たのしい教育メールマガジンも絶好調です、最新号から紹介しましょう。
これが内容たっぷりのナィョゥです、目次をご覧くださぃ。
今回は反響が大きかった発想法の章〈リスクゼロという病理とたの研の感染症対策〉から少し紹介しましょう。
※ 途中から ※
万が一何かあったら!
私はたの研を立ち上げるために学校を早期に退職したのですけど、今でもかなりの部分で学校の先生たちと同じ気持ちや感覚で暮らしています。
「コロナ感染症が広がる中、子ども達や先生たちに教育活動をして、万が一何かあったらどうする」という考えの人たちへ、学校では先生たちが毎日こういう教育活動を普通にやっているのだと伝えるところからはじめたいと思います。
いろいろな教師がいて問題もあるとはいえ、教師集団というのはとにかく逃げない。
「エイズ」の流行で人々がパニックになり、救急車ですらエイズ患者を拒否することが起こっていたにも関わらず、学校に転校してくるエイズ患者を拒否しなかった。
法的にそうだったと思うかもしれませんが、そうではないでしょう。
今ではエイズ騒動を知らない人もいると思うのですけど、アメリカでは裁判の途中、被告人が「オレはエイズだ!」と叫んでら、裁判官も警官も傍聴人もみんな逃げてしまい、被告人が逃亡したという信じられないことも起こっていたほど、みんながパニックになっていました、その意味で今よりパニック度合いは大きかったと思います。
緊急事態宣言で〈時短営業〉〈クローズ〉ほかの制限も相次ぐ中、先生たちは教育活動をやめていないのです。
すると当然学校での感染も起こります。
「どこそこの学校で感染者が出た」
「一人の感染者が出て学校中大騒ぎです」
という様な情報は私のところにもいろいろ飛び込んできます。
では学校での感染はどれくらい発生しているのでしょう?学校感染
私のところにコロナ対応に対する相談に来た管理職方からみせてもらった資料があります、相変わらずものものしい公文(2021-08)です。
中に私の知りたかったデータが入っていました、これです。
読みづらいので数字を抜き出しましょう。
2020年6月1日から2021年4月30日までに感染した小学生は7070人、中学生は4687人です。
そのうち学校で感染したのは小学生〈5%〉です、家庭内感染が78%その他が7%、不明を加えて95%の子どもは家庭やその他の場所で感染しているんです。中学校でも学校で感染したのは〈8%〉です。学校に通う子ども達の5%が感染しているのではありません。
大人よりずっと感染確率の低い子ども達の中で、残念ながら感染してしまった小学生が7070人いました。その子どもたちの78%は家庭で感染していて、学校で感染していたのはわずか5%だったということです。
あれだけたくさんの人たちが長い時間を共有する学校でこの数字です。
私はいろいろなところで〈学校の保健安全的な質の高さはすばらしいものがある〉と語っているのですけど、レストランなどにいる時間や映画館、デパートなどで過ごす時間より遥かに長い時間、毎日、学校で教育活動を行なっている、それ以外にも手洗い、給食、トイレの共用などもありながらこの感染率の低さは、すばらしい思うのですけど、どうでしょうか。とはいえ、たのしい教育研究所は学校レベルの対策ではなく、もっと高く〈医療関係・病院等〉よりも効果的な対策を講じて活動を実施しています。
※以下はその具体例が続きます※
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