いろいろな授業の準備をしながら、合間にたのしい実験をいろいろとすすめています。
さて、県外から来たスタッフAzuさんは泡盛と日本酒の違いもよく知りません。
そこで手早くできる違いを実験してみました。
前々からアイディアがあって、これをいつでもたのしい授業プランにする準備があります。
おきなわの泡盛協会の方、ぜひご連絡ください。日本焼酎協会でも日本ウォッカ連盟でもよいですよ。
科学を生業としている人なら実験のなんたるかは知っていると思いますが、実は、
予想を持って確かめることが実験です。
わたしはさらに、「普通の人々が学ぶに価する実験の体系」をもって科学と呼びたい。
ケプラーやコペルニクスがラテン語で著書を書いたのと異なって、ガリレオはごく普通の人たちが読める様にイタリア語で著書を綴ったように、一部の特権的な人たちに向けて発するのではなく、ごく普通の人たちを対象にしたい。
さて、同じアルコール量の摂取ということでありば、お酒の中でも蒸留酒は「体によい」というのがわたしの人体実験上の結果です。
それを簡単に目でみることができる実験が簡単にできます。
蒸留酒はお酒の中でもピュアでカスが出ない、わけですから、身体が無理することが少ないのです。
その蒸留酒のピュアさを目でみる、という実験です。
実験そのものは簡単ですが、それをいかに魅力的に投げ出すか、というところがうちの研究所の他に負けない技です。
同じ小麦粉とバターとレーズンでも、できあがったパンはかなり違いますよね。
そういうことです。
実験を端折って書くとこうです。
泡盛・蒸留酒がもしも、本当に蒸留したものだけで製造されているなら、そのままほぼ全部とんでいってくれるわけです。
しかし例えば、こんな風に焦げた模様がついたとしたらどうでしょう?
そんなことを、わかりやすく、簡単な実験で、それぞれの液体の違いがわかる。
しかもこれを学べば、たとえば「香水」はどうか?
「お酢」はどうか?
など、いろいろなものを実験して確かめてみたくなるような、知的好奇心をたっぷりと湧き立たせるもの、そういうものを伝えていけたらと思っています。
いかがでしょうか?