「たのしい教育研究所の日々」
植物大好きな研究員 小禄さんが、研究所の玄関を飾る樹木を持って来てくれました。
「崑崙花(コンロンカ)」という樹木です…白く見えているのは、実は葉です。
葉が緑と白の二種類の色を見せてくれています。
看板娘の「たのチャン」もさらに生き生きして見えます。
宮古毎日新聞に、たのしい教育が掲載されました
先月、宮古島の離島「来間島」の来間小中学校で、幼稚園児から小学生、中学生、
そして校長先生を始め先生方、地域の方達へ授業をしました。
翌日は、宮古島市で
「いっきゅうハカセの科学をおもいっきりたのしもう 親子科学教室」
を実施し、両日とも、仮説実験授業「自由電子が見えたなら」で、
大盛り上がりでした。
翌日の親子科学教室の様子が、宮古毎日新聞に掲載され、
テレビでも詳しく取り上げられていたというので、
宮古島の先生から記事の
添付メールが届きました。 新聞記事をアップします。
何人だったんだろ〜?
と思っていたら、新聞社の方が数えてくれていて、
50人来てくれたというのにびっくりでした。
台風発生の日、沖縄の東海岸と西海岸では風は違うのか?
いっぱい働いて、外をみるとスゴイ風。
台風かな?
研究所の仲間の話によると、沖縄本島には来ないってことだったのだけど。
いずれにしても、私には、たまらない風。
海まで車を走らせて、遮るもののない風を身体いっぱい浴びてリフレッシュ。
近くでへし折れそうなヤシの樹。
がんばってくれ。
さて、前々からずっと気になっていたのが、沖縄の東と西で台風の風は違うのかという事。
うちの研究所は、この沖縄島の最も細い部分に近いところにあります。
東海岸から西海岸に抜けるのに3キロもありません。しかもその間に高い山もありません。
上のへし折れそうなヤシの樹は東海岸側、上の地図の左の矢印の辺りで写したものです。
さあ、長年の疑問、このまま東海岸に走らせてみましょう。
5分程度では反対側の海岸です。
その前に予想を立ててみませんか。
問題
「 沖縄の東西で、台風の風の強さはいかに?」
さっき見ていただいたのは、沖縄島中部の東海岸です。
さっきのへし折れそうなヤシの樹の、ほぼ同じ時刻、正確に
予想
ア、ほとんど同じくらいの風の強さ
イ、かなり差がある
さて、あなたの予想は何でしょう?
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実験結果
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これがそのほぼ同時刻の西海岸の様子です。
似たような樹を探して撮りました。
風が吹いているのは分かるのですけど、ほとんど「台風」の風を感じないのです。
これにはビックリでした。
風の向きによって、近い位置でも、こんなにも違うのですね。
もちろん、台風の中心が近づいて来て、すっぽり包まれるようになったらまた違うのでしょうけど。
というワケで、私の長年の謎の報告おわり。
「恐怖の熱帯植物展」
ラジオから「恐怖の食虫植物展」をやっているという情報を
キャッチした研究員A。
居ても立ってもいられず、出張講演活動が一段落ついた日に
「行きましょう…沖縄でやってるんです。
いい授業プランができるかもしれませんよ」
そう切り出し、台風発生の情報を無視して、メンバー全員で、
目指せ海洋博記念公園。
このバベルの塔のようなところが、熱帯ドリームセンターといって、その会場。
行くぞ。
「恐怖の・・・」とつけられたネーミングに、皆わくわくして入り口に立ち、いかにも怖そうな看板にますます気持ちが高まります。
ほら、怖そうでしょ。
いったい、中ではどんな怖い植物達が私たちを待っているのか…
中に入ると、なんと、それはそれは穏やかな、盆栽展のようなたたづまい。
トトロの傘のような「クワズイモ」も飾られていて、さらに和む… 確かに汁でかぶれるというのは知っているけれど。
食虫植物もけっこう可愛くて、「恐怖」という表現からはほど遠かった。
ま、でも、いいか。
おいしいおそばもかき氷も食べたし。