子ども達と〈天体のうごき〉をたのしく学ぶ教材があります。仮説実験授業「月と太陽と地球」です。
月、太陽、地球の動きを生き生きと学んで、月の満ち欠けや月食や日食というダイナミックな天文の事象についても、頭の中のイメージと実際の天体の動きと重ね合わせて確かめることができる秀作です。
仮説社で入手することができます。https://www.kasetu.co.jp/products/detail.php?product_id=818
合格SV(スーパーバイズ)を受けている先生は、理科が苦手だった人たちがたくさんいたのですけど、かなりその力が高まってきました。しかし、天体の動きがうまくイメージできない人もいます。
スーパーバイズでは、ピンポン球を使ってイメージしてもらいました。
ここには月と太陽と地球が描かれています。わたしが持っているのはピンポン球で表した〈月〉です。
この方法も、授業書〈月と太陽と地球〉に出てきます。ぜひいつかこの仮説実験授業そのものをを受けてもらいたいと思っています。
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ところで私たち人間が、太陽や月や地球の動きを科学的に明らかにできる様になったのはいつ頃のことだと思いますか。
今から100年くらい前のことでしょうか。
日本で言えば江戸時代が始まった頃、400年くらい前のことでしょうか。
それとも1000年くらい前のことか、いやいや、もっとずっと前のことでしょうか。
みなさんはどう思いますか?
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予想してからね
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月の動き・位置によってカレンダーを作ったのが1万年以上前のことなので、私たちが月の動きを日常生活に利用したのは、それくらい前からです。
カレンダーだけでは、それぞれの位置関係や動きまで確定したとはいえませんから、さらにはっきりした証拠を探す必要があります。
今から100年前に古代ギリシャのある発明品が海底から発見されました。
近くの島の名前にちなんで〈アンティキティラ島の機械〉と呼ばれています。
この機械は30以上の歯車を組み合わせて、太陽や月だけでなく金星や火星といった〈惑星〉の動きも予測することができました。天文学という視点で見ても非常に正確だと言われています。
このアンティキキュラ島の機械はいつ頃作られたのか、それもはっきりわかっています。
起源前150~100年、つまり今から2000年以上前に作られたものです。
つまり〈最低でも2000年以上前に惑星を含めた天体の動きや位置関係を予測することができた〉ということです。
人類おそるべし、そう感じる人もいると思います。
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