子育てに悩んだり、日々の暮らしかたに悩んだりする人たちのPEALカウンセリングで「100%を目指すとダメになる」という話をすることがあります。
それは《たのしい教育ラボ》の運営についても言えることです。
今回は最新メルマガでとりあげた板倉聖宣先生(たのしい教育研究所 初期から支援者/仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学史学会会長)の講演から抜粋して紹介しましょう。
板倉聖宣
「全て」にしようとすると、たいがいのものはおかしくなります。
例えば「今朝お母さんに叱られた」とか「昨日おばあちゃんが帰っちゃった」とかいう子どもは落ち込んでいますね、そういう場合は「今日はやる気がない」ということがあります。そういう子どもまで無理に授業にのせようとすると大変です。
「そういう子どもはほって置いてやるということが大事ではないか」と私は考えています。
「全て」というのは「理想的なことをやろう」とすることなのですが、たいがいは反・理想的なことになってしまいます。

90%主義というのは「90パーセントでなくてはいけない」という意味ではありません、〈90%を目指す〉ことです。
もちろん人によって、ジャンルによっては80%でいいとか半分あればいいということもあるかもしれません、それはそれとして、この話は「何らかの成果・目標をもった取り組みについて」ということです。
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