朝のたのしいミーティング!

ハカセが朝研究所に来るなり
「みんな、マックがすごいことになっている…久しぶりに今日はマックでミーティングしよう」
と言い出し
「よっしゃあ」
と四人でホワイトボードを抱えてマクドナルドへ。
夏休みなのに、ふだんの時よりお客がいないというのです。

でかけてみるとホントにそうでした…
中国産チキンの影響でしょうか。
スクリーンショット 2014-08-06 10.35.06ハカセは「こういう時こそぜひ挽回して<健康志向のマクドナルドに生まれ変わります>ってキャッチフレーズでがんばると、これゃあもりあがるぞぉ…私を顧問にやとわんかね」と語っていました。

ちなみにハカセはなぜか、牛丼の吉野家が危機の時や、レバ刺しが問題になった時とか、食品産業でいろいろ問題になる事があるのですけど、その都度に応援ツアーとか組むそうです。

ハカセがボードに書き込んだ今日の言葉は「たのしさの工夫はたのしい」です。

スクリーンショット 2014-08-06 10.35.21

30分のたのしい充実したミーティングを終えて、ハカセが
「最近、子どもにはできない実験シリーズ、ってのやっててさぁ…(^^」
と、二つのハンバーガーを組み合わせて新メニューを作っていました。

名付けて「フィッシュ・ソーセージバーガー」
たしかに子どもがやったら叱られる…
その名の通り、フィッシュバーガーとソーセージマフィンを組み合わせたものです。

スクリーンショット 2014-08-06 10.35.41「どうよ」と嬉しそうに感想を聞いてきてのですけど、上のパンケーキが全体を支配してしまい、ノーグッドでした(・_・;

M 記

新教材「パズりん」販売開始!

三つの図形を組み合わせて、長方形、正方形、台形、並行四辺形など、いろいろな形をつくるパズルゲーム「パズりん」が完成しました。

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パズりん1

 たのCafeで仲間が紹介してくれたゲームです…実際に講座などでやってみると、大好評でした。
受講者の方達から「売って頂けませんか」という話がいくつも来たので、「もの工房」の皆さんに頼んで商品化してもらいました。
左の黄色いカードがA4ですから、けっこう大きなボードです。
グループで遊んだり、一人で遊んだり、授業の時に利用したり…いろいろできます。
遊び方の解説も入っていて発売記念価格(四ヶ月以内)500円(送料込み)です。
20セット作りました…欲しい方はメールに、お名前、住所、電話番号、注目数を書いてお申込みください。
tanokyou★gmail.com で受け付けています。(★を@に変更してください)

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絵本の紹介「マッチ箱日記」

琉太郎さんが「朝の連続小説」について書いてくれたからでしょう。
ずいぶん久しぶりに本を手にしました。
たのしい教育研究所を設立してからというもの、ほとんど「趣味としての読書」を制限していたというか、物理的にできなくなっていたので、「ずいぶん久しぶり」というのは誇張ではありません。
それまでず〜っと本を手放せない活字中毒だったのにね。

今日は県庁で仕事があって、終わってから本屋さんにいきました。
いつもの様に、授業に関係する本のコーナーに向かっていると、「マッチ箱日記」というタイトルが目に飛び込んできました。
「え、マッチ箱に書かなくても他に書き込めるものは他にあるのになぁ」
とか考えつつ行き過ぎたのですけど、はじめに書いたように、琉太郎さんの文章に触発されていたのでしょう、自然と身体が子どもの本のコーナーに後ずさり(^^
azimuth:0.000000||elevation:0.000000||horizon:0.000000 スクリーンショット 2014-08-04 21.58.08絵もとてもいい感じ。
手に取って開き、マッチ箱が日記になっている秘密を知って、涙を浮かべてしまいました。
映画も小説も「泣きものジャンル」は避ける私ですけど、この絵本の涙はイヤな味の涙ではありません。

どのページの絵もとても味わいがあって、それぞれのページを額に入れて張っておきたいくらいです。

解説など読んでいませんけど、実話でないと書けない話です。
実現するかどうかは怪しいのですけど、きっと、誰かが映画化を探っていると思います。

そう、主人公のおじいちゃんはイタリアからの移民です。
映画の名作中の名作、ゴッドファザーを思い出します。
この上の絵にあるような大きな部屋をもっているくらいですから、もしかすると、その系だったりして(^^

久しぶりに心からおすすめ致します。
「課題図書」とついていますけど、ご心配なく、課題図書といっても教育的意図が強い作品ばかりではありません。

最近は、盟友いらはさんに「欲しい人がすぐ注文できる状態が親切というものなんだ」と言われて、注文できるものはそのような設定にしてあります。
下のサイトで注文できます。
研究所に顔を出せる人は、わたしの部屋においてありますから、声をかけてください。
お貸しします。
マッチ箱日記

「朝の連続小説」はシンプルで効果的なたのしい読書指導

前回、一冊の教育雑誌『たのしい授業』創刊0号(1983年 仮説社)
との出会いを書きました。
その記事の中に「朝の連続小説」という実践がありました。
朝の連続テレビドラマではありませんよ。

         (編集部 画像添付と補注)たのしい授業 創刊0号の目次 ※クリックで開きます
          「朝の連続小説」は左下に小さく出ていますスクリーンショット 2014-08-04 7.27.05
どのクラスにも本を読むことが苦手で読書が嫌いな、
先生の読書指導がうまくいかない児童生徒がいますよね。

この方法は、初任者の先生でも児童生徒の両親でもできる方法です。
この方法は、とてもシンプルで子どもたちを読書好きにすることができます。

その「朝の連続小説」とは、読み聞かせなんですね。
教師が毎朝、5~8分程度本を読んで聞かせるのです。

雑誌の中で紹介されていた実践には『窓際のトットちゃん』を
新学期スタートから読んだとありましたので、
私も本屋さんにその本を買いに行きました。

担任になり、すぐに実践しました。
読み進めるうちに、子どもたちは集中していていきます。
その時間は、充実していて手応えを感じました。

読み聞かせは、自分で読むのが苦手な子でも集中して聞いてくれますね。
年度末の子どもたちの感想文には、「朝の連続小説」の評価がかなり高く、
「読書は嫌いだったけれど好きになりました」という感想文を読んだときには、
こみ上げてくるものがありました。

以後、学級担任になったときは、必ず実践する定番になりました。
一年間でかなりの本が読めます。単純に計算してみると、
年間の授業日数が200日としたら200×5分=1000分(約17時間)

読書好きにするには、読書の楽しさを体験させてあげることですね。
その方法として、オススメします。
もちろん、家庭では「夜の連続小説」ということで実践すると
子どもは喜ぶことでしょう。                (琉太郎:記)
(編集部 附記)琉太郎さんが連続で書いた「朝の連続小説」がまとめられて仮説社から出版されています。