国立国会図書館や国立公文書館では著作権の切れたものを中心に無料で閲覧、印刷できるコンテンツをたくさんそろえていて、「私たちの税金で嬉しいことをしてくれている」という感じがします。
「私たちの税金で建てた公共施設なのに、なかなか利用できません」という相談があったりして残念な思いをしていたのですけど、こういういい仕事をどんどん増やしていってほしいものです。
さて今回は300年くらい前の琉球の地図を紹介しましょう、国立公文書館が公開している「元禄国絵図/げんろく くに えず」の中に入っています、江戸幕府が1700年ごろにまとめた地図です。
今から300年前の地図というのは、現在の最新の地図と比べてどれくらい似ているのでしょう?
かなり形が違っていたり縦横の比が違っていたりするのでしょうか。
みなさんはどう思いますか?
これが300年くらい前の地図です、どうですか?
全体的にみて、かなり現在の地図に近い形を描いていることにおどろいたのは私だけでしょうか?
拡大してみていくとおもしろいことをいくつも見つけることができます。
平安座島などもしっかり描かれていることは当然として、勝連半島から平安座島までは「干潟」と書かれています、潮が引くとこれだけ長い距離を歩いて渡ることができたわけです。
もう一つ、達筆で読めないところもおおいのですけど「平安座」という名前はこの頃からあったわけです。
勝連半島の根元には「具志河間切」という言葉も見えます、具志川(河)という名前はこの頃から定着していたわけです。
今の那覇市あたりはかなり広い湖状態だったこともわかります。
海と繋がっているので、海水が入り込んでいたのでしょう。
海の魚もとれたのだと思います。
みなさんも自分で開いていろいろ眺めてみませんか。
⇨ https://www.digital.archives.go.jp/DAS/pickup/view/detail/detailArchives/0301000000/0000000232/00
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