某月某日。
卒業していく六年生の親子向けの科学の授業をしてきました。
200名近くの方達が、とても盛り上がってくれました。
「ガリレオが、嘘をついて死刑から免れて、本質的な挑戦に入った」という話の時には、子ども達も保護者の方達も水をうった様にシーンとなっていました。
こういう日々はやめられません。
明後日はまた島に渡ります。

「たのしい教育研究所」という実験結果.
個人的には教師を辞めて夢の様な日々を送っています。
今日も若い先生たちと思い切り学び会いました。
私よりも寒がりがいて笑ったり、メルマガに書いた「図形で掛け算」の練習をしたり・・・
たのしい一日でした。
そんな日々ですから、
「もしも2年半前に教師を辞めていなかったらどうだったか」と考えるとぞっとしてしまいます。
けれどそれは個人的な思いにすぎません。
「たのしい教育研究所」という組織を作って活動してきた日々を、どう評価すればよいのでしょう?
もちろん、個人としての思いは重要ですけど、それは勝手な勘違いということもありますね。
授業や講演の依頼はどんどん増えてきていることも、大きなる手応えです。
問い合わせの数も設立当初から考えるとかなりの増加です。
が、それ以外に確認する方法はないでしょうか?
以前、検索順位をチェックしてくれるサイトがあるという話をしました。
久しぶりに、信頼できる検索順位サイトでしらべてみました。
「たのしいこと」を書いているサイトはたくさんあります。
「たのしい日曜園芸」とか「たのしい囲碁」とか「たのしい生活」とか・・・
では「たのしい」と打つと、うちの教育研究所は世界中で何番目に出てくるのでしょう?
1000番目?
100番目?
もう一つ、若い先生たちに特訓している「沖縄県の教員採用試験」についてはどうでしょう。
結果はこうです。
「たのしい」と打つだけで、7番目にこのサイトが出てきます。
「教員採用試験 沖縄」と打つと9番目です。
大手予備校に勝ってしまっています。
いつの間にこんなに順位が上がったのかと驚きます。
併せて「人気サイトとは一体一日にどのくらいの人が見るサイトなのか」についても調べてみました。
もちろん一日7000人とか、場合によっては10000人とかが開くとてつもないサイトもあるのですけど、それは異質。
「上位1000」のサイトをみると、「一日平均100人が見ている」という結果がでていました。
とすると、うちのサイトも今年度後期はそれに迫る数です。
日本のサイトの中で人気サイトの一つに名乗りをあげることができるかもしれません。
「たのしい教育研究所」
教師仲間で作ったこの組織が、着実に進歩していることを感じる今日この頃です。
このサイトを見てくださっている皆さんのおかげです。
感謝しています。
いっきゅう
商店街のイベントに参加します
沖縄市の商店街のイベントに協力して欲しいというお話がきました。
「ひなまつりイベント」です。
4ヶ月後だというのでスケジュール調整が可能です。
「協力させていただきます」と返事をしたらとても喜んでもらえました。
盛り上げなくてはいけません。
さっそく教材開発。
桃の節句ですから、「ももいろ」教材を作り始めています。
研究所には「くるりん」という、空気の存在を確かめながらたのしむおもちゃがあります。
どの学校でもとても喜んでもらえます。
空中をクルクル回りながら漂います。
これをスタッフが桃色に染めてくれました。
落とすととてもきれいです。
4ヶ月先ですけど、もう教材ができてしまいました。
名前は…「ももりん」ですかね?
もっといろいろ開発しようと思います。
三日後は付属小学校に呼ばれています。
そこでやろうかな・・・
研究所設立2年!「15年分の授業ができました」
安定した教師という職を50歳を区切りに辞め、フリーのたのしい教育実践家となったのが2年前のこと。
「いつか、年に1000人の 方たちへ授業できる様な組織になりたい」と考えて全力で疾走してきました。
2年経ち、その活動の結果を振り返ってみると 約1万5000人の方たちへの授業・講演・講座等を実施する事ができました。
これはスタートの時の予測の15数年分になりまです。
たくさんの人たちに授業 できたからすばらしい、ということはありません。
学ぶ苦しさや煩わしさを与えるということもあるからです。
ですから「参加者の評価」がとても大切な実験結果です。
うれしい事に、参加者の満足度(たのしさ度・理解度)は95%を超えています。
これは「たのしい教育で子どもも大人も元気に賢く」というこの活動 を応援してくださる皆さんがいてくれるお陰です。
これからも全力投球でたのしい活動を推進して参ります。
教育というのは地味な活動ですが、長い目を見据え た本質的な活動です。
いろいろな処で、私たちを応援してくださる人が増えていくことを願っています。
応援にはいろいろな方法がありますが、「たのしい教育 研究所の授業を私たちのところでも受けたい」と周りに発信してくれる、それがとても大きな応援です。
これからもよろしくおねがいいたします。
たのしい教育研究所 代表 喜友名 一 気持ちよい秋の日に

