たのしい教育研究所で学び教師になった先生たちがたくさんいます。
これは休日の研究所の様子。
たのしい教育を学んでいる先生たちが集まっている時の一コマです。
そういう場面で私がよく語るのがこの二つです。
1.子ども達の笑顔と賢さを広げることでほとんどの問題は解決に向かう
2.笑顔と賢さを広げるには願いだけではどうにもならない。その方法を身につけることがとても大切
それが〈たのしい教育〉そのもので、子ども達だけでなく、教師や保護者の方達のたのしい豊かな暮らしにも繋がっていくのです。
長い努力と時間が必要なわけではありません。たとえば明日の授業で試みてすぐに変化を確かめることができます。
これは先日、その場で私が即席で作ってみた〈電磁石〉の実験の様子です。
磁石はクリップをくっつけますね
では鉄クギはクリップをくっつけますか?
やってみましょう。くっつきませんね。
ではこの電線はクリップをくっつけるでしょうか?
やってみてもつきませんね。すると電池はどうでしょう。
電池でクリップがくっつくと思う人?
○人くらい
ではくっつかないと思う人?
○人くらいやってみましょう・・・
くっつきませんね。雷が家の近くに落ちると鉄のスプーンなどが磁石になってしまうという話がありました。ほんとうのことです。そこである人は「電気と磁石はとても関係が深いのではないか〉と考えて、いろいろ実験をすすめました。
クギに電線をぐるぐるまいて電気を流してみましょう⇨作成
これをクリップに近づけると
たくさんくっつきましたよ。
オ~という声
Aさん 感動の声を上げつつ
いっきゅう先生、電気を切ったらどうなりますか?
やってみましょう。
電池を外す持ち上がったたくさんのクリップがバラバラと下に落ちる
みんな さらに大きな歓声
この〈電気を流すと磁力が発生する〉という発見によって人間の社会はとても進歩しました。
たとえば港に行くと、自動車などを入れたコンテナを、この電磁石で持ち上げて船に運び、電気を切って磁力を無くし、また別な自動車を持ち上げるというシーンを見ることができると思います。これから一緒に、この秘密を解いていきましょう!
わたしが模擬授業としてみせたこの様子に感動して「いっきゅう先生、早く学校に行って、今の授業をやってみたいです」と話してくれた先生たちもいました。
感動が魅力的な授業になるのです。
理科でなくても「社会の発展」というテーマで、あるいは「説明文にしてみよう」ということで国語の授業で、あるいは家庭科の電気製品の内容など、いろいろな教科で利用できます。
学校だけで成り立つのがたのしい教育ではありません。家庭でも挑戦できるものがたくさんあります。メルマガ(有料)で毎回紹介している教材を、家族で試すことができます。そして実感としてたのしさや賢さを確かめることができます。
地道に着実にたのしい教育でたのしい人生を送る先生たち、保護者のみなさん、子どもたちを増やしていきたいと思っています。
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