確かにいろいろな問題はあるとはいえ、社会は明らかに進歩・成長している。
生命や財産、人権を脅かされる脅威は時代を遡る程大きい。
「昔が良かった」とよく口にする人達がいるけれど、デロリアンがあったらぜひ行ってほしい。
今でいえば「大した事はないケガ」をしてどれだけたくさんの人達が命を落としていた事か…
生まれ来る赤ん坊達の生存率が今と比較にならない程低かった事か…
「それはそうだが、人々は優しくてみんな支え合って生きていたはずだ」と思う人達もいるかもしれない。
そういう方はぜひ私の「近頃の若いもん」という授業プランを入手して頂きたい。
まだ研究所に在庫があったと思う。
昔はよかったはずだと思いたい気持は分かるが、統計はそう言っていない。
あ、デロリアンっていうのは名作「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のタイムマシンのことです。
さて、社会が進歩しているから、悩みは減って来たかというと、そうではない。
「もっとこうなりたい」
「あの時はああすればよかった」
「これからどの様にしていけばよいのだろう」
そんな風に悩みの数は増えていく。
実は、それが人間の素晴らしいところで、それがあるから進歩がやまないのです。
ちょうど科学が進歩するにつれ,人間には解決したい課題がどんどん増えてきた事と同じように…
人間は悩みを解決したいものだからもがく。
わたしの元に支援を求める方もいる。
私もできるかぎり時間を調整して、カウンセリングさせて頂いています。
タイトルに戻ります。
社会は進歩し、悩みは減ったか?
減りません。むしろ増えた。
しかしそれは世の中が悪くなってきたのではないのです。
解決のすべはきっとある。
シメタの方向はきっとみつかる。
くじけないでいきましょう。