そして夜行性の野獣たちの動きも見ることができなかったのです。
暗闇はいのちを落とす可能性のある恐ろしい状況だったのです。
それが私達のDNAにも刻まれていて、誰かに教わったからというわけではなく、人は暗闇を恐れるのです。人だけでなく、昼に活動する生き物たちはたいてい暗闇を恐れます。取って食われる可能性があるからです。

原子論的にみれば、暗闇を正しく恐れることができます。
そしてその対策を適確に立てることができます。

占いで「◯月生まれの人の今日のラッキーカラーは◯◯です」という様な話を耳にします。
それはどうでしょう?

原子をもっと詳しく見ていくと、原子核の周りを電子がグルグルまわっています。まるで天体のようです。
その電子の動きを予め知ることができるでしょうか?

できません。

0.0001 秒後にこの位置にあるだろうと予測しようとする試み自体がなりたたなくなる世界です。ここは量子力学という分野を勉強していくとわかるようになります。

そういう原子の膨大な塊であるわたしたち人間の今後の人生について占いがなりたつことはありません。

そのカラーを身につけたことによってラッキーな事が起こる事を予測することなどできません。

ラッキーなことやアンラッキーな事は一日のうちにたくさん起こります。
人によってそれがラッキーなことであったり、何でもなかったり大きな違いもあります。
ラッキーなことが何にも起こらない一日ということは考える事が難しいのです。
たとえば私にさっき起こったことでいえば…
「コーヒーがワイシャツにこぼれたとき、近くにたまたま水があったので、それをティッシュに含ませてサッと拭くことができた」
ということはとてもラッキーなことです。

そういうことは、ラッキーカラーを身につけていたということと関係なく起こるのです。

「あなたは◯◯際で結婚することになっています」という様な占いもあります。
今日の休みにどう過ごすかどうかもハッキリしていないのに、何年後に結婚するとかしないとかがわかるわけはありません。
もちろん占いは、外れた時のためにちゃんと言い訳やトリックが準備されていますから、調べてみるといいと思います。

「原子論」を元にした科学的予測なら成り立ちます。
たとえば「このままの食生活を続けていくと一年立たずに◯◯に異常が出てきますよ」
ということは原子論を元にした科学的予測です。
占いではありません。

科学的に、つまり原子論的に正しく判断して正しく対処することができる、それは生き方を自由にしてくれます。

原子論が生き方に関わる。
正しい事は恐れ対処し、正しくない事は恐れない、そういう自由な生き方の巾が増えていくことは間違いありません。